新着記事
繰り上げ返済と教育費の確保、どちらを優先するべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、マネープランが立てられず悩んでいるという30代の共働き主婦。住宅ローンの繰り上げ返済と教育費のための貯蓄、どちらを優先させたらいいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。夫が72歳になるまで続く、住宅ローンの返済について悩んでいます。貯金ではなく返済に回した方がいいのか、これから教育費もかかってくるので現金で残した方がいいのか、マネープランが立てられず困っています。子どもが小さいうちにこそ車も欲しいのですが、いまの家計だと贅沢すぎるかなとも思い悩んでいます。妻は今年から育休復帰のため、しばらく時短が続きます。育休中は貯金がほとんどできませんでした。また年内に会社でマッチング拠出が始まり、夫婦で手取りが4万円ほど減る予定です。ボーナスは、GW、夏休み、年末年始にプラス2回程度の帰省、お年玉、父の日母の日、親戚の誕生日祝いなど交際費や、自宅の家電買い換えなどに使っています。残った分を貯蓄に回している状況です。子どもは中学までは公立、その後は状
中華チェーン「日高屋」が“餃子リニューアル”に並々ならぬ力を入れる理由
一口サイズで赤身肉メインに変更
日本中が消費増税で良くも悪くも大いに盛り上がった10月1日。中華料理店チェーン「日高屋」が看板メニューの一角をリニューアルして発売しました。老若男女、大好きな人が多い「餃子」です。9月30日の23時45分から24時には、先着100名限定で新・旧の餃子が無料で食べられる、「ゆく餃子・くる餃子カウントダウン」を東銀座店で実施。テレビ局の取材も入り、キー局のうち、取材に来なかったのはNHKとテレビ朝日だけだったそうです。日高屋が今このタイミングで並々ならぬ力を注ぐ、餃子のリニューアル。その理由はどこにあるのでしょうか。
12年ぶり高値更新、「REIT」に投資することの意味を考える
不動産株を買うのと何が違う?
東証REIT指数が約12年ぶりの高値を更新するなど、活況を呈しているREIT(不動産投資信託)市場。報道などで目にする機会も増え、関心を寄せている人も少なくないのではないでしょうか。かつて貴族が農地を貸して地代を得ていたように、不動産投資の歴史はとても長く、経済学者トマ・ピケティ氏の著書でも、資産を持つ者にとって、リターンを獲得する手段として重要だったことを示しています。そこで今回は、個人投資家でも小口で気軽に不動産投資ができる「REIT」について考えてみます。
Suicaの利便性がアップ、交通系ICカードの基本と進化した機能を解説
お得なきっぷもICカードで発券
キャッシュレスで改めて交通系ICカード(電子マネー)が注目されていますが、実はSuicaも進化しています。自動改札機の読み取り部分にタッチするだけで通過できる交通系ICカードの普及により、首都圏では1枚のICカードで電車・バス・モノレールなどの交通機関に乗車できるほか、飲食店や物販店、コンビニ、スーパー、量販店などの買い物にも使用できるようになりました。他社線が連絡する駅では乗換専用自動改札機にタッチするだけで、乗換駅までの運賃精算と次に利用する会社線の入場記録ができるなど、利便性も大幅にアップしています。今回は首都圏エリアで使用できる交通系ICカードの概要および便利な機能などについて紹介します。
せっかく一緒になれたのに…35歳女性「略奪婚」後に残ったお金問題
お金と男と女の人生ルポ vol.6
不倫の恋をした結果、彼が離婚。やっと結婚できたのに彼は養育費で四苦八苦、あげく休日も「子どもに会う」と出かけてしまう。大好きな人と愛し合って暮らしていけると思った「略奪婚」が意外なことに……というケースは少なくありません。
『サラリーマン金太郎』と『ナニワ金融道』から学ぶ営業テク
半年で5000冊の漫画を読んだ元楽天トップ営業マンが語る
はじめまして。一晩中漫画を読めるホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO」(東京都千代田区)を運営している御子柴雅慶です。新卒で楽天に入社し、ECコンサルタントとして広告営業を行っていました。 その頃、営業部500人中、広告営業成績が全国1位でした。無類のマンガ好きとして、マンガから学んだビジネススキルを紹介したいと思います。「ダメな営業」とは何でしょうか。営業では、商品の売り方次第で、人によって天と地ほど売り上げに差がつきます。営業という職種ほど、成果が数字化しやすいものはありません。楽天時代から今に至るまで、自分を含め、売れないダメな営業マンを見てきました。売れない営業マンの特徴は、以下にあると考えます。(1)マネタイズ(モノやサービスの対価を換金すること)が早い(2)取引の持ちかける内容が信用残高に見合っていない(3)アフターケアができない これら3つの特徴について、2つのマンガ作品の具体的なエピソードから学ぶべき、営業マンにとって必須のテクニックをご紹介します。
子どもが3人いたら、教育費は「毎月いくら」かかる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人の子どもを抱えるアラサー共働き夫婦。貯蓄が少なく退職金もありませんが、3人目への希望を捨てきれないといいます。FPの鈴木さや子氏がお答えします。 現在、年子の子供たちの育児に奮闘しつつ、フルタイム共働きです。夫は理解もあり、勤める会社も融通が利くので、育児に関しては私の割合が多いものの、2人で協力しながら時に両家両親の手を借りつつ毎日充実した日々を送っています。ただ、結婚して6年、独身時代から介護業界で働いていた私たち夫婦は懸命に働けど低収入だったために、結婚当初はお互い貯金はほとんどゼロからのスタートでした。それぞれ転職して、今では世帯収入が300万円アップしたものの、結婚式、車購入、立て続けの出産と、マイホーム購入で、今現在の貯蓄は多いとはいえません。現在の勤務先では、お互いに退職金がないため、その代わりとして貯蓄型生命保険に加入しています。60歳満期で夫婦合わせて2300万円程になる予定です。また、学資保険として15年満期460万円の
現金を持たずに海外旅行は可能? クレジットカードの「安全な使い方」
通貨選択とチップ払いに注意
クレジットカードや電子マネー、スマートフォンのQRコード決済など、キャッシュレス決済が日本国内でもじわじわと浸透してきています。10月1日の消費増税を機に、キャッシュレスのポイント還元がスタートし、最近になってキャッシュレス決済を使い始めたという方も多いのではないでしょうか。キャッシュレス決済についての話題が挙がるとき、よく「日本は遅れている」と表現されます。もちろん、国によって違いはあるのですが、欧米など先進国ではちょっとした買い物をする際にもカード払いが可能だったり、「現金お断り」という先鋭的なお店があったりすることもあります。特に、スウェーデンなど北欧ではキャッシュレス決済の浸透度が高く、レストランやカフェなどでは逆に現金が使えないというお店が多くなってきています。
転職すると収入が大幅ダウン、教育費の山場を乗り切れますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、転職を考えているという38歳の男性。しかし大幅な収入ダウンが見込まれるため、子ども3人の教育費と老後資金が足りるか心配だといいます。FPの高山一恵氏がお答えします。今の仕事が精神的に耐えられず転職を考えています。転職すると収入は大幅にダウンすると思われます。今までの貯蓄から子どもたちの進学費用を捻出した後、夫婦で老後生活を送るのには、どれくらいの収入が必要でしょうか。子どもたちは3人とも公立中学に進学し、希望があれば高校から私立も検討するつもりです。その際の高校から大学7年間の3人分の学費は最大で2700万円必要となると予想しています。私は現在単身赴任で、あと2年半は今の仕事でがんばるつもりですが、その後は自宅から通えて精神的ストレスが少ない職種を希望しております。子どもたちが独立した後、生活費は下がると考えております。長男が小学校に入学後は、妻も仕事を増やすことができるので、夫婦で手取り月35万円が実現できれば、子どもたちの進学など出費の山場
ほっと温まる「じゃがいものポタージュ」の作り方
シンプルなスープのレシピ
まだまだ暑さが残りますが、冷たいものばかりでなく、温かいものも欠かさず取り入れたいもの。常備菜の定番、じゃがいもと玉ねぎを使って、ほっこり優しいポタージュを。温かいスープは、やっぱりホッとするもの。暑くて暑くて仕方のない時には、冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけますよ。
タピオカブームは越冬できるか?「マツコの知らない世界」にも登場した「白いタピオカ」日本初上陸の勝算
東京・青山に1号店オープン
あまりの過熱ぶりに「ブームがそろそろ落ち着くのでは?」という見方も出ているタピオカドリンク。ですが、新規出店するブランドが後を絶ちません。10月11日にはMILKSHOP JAPANが、東京・青山に「白いタピオカ」が特徴の台湾発のドリンクブランド「Milksha(ミルクシャ)」を日本に初出店します。タピオカドリンクは氷を入れて飲む「コールドドリンク」の印象が強いですが、タピオカブームは気温の下がる秋冬シーズンを乗り切ることができるのでしょうか。
数字で示される「オレオレ詐欺で母親が狙われる理由」
なぜ、母親は"金づる"にされるのか
詐欺師「母さん?オレ。久しぶり。元気にしてた?」女性「あらカズ君?久しぶり。どうしたの」詐欺師「実は会社の金を使い込んじゃってさ…/事故を起こしちゃって示談金が必要なんだ…/女性を妊娠させてしまって…」というのが、典型的なオレオレ詐欺(各種シチュエーションがあります)。娘を名乗る「アタシアタシ詐欺」ではなく、息子を名乗る「オレオレ詐欺」が圧倒的に多く、被害者は父親ではなく母親。なぜこの母&息子パターンで、詐欺が行われてしまうのでしょうか。そこには、“金づる”としての「母親」に関するデータの裏づけがありました。
リフォーム会社選びで陥りがちな大きな誤解(前編)
数百万円の費用を有効に使うには?
数百万円というお金をかけて行うリフォームは、どこの会社に依頼するか頭を悩ませるもの。今回のテーマは「リフォーム会社選びの大きな誤解」です。リフォーム情報サイト「SUUMOリフォーム」の編集長を務めている筆者が今まで相談を受けた中で、「大きな誤解をしている」と感じたことが多々あります。前編では誤解しがちな部分とその答えを、後編ではリフォーム会社選びの際によくありがちな失敗とその回避法について、解説したいと思います。
AI革命を生き抜くためにビジネスマンが知っておくべき「3つの逆説」
田坂広志氏が考える、AI時代に必要なもの
5月27日、丸善丸の内本店セミナールームにて、多摩大学大学院の名誉教授である田坂広志氏の講演会が開催されました。新著、『能力を磨く ─ AI時代に活躍する人材「3つの能力」』の内容をもとにしたその講演のダイジェストをお届けします。
キャッシュレスはもう古い?「プライスレスなレストラン」が誕生した理由
お任せコース料理を後から値決め
消費増税に伴う負担軽減策としてポイント還元が導入されたことをきっかけに、日本でも普及の兆しが広がり始めた、キャッシュレス決済。各決済事業者が還元率の上乗せキャンペーンなどを実施し、利用者の囲い込みが激化しています。しかし、消費の最前線では、キャッシュレスの次を見据えた動きが出始めています。新たな「レス」の対象は「キャッシュ(現金)」ではなく、「プライス(価格)」です。いったい、どんな動きなのか。先駆けて導入を決めた、東京都内のレストランを取材しました。
子どもが小学3年生になったら、文房具の管理を任せてみよう
身の回りの管理が出来れば、お金の管理も出来る子になる!
ようやく夏休みが終わり、また学校生活が始まりましたね。休みの間、子どもと一緒にお金にまつわる経験や思い出はできましたか?家族旅行があれば、予算について話すこともお金の管理についての学びになりますし、その中で予想外の出費なんてあれば、その対応こそ生きた教育ですね。色々な夏休みのカタチがあったことでしょう。では、身近なところで、子どもの筆箱や道具箱などの中身はどうなっているでしょうか。宿題を終わらせるのに精一杯になり、手元の筆箱などの管理がおろそかになってはいませんか?ここでは、文房具の管理を通して、お金の管理についても学んでもらうというお話をさせていただきます。
対岸の火事では済まされない、米「レポ市場」で起きている異変
当局が10年ぶりに資金供給
米国で今、「レポ市場」における金利の上昇が話題となっています。レポ市場とは、主に国債を担保にして、短期の資金を貸し借りする市場です。1日当たりの取引高は数兆ドルと非常に大きく、参加者も多様で金融市場の根幹を成しています。レポ市場で異変が起きたのは、9月17日のこと。それまで2%程度で推移していたレポ金利が一時8%を超えて上昇し、米国の短期金融市場を統括するニューヨーク連銀は実に10年ぶりとなるレポ市場を対象にした資金供給を行いました。その後は急激な金利上昇こそ落ち着いたものの、レポ市場は不安定な動きをみせており、ニューヨーク連銀は連日の資金供給を続けています。レポ金利は、金融市場全体の短期金利の動向に大きく影響します。それだけに、日本人の投資家にとっても“対岸の火事”で済ませられる問題ではありません。足元の異変の根源を探ってみます。
青天井の教育費で家計は火の車、ボーナス補填でしのぐ日々
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、子ども2人の教育費に家計が圧迫されているという47歳の共働き主婦。教育費に月20万円以上かかり、月々の収入でまかなえずボーナスから補填する日々です。家計を立て直すことはできるのでしょうか? FPの當舎緑氏がお答えします。子どもの教育費に家計が圧迫されています。月々の収入ではまかなえず、ボーナスから補填しています。いまの家計内容を見直したく、ご相談させていただきました。受験が終われば少しは落ち着くだろうと思っておりますが、その後も学費が発生するので、そこまでラクになるとは思っていません。老後にも不安を感じています。住宅ローンは残り3年ほどで完済予定です。保険料は、負担が大きいので見直しをしましたが、夫の保険は60歳払い込みのため、このままの方がよいといわれております。化粧品は以前のものよりランクを落としたものに変えました。通信費は格安スマホなどを検討してみたのですが、実家の両親との家族割などもあるため、大手キャリアのままにしたいと考えています。水