新着記事
ムダなく、必要な保障を得るには?「最適な保険」の選び方
かしこい保険選びは、組み合わせ方次第!
生命保険に加入していれば、すべてが保障されるわけではありません。医療保険は入院や手術などに対する保障、がん保険はがんに特化した保障、死亡保険は高度障害や亡くなった場合のみ、介護保険は要介護状態になった時のみの保障です。このように各保険は、契約時に定めた内容だけを保障する仕組みです。そのため、死亡時の保障、病気への保障、介護への保障が必要であれば、「死亡保険」「医療保険」「介護保険」の3つすべてを組み合わせて備える必要があります。言い換えれば、かしこい保険の選び方とは、保険の「かしこい組み合わせ」を選ぶことです。では、その具体的な組み合わせについて解説していきましょう。
暴落は偶然じゃない!「ポジションの傾き」と株価急落の構造
熱狂から恐怖へ、歴史が繰り返す三大要因の共通点
株高の夏、投資家心理は強気に傾きました。同時に「近いうちに暴落が来るのでは」と不安を抱く方も多いのでは。市場急落は偶然ではなく、必ず背景にパターンや構造的要因があります。本記事では過去の事例や投資家心理、「ポジションの傾き」に注目し、暴落が起こりやすい条件と備え方を解説します。
40歳からでも間に合う、現実的な老後資金5,000万円の作り方
なぜ5,000万円も必要?
「老後資金5000万円」。この金額を聞いて、途方もない目標だと感じませんか? 特に40歳を迎え、まだ十分な準備ができていないと感じている方は、「毎月、家計を圧迫するような高額な投資をしないと無理なのでは?」「リスクの高い金融商品に手を出さなければ達成できないのだろうか?」といった不安が頭をよぎるかもしれません。しかし、適切な知識と計画、そして少しの工夫によって、40歳からでも十分に現実的な方法で、この目標を目指すことは可能です。なぜ今、これほどまとまった老後資金が必要といわれているのか、5000万円という目標金額に無理なく到達するための考え方や資産形成において本当に大切なことについてご紹介します。
ローソン、無印良品で15%還元! 8月後半の注目キャンペーンまとめ
マクドナルドのお得情報も
8月後半もキャンペーンが目白押しです。中でも使いやすく、お得度の高いものを厳選して紹介します。
売ることも大切な経験、秋のバザーで育てる子どもの“お金センス”
買う・売る・考えるが、いちばんの教材
秋になると、小学校や地域のイベントでバザーや出店のチラシを見かけることが増えてきます。買い物の経験は日常でもできますが、「売る側」を体験できるイベントは限られます。子どものお金教育は、「おこづかいを渡す」「貯金箱で貯める」だけにとどまりません。お金には、“買う”“売る”“考える”など、さまざまな視点があります。私は、金融教育を伝えるFPとしても子育て中の親としても、実際のやり取りを伴う体験こそが一番の学びだと感じています。中でもバザーは、家庭では再現しにくい「売る・買う」の両方を安全な環境で経験できる絶好の場です。金銭教育の入り口として活用する方法をお伝えします。
大幅上方修正で2日連続ストップ高! リカバリーウェアの「TENTIAL」はなぜ急騰したのか
買い場を考える
8月15日、TENTIAL(325A)が通期業績予想の大幅上方修正を発表し、株価は翌営業日(8月19日)から2日連続ストップ高を記録。一時は4,000円を割り込んでいた株価が、突如として急騰し、再び注目を集める展開となっています。ただ、私はこのタイミングであえて“買わない”という判断をしています。今回はその理由について、以前書いたテンシャル売却の背景も振り返りながら解説したいと思います。
金利上昇で住宅ローン返済額が300万円増も…借り換えをする前にやるべき3つのこと
今なぜ住宅ローン返済額が増えるのか?
政策金利の引き上げを受けて、変動金利型の基準金利が上昇しています。なかには金利が1%を超えたというご家庭もあり、「まさかこんなに上がるなんて…」と返済明細を見て青ざめた方もいらっしゃるのではないでしょうか。金利が上がれば、これからの返済額は確実に増えていきます。一日も早い対策が最良の選択に繋がります。この状況を「家計を整えるチャンス」ととらえ、未来を見通した選択に変えていきましょう。
マイホーム購入を検討する30代夫婦「7700万円借りられるけど、返済できるか不安…」FPの回答は?
「借りられる額」ではなく「返せる額」で選ぶ
マイホーム購入に当たり、まず気になる「購入予算」ですが、何を基準に判断するのが正解でしょうか? 年収を元にした目安額や、金融機関が提示する借入可能額などがありますが、「借りられる額」と、自分たちの生活を守れる「返せる額」は、必ずしも同じではありません。マイホーム購入に当たり、ファイナンシャルプランナーである筆者のもとに訪れたご相談者のケースを元に、マイホーム購入の予算を考える上でやっておくべきことについてみていきましょう。
「サンリオ」がプライム市場の売買代金トップに、なぜここまで伸びたのか?
人気IPの海外展開に注目
日米の主要株価指数が過去最高値を更新する場面がありました。米国の利下げへの期待感が広がったことや、関税交渉の進展により企業業績への影響が見通しやすくなったことが追い風となりました。その中で、連日売買代金上位を占めたのがサンリオ(8136)株でした。8月13日には、プライム市場トップの4605億円となりました。
がんと向き合う30歳未婚女性「限りあるお金をどう使えば幸せになれる?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳でがんになってしまった女性。ライフプランが大きく変わる中、お金の使い方に悩まれているようです。FPの黒田尚子氏がお答えします。
「投資をしなきゃ」は思い込み? 投資をしない資産形成戦略
自分らしくお金を増やすための、投資以外の選択肢
最近、NISAやiDeCoなどの認知が広まり、「資産形成といえば投資が当たり前」といった雰囲気が強まっています。そんな中で、投資をしていない自分に対して、「これで本当に大丈夫なのかな?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。確かに、投資は資産を増やす手段のひとつです。しかし、すべての人にとって最適とは限りません。資産形成には、投資以外にもさまざまな方法があり、ライフスタイルや考え方によって向き・不向きがあります。この記事では、「投資をしない」という選択肢にも焦点を当てながら、無理なく続けられる資産形成の方法について、FPが解説します。
元気なうちに考えておきたい、亡くなった後のこと
「まだ早いかも」くらいが始め時
「どうせ私はひとりだし、亡くなったら火葬して、どこかに灰を撒いてくれればいい」と軽く考えている方もいるのではないでしょうか。実際、私の知人にもそのように話す人がいます。しかし、現実には亡くなった後の手続きは、決して簡単なものではありません。例えば、火葬するだけでも「火葬許可証」が必要です。そのためには、故人が住民登録していた自治体に「死亡届」「死亡診断書」(または「死体検案書」)「火葬申請書」など、いくつもの書類を提出しなければなりません。散骨は、法律で禁止されているわけではありませんが、どこにでも撒けるわけではなく、地域によっては条例で禁止されている場所もあります。葬儀を行う場合には、葬儀会社の手配や僧侶の依頼など、多くの準備が必要です。葬儀が終わっても、公共料金や携帯電話の解約、医療費の未払い対応、遺品整理、相続手続きなど、さまざまな対応を誰かがしなければなりません。簡単に考えてしまいがちですが、死後の手続きは本当に大変です。亡くなった本人にとっては、関係のないことかもしれませんが、残された人たちにとっては大きな負担となります。だからこそ、生前に何が必要なのか、しっかりと考えておく
1億円資産も夢じゃない!戦略で目指す「いつの間にか富裕層」
新NISA時代の資産形成術――長期投資・節税・制度活用
日経平均株価が連日で過去最高値を更新し、資産を大きく増やした人も少なくありません。実は今、「いつの間にか富裕層」と呼ばれる人々が静かに増加中。その背景には株価上昇や長期投資制度の普及があります。本記事では、富裕層の定義や最新データ、そして誰でも実践できる資産形成の戦略を具体的に解説します。
知らないと損する!年金制度改革の5つのポイントをFPが解説
働き方も老後設計も変わる最新制度の全容
2025年5月16日、年金制度改革法が国会に提出され、6月13日に成立しました。少子高齢化の加速、働き方や家族の形が多様化し、従来の制度ではカバーしきれない課題が増えていたためです。この改正により、自分の働き方やライフスタイルを主体的に選択する力が、さらに求められるようになります。今回は、将来後悔しない選択ができるようになるために、2025年の年金制度改正のポイントを分かりやすく解説していきます。
相場が好調なときこそ要注意! 長期投資を挫折しやすい3つのタイミング
相場が回復したときの「やれやれ売り」に注意
2025年に入ってから、主に米国の関税政策の影響を受けて、相場にはさまざまな動きがありました。その中でも、S&P500指数は史上最高値を更新するなど、米国や世界全体の株式市場は右肩上がりの成長を続けています。個人投資家の方々にとっては、2024年からの新しいNISAのスタートによって、長期投資に取り組みやすい時代になったといえます。NISA口座数の推移をみると、2025年3月時点のNISA口座数は、2023年末と比べて500万口座以上増加しています(「NISA口座の利用状況に関する調査結果」(金融庁)より)。ただし、2024年以降、相場が急落する場面が2回ほどありました。実際に取り組んでみると、投資を続けることは意外と難しいと感じた方もいらっしゃると思います。長期投資では、世界経済が中長期的に成長を続けていくことを想定し、できるだけ長い時間をかけて世界全体に投資することで、リターンを得ることを目指せます。それでは、長期投資を成功させるには、どうすればよいのでしょうか。挫折しやすいタイミングを予め知っておくことが、重要なポイントです。「長期・積立・分散」の資産運用を自動化したサー
「日経平均10万円台」は本当に来るのか?「投資の解像度」を上げて考える
「インフレに強い資産」に投資する
筆者は仕事柄、「これから投資を始めたい」という初心者の方から、数十年も金融業界にいらっしゃる投資のプロまで、さまざまな方とお話しさせていただく機会がありますが、投資で成功を収めている人とそうでない人との差は「投資の解像度」の違いにあります。「投資の解像度」を上げるためには、「投資理論」「行動経済学」「地政学」「リスク管理」の4つの視点を学ぶ必要があります。その4つの視点を体系的に学び、鉄壁の投資術を身に付ける一冊として、8月29日に「投資の解像度を上げる 超インフレ時代のお金の教科書」をクロスメディア・パブリッシングから上梓します。今回は、「投資で本当にお金は増えるのか」「日経平均10万円台は本当に来るのか」、投資の解像度を上げて一緒に考えていきます。
すき家、吉野家…牛丼チェーンの双璧は上場来高値目前! どちらが優勢?
好調な理由は異なる
牛丼チェーンの双璧といえば、吉野家とゼンショー(すき家)。さぞやコメ価格の高騰で苦しんでいるかと思いきや、2025年8月12日時点で吉野家株は約3,417円、ゼンショー株は約9,201円と、ともに52週高値(吉野家3,435円/ゼンショー9,749円)に迫る水準にあります。一見すると「同じ業界だから同じように株価が上がっている」と思われがちですが、実は株価を押し上げている原動力は異なります。そこで、直近決算と事業構造から、その違いを深掘りします。
新規設定のアクティブファンドは買わないほうがいい、でも、それでは運用が成り立たない…解決法はあるのか
運用方針や運用哲学は何とでもいえる
アクティブファンドは新規設定のものを買ってはいけません。しかし、それでは運用資金が集まらず、アクティブファンドの新規設定が成り立たないというパラドックスに陥ります。それを解決する方法はあるのでしょうか。