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日銀観測報道に飛び交う思惑、円安トレンドは終了か
米中貿易摩擦は“休戦”へ?
内外情勢に翻弄されるかたちで、ドル円相場が揺れています。7月に入り、米中の通商問題を巡る摩擦が激しさを増しています。一方国内でも、日銀が現状の政策を柔軟化し金融緩和策の持続可能性を高める方策の検討に入った、という一部報道がなされました。米中貿易摩擦問題に日銀の金融政策、ドル円相場の今後の展開はどうなるのでしょうか?
56歳で夫が失業、社会保険料の負担が家計を圧迫
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。夫が失業してしまいました。夫の失業中は失業手当で生活することになりますが、現在、社会保険料などが自己負担になっており、生活は厳しい状況です。夫の現役時の収入(額面35万円、手取り28万円ほど)よりも、手取りが10万円以上少なくなっています。夫はすぐにでも仕事を見つけたいと言いますが、年齢的にも厳しく、なかなか見つけることができません。私自身はパートで働いており、職場で相談したところ、勤務時間を長くしたり、正社員として登用することで、働き方を変えることができると言われました。もう50代なので老後が心配です。何かできることはあるでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、52歳、既婚(夫:56歳・失業中)、子ども2人は独立・職業:パート・手取りの世帯月収:27.6万円 夫:17.4万円(失業手当、残り230日ほど支給される見込み) 妻:10.2万円・預貯金額合計:420万円・夫の退職金:1,200万円(これから入る予定)【支出の内訳(
諭吉、ウラシロ、ジャイアンツ、紙幣の通称いろいろ
お金のことば31:紙幣の通称
米ドルの紙幣を「greenbacks」(グリーンバックス)と呼ぶことがあります。これはかつてドル紙幣の裏面が緑色で印刷されていた名残なのだそう。このように紙幣は通称で呼ばれる機会も多いわけです。そこで今回は「紙幣の通称」のいろいろについて紹介してみることにしましょう。なお今回紹介する通称は、日本円、米ドル、英ポンドの3通貨のみとします。
離婚する前に知っておきたい 保険の契約変更のこと
手続きから財産分与・公的制度まで
いまや3組に1組が離婚すると言われる時代。離婚の渦中では、養育費の取り決めや引っ越しなど新生活の準備などで忙しく、つい「保険の名義変更」など細かい手続きが抜けてしまうことがあります。保険の名義変更をしなかったために「子どもの学資保険の満期保険金を受け取ることができなかった……」ということがないように、離婚を決断したときにどのような点に注意し、手続きをする必要があるのか確認してみましょう。
不妊治療の当事者「相談できる人がいない」ことが一番つらい
出産後も不妊治療のことで悩みが続く
どこのクリニックにすればいいかは相談できても、治療がうまくいかず、落ち込みがちな時に精神面での支えになる相談相手がいない。それが、結局は不妊治療をする人たちの様々な悩みの根本にあると、不妊に悩む人のための支援団体・Fine理事長の松本亜樹子さんは言います。解決策はあるのでしょうか。前編の不妊治療のやめ時はいつなのか?深刻度増す「お金の問題」に引き続き、不妊治療と当事者の今現在の悩みについてお聞きします。
2件ある投資物件、築古と築浅どちらから返済すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。都内で2件ほどマンション投資をしているのですが、完済の順番で悩んでいます。返済期間は同じです。A: 築40年、負債残高1,000万円、金利2.75%、フルローンB: 築15年、負債残高1,400万円、金利2.275%、頭金450万円セオリーは高金利で残債額の少ない築40年の方から完済していくのがいいのでしょうが、築年数が気になり、本当にセオリー通りでいいのか迷っております。どうかアドバイスよろしくお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、既婚、子ども1人・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・手取りの世帯年収:1,000万円・毎月の支出目安:20万円
"1分"でその気にさせるプレゼン術?話題のビジネス書ランキング
3ヶ月連続で1位はアノ本
6月の第1位は『10年後の仕事図鑑』となりました。3か月連続での首位獲得です。
「30歳までに資産を増やしたい」初心者のための投資の手引き
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。実家暮らしのため、貯金が少し貯まってきました。投資を始めたいのですが、何から始めたらいいのかよくわかりません。とりあえず少しでも金利の高いネット銀行に口座を開設したり、不動産投資のセミナーに参加したりしています。30歳までに資産を増やしたいのですが、投資のコツがあれば教えていただけませんでしょうか。〈相談者プロフィール〉・男性、20代、未婚・職業:会社員・手取り月収:20万円・年間ボーナス:50万円×2回・預貯金:300万円【家計の内訳】・食費:5万円(外食含む)・交際費:4万円・通信費:2万円・生命保険:1万円(貯蓄型)・毎月の貯蓄:4万円(ボーナスはすべて貯蓄)・その他生活費:4万円
じゃがいもの種類に合わせた調理法でおいしさ倍増!
それぞれの品種にはどんな特性がある?
ホクホクの食感が特徴の「じゃがいも」。じゃがいもの品種によって適した調理法があるのはご存知でしょうか?それぞれの品種にあった調理法で、じゃがいも料理がもっとおいしくなる方法をご紹介します。
積立保険に月12万も職業柄やむなし?保険外交員の資産運用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。保険外交員という職業柄、漠然と将来のために毎月積立をしていますが、少しずつ積立商品を増やしていったら、月々でみるとかなりの額になってしまいました。この資産形成が、はたして今の自分に合っているのか、最近疑問に感じてきたので、よいアドバイスがあれば教えていただきたいです。現在の資産の内訳や、ざっくりとした生活費などは以下の通りです。・積立保険:(円建て)約7.5万円、(ドル建て)約3.5万円・年金保険:(円建て)約0.7万円・投資信託:10万円・財形貯蓄:5万円・仕送り:6万円・携帯代や交際費等:約20万円〈相談者プロフィール〉・男性、32歳、未婚・職業:会社員(保険外交員)・居住形態:実家暮らし・居住地:千葉県・手取りの世帯月収:平均80万円(ボーナス含む)・毎月の支出目安:50万円・総資産額:1,500万円
離婚が頭をよぎったら…ママのための資格と支援制度
お得な支援制度から社会保険まで
離婚が頭をよぎったとき、離婚後の生活とそのために必要な仕事と収入が気になるのではないでしょうか。特に子育て中のママの場合は、仕事にブランクがあるなど就職活動や今後のキャリアアップにも不安でいっぱい…。今回は子育て中のママが離婚する場合、特に気になる就職活動に必要な情報について、ポイントをまとめてご紹介します。
「夏が“特に”暑いと株価が高い」って本当?
8月の株価と暑さの関係に迫る
とても暑い夏です。「夏は暑いほうが景気や株価に良い」というのが、経済や株式市場の専門家の間で常識的な話とされています。今回は“夏が特に暑くなった時”に株価がどのように推移するか、お話をしましょう。
資産運用で差をつける「経済指標の先読み」マル秘テク
4~6月期GDP反転は予測可能
株式などで資産運用する人はもちろん、そうでない人も経済ファンダメンタルズの状態を把握し、先々を読む必要に迫られる場面は結構あると思います。大切なのは、ファンダメンタルズに基づくフェアバリューを把握することでしょう。実際の相場などの状況はさまざまな要因でフェアバリューから乖離しますが、座標軸をしっかり持つことができれば、流れに翻弄される可能性は小さくなります。GDP(国内総生産)統計のような重要指標は経済ファンダメンタルズのチェックに欠かせません。正確なGDP予測は先行きの座標軸になり、誰でも次のGDPは予測できます。
二極化が進む株式市場、「値上がり業種」はどれ?
米中貿易紛争で明暗クッキリ
米中間の貿易紛争が激化の様相を呈しています。当初は、ドナルド・トランプ大統領が交渉術の一環として、中国に対する制裁関税案を発表したと見る向きもありましたが、その後の貿易協議においても交渉がまとまることはなく、7月6日にはそれぞれ340億ドル相当の輸入品に対する追加関税を発動するに至りました。一方で、年初に2万3,073円73銭で取引を開始した日経平均株価は、このレポートを執筆している7月17日時点で2万2,697円36銭と1.6%の下落に留まっており、株式市場全体への影響は限定的となっています。しかしながら、実際にはもっと影響が出ている、と感じている個人投資家も多いのではないでしょうか。
国民年金基金に未加入の50代自営業、老後資金の不足が心配…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。50代で自営業をしています。現在、大学生の子どもがいるので毎月の収支は赤字になってしまうことが多いです。家計は妻に任せていますが、子どもが独立するまでの間、教育資金が賄えるのか、国民年金基金に加入していなかったので老後生活のための資産は大丈夫なのか、不安です。何か改善できることがあれば教えていただきたいです。〈相談者プロフィール〉・男性、58歳、既婚(妻:53歳、専業主婦)、子ども1人(大学1年生)・職業:自営業・世帯手取り月収:30万円(売上50万円、経費20万円)・預貯金:600万円・個人年金:65歳時点で300万円受け取り予定・親から1,000万円を相続予定(時期未定)【家計の内訳(32~33万円)】・食費:8万円(外食含む)・通信費:3万円(家族全員、固定回線含む) ・生命保険(夫):1.2万円(死亡保障500万円)・生命保険(妻):0.8万円(死亡保障200
もはや“蒲焼の日”?変化する「土用の丑の日」最前線
若者の“ウナギ離れ”も顕著に
ナマズ、ハモ、サンマ、サバ、豚バラ、豆腐――。これらの食材にある共通点、実はすべてウナギの代替品として蒲焼商品が流通している食材なのです。稚魚であるシラスウナギの激減により、価格高騰が続いているウナギ。近年は絶滅の危険性も指摘され、その消費自体に注目が集まる中、流通各社がその代替商品の普及に力をいれています。気になる代替商品の味は、どうなのでしょうか。そして、土用の丑の日は今後どうなっていくのでしょうか。
熱中症による死亡者数が増加。そのワケとは?
熱中症死亡の8割は高齢者。救急搬送の半数は65歳未満
連日の猛暑によって、熱中症による救急搬送が増えています。消防庁の統計によると、6月以降およそ1万8000人が搬送されました。7/9~7/15の1週間を見ると、およそ9900人が搬送され、そのうち12人が亡くなっています。かつては、日射病対策として主に屋外に出るときの注意を呼び掛けることが多かったのですが、屋内であっても体温調整機能が働かず、体内に熱が溜まることによってさまざまな症状がおきることから、最近では「日射病」より広い意味をもつ「熱中症」への対策を呼び掛けています。
サッカーに続け!「フランス産スタートアップ」が熱いワケ
赤いニワトリは金の卵を産むか
6月中旬から1ヵ月にわたって熱戦が繰り広げられたサッカーのFIFAワールドカップは、フランスがクロアチアとの欧州勢対決を制し、20年ぶりの優勝を遂げました。フランスのブリュノ・ル・メール財務相は決勝戦の4日前に地元のテレビ局「フランス2」で、「GDP(国内総生産)への影響がどの程度になるかはわからないが、経済成長にはプラス」などと発言していました。しかし、今のところ、国内では20年ぶりの戴冠による「景気の押し上げ効果は限定的」(フランスの新聞「ル・フィガロ」の電子版)と受け止められています。「レ・ブルー(サッカーフランス代表の呼称)」が初の世界一の座に就いた1998年のGDPは3.6%増。1991年から1997年までの平均伸び率が1.4%にとどまっていました。それを踏まえると、今回もW杯特需への期待が高まるのもむべなるかな、というところでしょう。もっとも、1998年は自国開催。海外からの観光客流入や施設建設などのインフラ投資が国内景気を刺激した可能性が大きいとみられます。