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バリキャリ母が「新たな食のシェアサービス」を始めた理由
共働き世帯にじわり拡大
栄養士や調理師が自宅で数日分の作り置き料理を作ってくれる出張作り置きサービスが、働く世代を中心にじわじわと広がっています。この「シェアダイン」を仲間とともに起業した井出有希さんは、外資系の金融機関やコンサル会社で忙しく働くビジネスウーマンでした。バリバリのキャリアママは、なぜ畑違いにも思われる出張作り置きサービスを起業したのでしょうか。立ち上げに至った経緯と、今後の事業ビジョンについて聞きました。
G20明けの日経平均は急伸、勢いはしばらく続く?
“二重の期待”が相場の追い風に
7月最初の株式市場では、日経平均株価が前日比454円高と急伸しました。週末に開催されたG20大阪サミットで、これまで懸案とされてきた米中貿易協議に大きな進展が見られたためです。しかし、マーケットには相場の先行きを慎重に見る向きもあるようです。個人投資家は当面の間、株式市場とどのように向き合ったらよいのでしょうか。
会ったこともない人が相続人に?「おひとりさま相続」の行方
残されるペットはどうなるのか?
未婚、または子供を授からずに配偶者に先立たれたおひとりさまの場合、その人の財産を引き継ぐ権利は、1番が両親、2番が兄弟姉妹となります。ここまでは「想定内」という人も多いのではないでしょうか。若くして亡くなったおひとりさまの場合、両親が健在なら両親が相続人になります。その両親も亡くなっていた場合、祖父母が健在なら祖父母が相続人になることがあります。ただ、両親、祖父母ともに亡くなっていて、兄弟姉妹が相続人になる場合、その兄弟姉妹がすでに亡くなっていると、その子供、つまり甥や姪まで相続権が及ぶことになります。しかし、甥、姪が相続人になり得るというのは、あまり知られていないようです。
成城石井7月にワインや生ハムなどを値引き、「日欧EPA」で安くなるモノは?
還元率のもっとも高い、目玉商品は?
欧州産のワインやスパークリングワイン、オリーブ、生ハム、チーズ……。普段使いするには少し値が張ると思っていたこれらの商品が、今までよりも手の届きやすい価格に変更になっているようです。背景にあるのは、今年2月に発効された日欧EPA。関税の撤廃または引き下げによって、安く仕入れることができた分、小売り各社では顧客に還元する試みが行われています。
今こそ「有事の金」?ゴールドへの投資価値を考える
資産ポートフォリオに組み込むべき?
昔から、人々に宝飾品として好まれている金(ゴールド)。“腐る”ということがないので、価値の貯蔵としても利用されてきました。長らく通貨としても利用され、今でも世界の中央銀行が資産として保有しています。もちろん、資産運用として金に投資する投資家は多く、先物取引も整備されています。今回は、宝飾品としての金ではなく、投資先としての金の魅力について考えてみます。
ちょっぴりネガティブ「すみっコぐらし」が大人に刺さる理由
リラックマも生んだサンエックスの戦略
「ここがおちつくんです」がキャッチコピーのキャラクターシリーズ「すみっコぐらし 」。企業とのコラボレーショングッズを含めて店頭で見かけない日はなく、3月25日に発表された「日本キャラクター大賞2019」では、見事グランプリを受賞しました。7周年を迎えた今も安定した人気を見せています。すみっコぐらしはキャラクター商品全体の売り上げ累計は現在200億円。ライセンシー社数は、170社(2019年現在)となっています。すみっコぐらしはキャラクター開発とオリジナルデザインの文房具や雑貨の製造販売を手がける「サンエックス」のオリジナルキャラクター。「リラックマ」や「たれぱんだ」といった数々のヒットキャラクターを生み出してきた会社です。老若男女から愛されるキャラクターデザインはどのように行われたのでしょうか。さらにファンを飽きさせない商品企画の背景について、すみっコぐらしの生みの親であるデザイナーのよこみぞゆりさんと、キャラクター事業部の桐野朋子さんに話を聞きました。【画像7枚】「すみっコぐらし」の魅力がわかる!珠玉の画像一覧はこちら
産休で収入が減ったらどうなる?「夫婦別会計」をもうやめたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫婦共働きで妊娠中の33歳の女性。現在は夫婦別会計ですが、産休に入ると収入が減るため、今のうちに家計をひとつにして生活したいといいます。ただ、夫がなかなか首を縦に振りません。どうしたらいいのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。現在妊娠中で、今は夫婦別々に家計管理をしています。これから産休に入ると、今までのように生活費を出せませんし、復職しても保育園代もかさむと思うので、今のうちになんとか家計を合わせて暮らしたいと思っています。でも、夫がなかなか「うん」と言ってくれません。現在、夫は月10万円を家計に入れています。そのほか、給与から口座引き落としの家賃、水道光熱費、生命保険料を支払い、自分の小遣いを差し引いて残った額を貯蓄に回しています。私は収入すべてを家計に入れ、夫からの10万円を合わせて約28万円で毎月生活しています。子どもが生まれ、二人目、三人目と子どもが増えるとすると、私はしばらく働けませんから、私が働かなくても暮らしていける家計
仕事には役立った?92.2%の主婦が「もう一度学び直ししたい」
理由は「新たな仕事に就くため」が最多
学校を卒業し、働くようになってから、もっと学校で勉強しておけばよかったな、と後悔したことはありませんか?もう一度勉強をやり直そう!と思っても、簡単に会社を辞める訳にもいかず、そう簡単に踏ん切りがつけられるものではありません。文部科学省の資料によると、2015年に高等教育機関(4年制大学)に入学した25歳以上の人の比率は2.5%。OECD加盟国の平均値16.6%と比べると、極端に低い数値になっています。もう一度学び直したいと思った時、その学び先が必ずしも4年制大学とは限りませんが、相対的に見て、日本は他国より学び直しがしづらい環境にあるようです。しゅふJOB総研で、仕事と家庭の両立を希望する"働く主婦層"を対象に学び直しについて調査したところ、みなさん学び直しに対して高い意欲を持っていることがわかりました。
流しそうめんが光る?「そうめんビジネス」超絶進化の現状
生産量も底打ち
湿度が高くて蒸し暑い季節になりました。この時期に食べたくなるのが、夏の麺類の代名詞の1つでもある「そうめん」です。実は、そうめんの国内生産量はここ1~2年でじわり回復傾向にあります。その背景には、そうめんつゆに浸けて食べるという従来のものとは異なる楽しみ方の広がりがあるようなのです。最新のそうめんトレンドとはどんなものなのでしょうか。
『疑う力』が初登場、今売れているビジネス書ランキング
新時代に必要な力とは?
今回ランキング初登場となったのは、第8位の『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんがあえて教えなかったトンデモナイこの世のカラクリ』と、第10位の『疑う力』です。
保険ランキング本を10年監修するプロは“必要な保険”と“いらない保険”をどう考える?
もやもやしていた「お金の不安」がスッキリ!
保険はなんのために必要なのか? それは、もしものことが起こったときの備えです。人生には、不安や心配事がつきものです。保険は、そんな心配事や不安を安心に変える役割も持っています。といっても「子供の成績が悪いのが心配」というのは、保険では解決ができませんが……。保険とは、あくまでも経済的に困ったことに対処できるツールなのです。しかし、不安を解消するために、なんでも保険に入ればいいわけでもありません。「あれも心配」「これも心配」といって保険に入れば、いくらお金があっても足りません。すべての心配事に保険を使うのはナンセンスです。保険料の支払いが家計を圧迫してしまっては、本末転倒になります。そのうち「保険料が心配!」となってしまいますからね。では、人生の中のそういった心配事にうまく対応していくためにはどうしたらいいのでしょうか? そのためには、家計をリスクコントロールすることが必要になってきます。さっそく、賢い「家計のリスクコントール」の方法を説明していきましょう。
レアル久保建英、バルサとの契約条件の差に潜む商業的思惑
なぜ1億円近い年俸差が生じた?
スペインの名門サッカークラブ「レアル・マドリード」への移籍が決まった、日本代表ミッドフィルダーの久保建英選手。6月29日のFC東京vs横浜F・マリノス(味の素スタジアム)の試合終了後には、壮行セレモニーが行われます。久保選手といえば、レアルの長年のライバルチームである「FCバルセロナ」の下部組織出身。欧州に移籍する際はバルサに復帰するのが既定路線だと思われてきました。しかし、フタを開けてみると、移籍先に決まったのはライバルのレアル。世界中のバルサファンの間では、今も疑問の声が渦巻いています。今回の久保選手の決断の背景として、レアルとバルサが提示した入団後の処遇の差を指摘する向きもあります。なぜ、両クラブの提示した条件に大きな開きが生じたのでしょうか。
「トマトと玉ねぎのお浸し」と簡単活用術
初夏に食べたい旬レシピ
私が子供の頃、5月には親せきや近所の人が集まって田植えをしました。皆で休憩の時に食べるごはんがとっても美味しくて、風景と共に忘れられない思い出となっています。腰掛けたあぜ道の、足元を流れる小川の水は冷たくキラキラ透き通っていました。その水で野菜や飲み物を冷やすのですが、その時食べたトマトの甘くて美味しい味は、大人になった今でもキラキラと鮮明に心に生き続けています。露地栽培のトマトは夏に多く収穫されますが、実はトマトの味わいが最も良くなるのは初夏と秋。これは、本来トマトは高温多湿に向いていない為なのです。今では通年出回っているトマトですが、本当に美味しい時期にこそ味わって頂きたい。美味しい記憶は、食べた時の風景も一緒にその人の未来へと繋がって行くはずです。
超高級クレカ会員がタダで楽しむ高級クルーズの実態
大盤振る舞い企画の背景に迫る
クレジットカードの会員サービスと言えば、レストランの割引や旅行先での優待などが思い浮かびます。ところが、年会費が月数万円というハイクラスのクレカでは、驚くようなサービスが付帯している場合があります。その中の1つ、米国生まれの高級クレカ「ラグジュアリーカード」が、横浜発・上海着3泊4日のクルーズツアーに、会員200組を無料招待するという企画をブチ上げました。なぜこんな大盤振る舞いをするのか。カードに入会し、高級クルーズツアーに潜入してみました。
副業が大して金にならずに終わる3つの理由
小遣い稼ぎで終わるか、ビジネスとして続けられるかの分岐点はどこに?
働き方改革や「老人の長寿化にともなう年金不足」に関する報道もあり、副業奨励の風潮が本格的なものになってきました。「今だけでいいから数千~1・2万円程度の小遣いを稼ぎたい」と割り切るならともかく、「生活の足しにするため、継続的に稼げる柱を確立させたい」となると本腰を入れる必要があります。そこで、コピープランナーの傍ら、作家や経営コンサルタントなどマルチに副業を展開している中山マコトさんの著書『副業で稼ぐ! と決めたら読む本』(以下、本書)の内容を交えつつ、「副業が大して金にならずに終わる3つの原因」を見てみましょう。
出産退職と働き続けた場合の差は2億円。女性の生涯所得の課題はどこに
先進国で未だM字を描くのは日本と韓国のみ
日本では依然として労働条件の良い企業ほど新卒一括採用で終身雇用の傾向が強いため、出産などで退職してブランクができてしまうと、正社員などの好条件では復職しにくくなります。正社員と契約社員やパートでは当然ながら収入に差が出ますが、生涯所得で見ると、実際にどれくらいの差になるのでしょうか。女性のM字カーブと生涯所得の現状について見ていきましょう。
ITとリアルの融合!上海の便利すぎるスマホライフ
数年先の日本の風景となるか
日本より格段にキャッシュレス化が進み、モバイルを使った新たなサービスが浸透している中国。テクノロジーのおかげで、ここ数年で生活は様変わりしたといいます。報道などでよく目にするものの、実際はどこまで生活に浸透しているのでしょうか。上海でモバイルライフを体験してみました。
日本株はこの先、米国株主導の“ツレ高”が期待できるか
ダウ指数は年初来高値を更新
米国の代表的な株価指数であるダウ・ジョーンズ工業株価平均(以下、ダウ指数)は2018年の10月頃に下落し、11月頃は小康状態、そして12月頃に再度下落しました。約1ヵ月下落、約1ヵ月の小康状態、そして再度、約1ヵ月下落という流れです。これを見ると、2019年も5月の下落から1ヵ月をおいて、7月にまた下落に陥ることがあるのかが少し心配になります。折しも6月末にはG20サミットという大きな行事が控えていることも、7月相場への懸念をもたらすかもしれません。そこで今回の記事では、昨年後半の下落をもたらした要因・理由と私が考えるものを列挙し、現在の環境との比較を行いたいと考えます。