新着記事
20代女性「ボーナスでの赤字補填をやめて、将来に備えたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はたけやきみこ氏がお答えします。毎月の給与では年間のイベント費(海外旅行30万、国内旅行10万×3回、キャンプ10万、祝い金15万など)を補うことができず、ボーナスで赤字補填しています。現在、会社から家賃補助があり、食事も自炊をこころがけ、住居費、光熱費、食費、日用雑貨、娯楽費で、生活費は月6万円に収まるように努めています。資産運用や個人年金などは若いうちから始めた方がいいと思い、去年から投資信託を月3万円で始め、老後に備えて個人年金保険に月0.9万円を支払っています(iDeCoは適用条件に含まれないためできません)。また、奨学金を月1.2万円返済(無利子)。結婚する時に借金はない方がいいと考え、一括返済できるよう200万円を定期預金に預けていますが、結婚前に完済できれば、この200万円はそのまま結婚式の資金や新婚生活の資金にあてる予定です。ボーナスで赤字補填するのは良くないと思いつつも、投資信託や個人年金などの途中解約は考えていません。ただ、ライフプラン
債券に投資することはなぜ「リスクが低い」のか?
債券投資を例に「リスク」について考える
「投資はリスクを伴う」とは、聞いたことぐらいあるという人が多いでしょう。投資をすれば、時として損することもある、というわけですね。そう、投資に「絶対」はあり得ません。将来何が起こるか分からないからです。今回も前回記事:身の回りの生活から運用まで…「リスク」っていったい何だろう?に引き続き、「リスク」について考えます。
“大塚家具ウォッチャー”が語る「父娘の犯した4つのミス」
父親なら会社を救えたのか
大塚家具は12月3日、11月の店舗売上高が前年同月に比べて4.1%増だったと公表しました。10月も同7.7%増だったので、2ヵ月連続の前年超えです。9月まで前年同月の売上高を14ヵ月連続で下回っていたので、減収基調にようやく歯止めがかけられたようにも思われます。しかし、10月と11月の増収は、最大8割引きの「在庫一掃セール」が大きく貢献したもの。まだ窮地を脱したと判断できそうにありません。12月6日には、創業の地である埼玉県春日部市の土地を売却したことを発表しています。実は同社の決算短信には、2018年1~6月期決算から「継続企業の前提に関する疑義」の注記が付けられています。将来にわたって事業を継続していけるか、重要な疑義を生じさせる事象が存在することを、投資家に注意喚起するものです。業績が赤字続きであることに加え、株主への配当金の大判振る舞いを続けたため、バランスシート(貸借対照表)にたくさんあった現金は、あっという間に減少しました。何が間違っていたのでしょうか。
中国株の巻き返しが始まった?チャートで探る米中株価
両国の指数比較にアノマリー
2018年の主要国株価パフォーマンスを見てみると、米国株はトップレベル、中国株は最下位クラスとなりました。米中貿易戦争の行方が依然として不透明な中、中国株の低迷はいつまで続くのでしょうか。過去の米中株価チャートを見てみると、意外な結果が見えてきました。
平均年収・最新版で判明、「女性が男性より優位な4職種」
背景にあった“2つの理由”
毎年恒例となっているパーソルキャリアがまとめた「平均年収ランキング」。転職サービス「doda(デューダ)」のエージェントサービスに2017年9月~2018年8月の1年間に登録した約36万人のデータを元に、正社員として働く20~65歳の平均年収をまとめたものです。今年はいったい、どんな結果となったのでしょうか。その理由とともに、労働市場の現状を掘り下げてみます。
オプジーボによるがん治療とは?後悔しないためにやったこと
がん治療で高めるべき「患者力」
2018年3月に最愛の妻である山下弘子さんを25歳で亡くされた、夫・前田朋己さん( 前編記事 )。出会った時にはすでにがんになっていた弘子さんと、5年間一緒に過ごした前田さんは、その日々を振り返りながら、がんと共生するためには「患者力」という能力が大切だったと語ります。また、19歳でがんを発病した弘子さんは、6年にわたるがんとの共生において、本庶佑氏のノーベル生理学・医学賞受賞で注目を浴びたがん治療薬・オプジーボを使った治療も受けています。オプジーボを使った治療自体は、患者によって効果や副作用の有無がありますが、ひとつの事例として、弘子さんのオプジーボ治療のお話もうかがいました。
中学受験で"大学付属校人気"のトレンドが続いているワケとは?
数字から読み解く中学受験:連載第三回
中学受験に関する数字を森上教育研究所の高橋真実さん(タカさん)と森上展安さん(モリさん)に解説いただく本連載。いよいよ中学受験本番に向けて2カ月を切りました。小学6年生のお子さんがいる家庭では、志望校の最終決定も佳境を迎え、塾の面談や家族会議に追われているかもしれません。今回は「志望校に大学付属校を選ぶのはどうなの?」というお話です。今回の中学受験に関する数字…30~69%または70%以上
フリマアプリ入門!家の不用品処分でプチ小遣い稼ぎ
フリマアプリ活用術(基本編)
衣替えの時期や年末の大掃除で不要になった服や日用品。「捨てる」前に、今人気のフリマアプリを活用してお小遣いに換えてみませんか?リサイクルショップやフリーマーケットで売るのもおすすめですが、スマートフォンを利用したフリマアプリなら隙間時間を見つけて手軽に出品でき、自分が決めた価格で販売できるのが魅力です。どんどん出品して売れたら、家の中もすっきりと片付いていいこと尽くし。10月24日に行われたフリマアプリ「ラクマ」のイベントでアドバイザーの川崎さちえさんに初心者でもできるフリマアプリの活用術を教えていただきました。
「預金8万円」と「ファーストクラス」から学んだお金の価値観
お金は自由になるための手段だ
あなたにとってお金とはどんな存在でしょうか。家計簿アプリを使っている方なら、普段からお金をどんなふうに使い、またこれからどんなふうに使っていきたいか、考えることが多いのではないでしょうか。私は大学を卒業してから約20年間、一貫してお金に関わる仕事をしてきました。新卒で入った財務省では金融や財政政策に関わり、その後コンサルティングファームのマッキンゼーでは日米の金融機関をサポートしました。今は全自動の資産運用サービス「ウェルスナビ」で起業し、CEO(最高経営責任者)を務めています。仕事では時に数兆円単位のお金を扱いましたが、プライベートではお金があったりなかったり、ジェットコースターのように変わる環境に身を置きました。仕事がなかった時期は、貯金が 8 万円まで落ち込み、野菜の値段が数十円上がるだけで体が反応するような生活を送りました。一方で、マッキンゼーのニューヨーク時代にはファーストクラスでの出張が当たり前という華やかな暮らしを経験しました。数十円の差に悩む生活と、10ドル(約1,000円)以下のお金は考えずに使う生活の両方を経験したことで、私はお金の存在意義と真剣に向き合うようになり
30歳男性、体調を崩して抱えた借金の返済に追われ破産寸前
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。新卒から勤めていた会社で体調を崩して退職をし、今は派遣社員として働いています。仕事が見つかるまでの間の生活費がかさみ借金が増えてしまいました。パートナーと同棲をしているので、なんとか生活ができていますが、これからどのように返済していけば良いでしょうか。まずは家計の見直しが必要ですか。〈相談者プロフィール〉・男性、30歳、未婚(同棲相手:31歳・会社員)・職業:会社員・手取り世帯月収:25万円・手取り年間ボーナス:なし・預貯金:なし【支出の内訳(28万円)】・住居費:4.5万円(賃貸、同棲相手と折半)・通信費:1.2万円(スマホ・自宅回線)・食費:7万円(たばこ代・外食代含む)・水道光熱費:1万円・日用品:0.5万円・趣味・娯楽:0.2万円(本や雑誌)・衣服・美容:0.5万円・健康・医療:0.8万円(ジム)・交通費:2万円 ・交際費:0.3万円(職場での飲み会など)・借
シーズン真っ只中、職場が円滑になる「忘年会」の回し方
宴会を制する者がビジネスも制す?
次第に寒さが増し、街並みにも年の瀬を感じられるようになりました。「(平成最後の)年末感謝セール」などの広告を目にする機会も増えるこの時期、忘年会を開催する会社や組織も多いのではないでしょうか。宴席は業務時間とは異なり、お互いの距離を縮めたり、普段接点の少ない人との交流を深めたりできる貴重な機会です。一方、苦手なタイプの人と席が一緒になると仕事以上に気を遣うことになったり、大人数の宴会では盛り上がっているグループと静かなグループに分かれていたりするのを目にすることがあります。そこで、「平成最後の忘年会」をみんなで楽しく過ごせるように、忘年会をテーマに行動科学を使ったコミュニケーション手法を紹介します。
2018年の株価上昇率ベスト&ワースト銘柄は?
ランキングから来年の投資戦略を考える
株式市場は10月以降大きく下落していましたが、11月中旬以降は戻り基調となりました。今のマーケットの主題となっている米中間の貿易紛争は、12月1日にアルゼンチンで行われた米中首脳会談において、2019年に予定していた新たな制裁関税を90日間猶予することで米中が合意したため、米中紛争は一時”休戦”となりました。これにより、摩擦激化による景気下押し圧力を警戒していた株式市場は、ひとまず安心感を取り戻しましたが、その後トランプ大統領が「私はタリフマン(関税の男)だ」とツイートしたことなどもあり、再び不安定な値動きとなっています。このように、トランプ政権の経済政策に大きく振り回された2018年の株式市場も、残すところ3週間となりましたが、今年、個別銘柄の値動きはどのようなものだったのでしょうか。株価上昇率のランキングから振り返ってみましょう。
マイホームを購入した43歳男性、無計画な支出で月11万の赤字
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。先日住宅を購入し、これから住宅ローンの返済が始まるので、貯蓄をしっかりできる家計にしたいです。今まで家計簿はつけたことがなく、教育費や食費がかかるようになってからお金が全然貯まりません。まずは、毎月の家計を黒字にして、住宅ローンの繰上げ返済を積極的にできるようにしていきたいです。また、資産運用もこれから始めていきたいと思っており、つみたてNISAの開設を予定しています。商品選びや資産運用の考え方についてアドバイスをいただけますか。よろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・男性、43歳、既婚(妻:38歳、専業主婦)、子供2人(9歳・6歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:45万円・手取り年間ボーナス:120万円・預貯金:400万円・有価証券(持ち株会):100万円・確定拠出年金(DC):150万円【支出の内訳(55.8万円)】・住居費:14万円(住宅ローン残期間34年
手土産にも!成城石井のバイヤー厳選、ホームパーティーに使える5品
招く側も招かれる側も使えるアイテム
今年のクリスマスはどう過ごしますか?日本ホームパーティー協会が、昨年のクリスマスの過ごし方についてのアンケートを実施したところ、約半数以上の52%の人が「家族や友人や恋人とホームパーティー」と回答。続いて、「店などのパーティーに参加や外食」が36%、「何もしなかった」が12%という結果になりました。同協会代表でホームパーティ研究家の高橋ひでつうさんは、「家で楽しむホームパーティースタイルが、バブル崩壊後からリーマンショックを経て、地に足がついた形で回帰してきている」といいます。楽しみなはずのホームパーティーですが、ホストも招かれる側も頭を悩ませるのが、その準備。どんな料理を用意したらいいのか、何を差し入れしたら喜ばれるのか、悩む方も多いのではないでしょうか。テーブルを華やかにしてくれる惣菜、みんなでシェアできる小分けのスイーツ、手頃な価格でも高見えするワインなど、他の人と被らないアイテムを成城石井 商品部のバイヤーの方たちに教えてもらいました。
見え方がガラリと変わる?“横”からの銘柄分析術
分析は“縦”と“横”の組み合わせ
前回の筆者記事(11月8日付「投資成果に直結!簡単にできる企業決算分析術とは」)では、企業の業績を3ヶ月に分解する分析手法をご紹介しました。企業は決算短信で業績の累計値のみ発表するのでそれを3ヶ月に分解すると、累計値で見るのとは異なる実態が浮かび上がってくることがあるというものです。また、以前の記事では、株価と企業の業績は密接に関係し、長期的に業績が拡大していく銘柄は株価も長期的に上昇していくことをご紹介しました。これらのように、ある企業の過去の業績に着目しヒストリカルに分析していくことは言わば“縦”の分析です。本日はさらに分析精度を上げるために、視点を変えた“横”の分析についてご紹介します。
人材獲得にあの手この手、いま魅力的な外食企業はどこ?
生産性向上で魅力UP
近頃、マスメディアで「人手不足」や「時給アップ」という言葉をよく耳にします。またそれに合わせるように、「人件費増により業績悪化」というワードも聞かれるようになりました。特に、外食企業ではアルバイト比率が高いため、時給アップ=人件費増=外食企業の業績悪化、とみられているケースが多いのが現状です。では、本当に外食企業は軒並み業績悪化しているのでしょうか?
33歳主婦「保険料が家計を圧迫して、貯金ができません…」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。毎月の保険料が高く、家計を圧迫しています。実家に帰省したり、冠婚葬祭があったりすると、赤字になる月もあります。現在、私は妊娠中で年末に第2子が産まれるため、働きに出ていません。来年の4月からは上の子をプレ幼稚園に入れる予定ですが、幼稚園代をこの先払っていけるか不安です。貯金は、独身時代から貯めている私の貯金しかありません。結婚してからは貯められていない状態です。貯蓄ができるように家計を改善したいです。何から手をつけたらいいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、33歳、既婚(夫:35歳)、子ども1人(2歳)、2人目妊娠中・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:28万円・毎月の支出目安:25万円ほど・貯金:21万円・負債(住宅ローンなど): なし【支出の内訳】・家賃:9万円・食費:3万円・日用品:1万円・外食費:1万円・光熱費:1万8,000円・通信費・携帯代:1万2,000万円・お
「低所得・低学力の子どもは怠け者」のウソ
大学に行きたい子どもとそれを"望めない"親
NP0「キッズドア」は、生活困窮世帯を対象に親の年収差が招く教育格差の背景を調査。調査を受けて、渡辺由美子・キッズドア理事長は食料を買うのにも苦労する家庭が少なくないこと、低所得・低学力の家庭の子どもも関わり次第で中退が減ることなどを指摘しました。前編「大学生を見たことがない」子どもたち…日本が抱える貧困問題」引き続き、渡辺理事長にお話を伺います。