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夫婦円満の切り札? 家事分担「見える化」アプリの実力
目指すは日本の離婚率低下
2人ともフルタイムで働いているのに、自分のほうが圧倒的に家事量が多いと不満を漏らす妻。自分だって仕事が忙しいし、手伝っても「できていない」と余計に妻を不機嫌にさせるのが怖くて、家事を手伝わない夫――。共働き世帯が増加傾向にある中で、よく問題となるのが「夫婦間での家事分担」です。お互いに不満が溜まり、本当に大事な家事分担の話し合いがなかなか進まない、ということも多いのではないでしょうか。しかし、魚心あれば水心。そんな日本の共働き夫婦が抱える“冷戦構造”を解決してくれるかもしれないアプリが登場しました。その実力はいかほどなのでしょうか。
“年17万の赤字” 年収2000万男性を悩ますマンション投資
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。ある程度、大きい貯金ができたので投資に回しているのですが、投資用不動産のローンの利息と保証金を毎月払い続けている状況です。今後も投資は続けていくつもりですが、利息を抑えるために、現在の低金利下でもまず繰り上げ返済をするほうがよいのか、それともほかの投資に資金を回すべきかが判断できない状況です。国内不動産のみに偏った資産形成には否定的なため、むやみに物件を増やしたくはありません。状況によっては、不動産の売却も考えております。最適な資産形成についてアドバイスをいただければと思います。現在の資産状況は以下のようになります。【現在の収入と支出の傾向】収入:年収2,000万円(自営業)妻は専業主婦です支出:月あたり合計60万円~80万円内訳:家賃10万円、社会保険・年金8万円、事業関連の出費(書籍や移動費など)10万円~30万円程度、その他諸々で30万円程度。【今後の収入金額と予測される支出】今後、子供が増えないかぎり、出費は減る傾向にある
夫からお金をもらえない専業主婦の苦悩…どうすれば?
お金の話がタブーな夫婦の原因
お金の相談にくるタイミングが多いのは、結婚したとき。結婚式が終わって新居の生活に落ち着く頃に、マイホームはどうしよう? 子どもが生まれたら教育費の準備は? など家計について考える機会が増えてきます。そして、最初の相談にはほとんどのご夫婦が夫か妻かどちらかお一人でいらっしゃいます。今回、相談にいらっしゃったのは、結婚後に仕事を辞め専業主婦になった32歳のA子さん。結婚前は年収300万円でメーカー企業で働いていたそうです。相談には、ご夫婦ではなくお一人。夫婦で来なかったのは新婚さんによくみられる「お金の話がタブー」の壁があったからでした。
今年こそ貯蓄体質!“一生お金に困らない”ための家計改善
支出は「消費」「浪費」「投資」の3つに分ける
将来や老後が不安で……という人は多いのではないでしょうか。先を見据えると、お金を貯めたいと思いますよね。最近は、老後の心配ばかりして今の生活がしっかりできていない、赤字であるという人もよく見かけます。これでは老後のための対策もできませんよね。少しでも将来をよくするためには、一番身近なお金である「家計」をしっかりすることが大切です。それが、お金の流れ全体をよくすることにつながります。貯金体質になれば、一生お金に困ることもないでしょう。そんな家計改善のための入り口をまずは学び、実行してみましょう。
ビットコインが問いかける貨幣の本質
簿記の歴史物語 第23回
つい先日、こんなまとめ記事がバズっていました。JPYとかいうアルトコイン糞すぎワロタ。発行上限なし、送金激遅、日銀砲で価格操作。SCAMだろこれ : IT速報ビットコインを始めとした仮想通貨取引に親しんでいると、日本円(JPY)がデメリットだらけに見えてくるという内容です。ここで指摘されている日本円――というか、既存の伝統的な通貨――の特徴は、おおむね正しいと言っていいでしょう。確かに日本円には、ビットコインのような発行上限はありません。クリック一つで送金処理が終わる仮想通貨に比べ、日本円では銀行の営業時間を待たなければ送金ができません。振込手数料はバカになりませんし、日銀による介入で価格操作が行われていることも事実です。「JPYってアルトコイン糞すぎ」という発想は、実は貨幣の本質に迫るものです。今、私たちが使っているお金は、貴金属と交換できない〝不換紙幣〟です。しかし歴史に詳しい人ならご存知の通り、江戸時代の東日本では金が、西日本では銀が本位貨幣として用いられていました。明治時代になるとこれが統一され、金本位制の「円」が流通するようになりました。いったいいつから私たちは、貴金属の裏付
仮想通貨にジャンク債、種まく“投信の伝道師”の野望
「モーニングスター」はどこに向かう?
投資を経験したことのある方であれば、一度は「モーニングスター」という名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。投資信託の評価を中心に世界規模の金融情報を配信している、投資家にとっては“投信の伝道師”のような企業です。そんな同社が1月24日、2017年度第3四半期(4~12月期)の業績を発表しました。これまで8年連続で2ケタの営業増益を続けてきましたが、今年度は第3四半期累計で1.8%の増益と伸びが鈍化。翌25日の株価も前日比で5%超の下落と冴えない展開となりました。しかし、決算発表当日に開かれた説明会での朝倉智也社長の言葉は、自信に満ちたものでした。その裏側には、モーニングスターが描く“脱・投信依存”の大いなる野望がありました。
先生、日本の消費税はどこまで上がると思いますか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。2019年10月には消費税が10%に上がる予定です。2014年に0.8%に引き上げられた際には、あまり大きな混乱もなかったように思うのですが、先生からみても想定通りでしたでしょうか? 私は直前に焦って不要なものを買ってしまうなど行動には気をつけようと思っています。今後も日本ではどんどん消費税が上がるのでしょうか?(30代前半 既婚・子供なし 男性)
意外と知らない「給与明細」の正しい見方
天引きされる支出もしっかり把握を
給与明細は「口座に振り込まれる金額だけを見たら、あとは興味がないから捨てている」という人が意外と多いという現実……。でも給与明細には現状がわかる大切な情報がぎっしりと詰まっています。大切な内容がわからなければ、残業して働いたのにその分の手当がもらえていない場合や、確認しておかなかったばっかりに、本来もらえるはずの年金額が減ってしまう可能性だってあるのです。改めて給与明細に書かれている言葉の意味を説明し、皆さんが自分で正しい見方ができるように詳しく解説します。ぜひ自身の明細を見ながら、ひとつひとつ確認してみてくださいね。
略語でみる株式市場の注目銘柄
お金のことば7:略語FANGの仲間たち
FANG(ファング)という略語をご存知でしょうか。2015年に米国の株式評論家ジム・クレイマー氏が作り出した略語で、米国の株式市場におけるまさに「注目株」(注目の銘柄)をまとめた言葉でした。具体的にはフェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google:注)の4企業を指しています(注:2010年10月よりアルファベット傘下)。ちなみに英単語のfangには「牙(きば)」という意味があります。いっぽう日本語の「牙」には「牙をむく」(攻撃の意思を露わにする)という慣用句もあります。そこで筆者個人としては、FANGと呼ばれる企業に対して「攻めの経営を行う企業」という印象を持っていたりします。さてそんな「牙向く企業」のうち、2015年の時点ではネットフリックスだけ日本での知名度が低かったように記憶しています。ネットフリックスが米国で創業したのは1997年のこと。創業当初はオンラインDVDレンタルを行っていた同社ですが、2007年には動画配信ビジネスに移行。日本での動画配信ビジネスを始めたのが、まさに略語FANGが登場した2015
“金箔巻き”も登場、高級化する「恵方巻き」商戦のワケ
節分の風習はここまで進化していた
鬼は外、福は内――。豆まきが行われる2月3日の節分の日に食べる「恵方巻き」。その年に最も縁起が良いとされる方角を向いて、黙って1本丸ごと食べるのが慣例です。もともとは関西を中心に根付いてきた風習でしたが、ここ最近は“黙って丸ごと食べる”よりも、家族みんなで楽しむものとして、関東でも定着してきました。こうした流れを受けて、流通各社は毎年、趣向を凝らした商品を販売しています。右肩上がりの売り上げを記録する恵方巻きですが、今年はどんな商品が売れているのでしょうか。
優等生も“地頭”は同じ!「暗記のテクニック」教えます
ポイントを押さえて暗記をしやすく
「勉強は理解よりも暗記です。暗記が最も大切です。暗記さえできれば理解はあとからついてきます」『図解でわかる 暗記のすごいコツ』の著者である碓井孝介さんは、偏差値35だった高校時代に一念発起して勉強に励み、なんと司法書士、公認会計士試験に合格した人物。冒頭の言葉はその碓井さんのものです。劣等生だった自分を克服し結果を出した人の言葉なので説得力があります。碓井さんは勉強していくなかで様々な暗記法を試し、自分なりにカスタマイズして効果をあげてきました。その暗記テクニックを公開したのが『図解でわかる 暗記のすごいコツ』です。入試や資格試験はもちろん、TOEIC対策やプレゼン内容を覚えるときなど、どんな目的にも使える暗記法を紹介しています。世の中には暗記が得意な優等生もいますが、碓井さんによると、彼・彼女らは特別に頭がいいわけではなく、覚えるためのテクニックを知っているから暗記できるのだそうです。つまり少数の「天才」をのぞけば、ほとんどの優等生の「地頭」は普通なのです。暗記が苦手な人と得意な人の違いはどんなところにあるのでしょうか。本書の冒頭に「暗記が苦手な人の3つの特徴」が紹介されていますので
“高利回り物件”の誘惑、初心者が陥る不動産投資の罠
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。1年後に親の事情で退職し、故郷に戻る予定です。この歳での転職はリスクが大きいため、今のうちに借り入れをしてアパートを複数購入しようと思っています。現在の信用・属性については問題ないと思います。もちろん金融機関との話で、退職することについては触れません。このように現在の属性で借り入れを行って不動産物件を購入し、すぐ転職する際に注意しなければならない点などがあれば教えてください。また、どのような物件に投資するとよいのか、おすすめがあれば教えてください。今は新築アパート一棟を中心に考えていますが、利回りが低いのが懸念材料です。(40代前半 既婚・子供1人 男性)
ポテチ全品増量、「湖池屋」太っ腹企画の胸アツ理由
ポテチショックからまもなく1年
皆さんは「ポテチショック」を覚えていますか。2016年夏に北海道を襲った台風の影響などで、ポテトチップスの原料となるジャガイモが不作に陥り、翌2017年の春以降、店頭からポテチの姿が次々に消えていきました。あれからまもなく1年。2017年の北海道は天候に恵まれ、ジャガイモの品質は良好。収穫量も100万トンを回復しました。菓子メーカー各社のポテチ製造ラインも通常操業に戻っています。こうした“完全復活”を受け、湖池屋が太っ腹な企画を打ち出しました。その狙いはどこにあるのでしょうか。
リクルートvs楽天? ガチンコ「民泊バトル」の胸算用
日本の宿泊業界はどう変わる?
民泊ビジネスに日本の大手企業が相次いで乗り出しています。今月には、リクルートホールディングス(HD)が民泊事業への参入を表明。楽天も昨年6月に参入を発表、今年3月から民泊物件の登録受付を開始する予定です。リクルートは米Airbnb(エアビーアンドビー)と提携して住宅情報サイト「SUUMO」で、楽天は旅行予約サイト「楽天トラベル」で民泊の情報の提供を始めます。ネットとリアルの“橋渡し役”として存在感を放つ2社の参入によって、これから先の民泊ビジネスはどうなるのでしょうか。
「お金ってなに?」学校では教えてくれないお金の説明書
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、インフォビジュアル研究所著『図解でわかる 14歳からのお金の説明書』をご紹介します。
「お金を儲けたい」という“欲”に我々はどう向き合うか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。自分でも不思議だとは思うのですが、「お金儲け」することに対して躊躇してしまいます。私は小さいながら個人事業を営んでいるので、時折、うまくいけばかなり儲かりそうな仕事の話が舞い込むことがあるのですが、つい遠慮してしまいます。幸いにも、ひとり暮らしで一般的な生活ができており、自分のなかではそれなりに生活にも満足しているのですが、他人からみるとかなり変に見えるらしく、彼女からも「あなたはおかしい」と、バカにされる始末。どうしてこんな思考なのかを振り返ってみると、私はどこかで「自分が得をすれば、どこかで誰かが損をしているのではないか」と考えてしまっているようです。それによって、つい判断が鈍ってしまいます。こんな私にお金のプロの方から喝を入れていただきたいです。また、お金のプロの方のお金との向き合い方についてお話を聞かせてください。(20代後半 独身 男性)
簡単にブーツの臭いをサッと消臭する方法
ブーツの臭いの原因は?
この時期だからこそ、ガンガンに履きたいお気に入りのブーツ。本当は、一日履いたら三日くらい休ませる方がいいことを知っていても、「コーディネートに合わせやすいから」ってついつい連続で履いちゃっている人いませんか? 私、まさにそれです。ギリギリまで寝ちゃう派なもんで、毎朝バタバタっとしちゃって。「う~ん……昨日も履いたけどこれでいっか!」になってしまうのです。そして、帰宅後、何とも言えない不快な臭いを一日の終わりに嗅ぐ羽目になるという……。それを懲りずに繰り返しています。友達にも聞いてみると、ほとんどが「一日中履いたブーツ臭は相当ヤバい!」ということで一致。専用の消臭剤をシューした後に、除湿効果のあるブーツキーパーを入れて納めていたり、臭いが玄関に充満するからとそのままベランダに干してしばらく放置という子もいました。私も似たようなことを試してみたことがあるのですが、根がズボラなもんで…毎回きちんと続けられない。そんな私でも結構続いている、ブーツ臭を取り除く簡単な時短方法をご紹介します。
総崩れの「仮想通貨」マーケットで何が起きているのか
ビットコイン、イーサリアムは半値水準
先週、仮想通貨マーケットは大きく揺さぶられました。ビットコインは1月16日に、一時1ビットコイン=100万円を割り込むレベルまで下落し、昨年12月に付けた最高値(同227万円程度)から半値以下になりました。他の仮想通貨でも、時価総額が2番目に大きいイーサリアムが終値ベースで、1月10日に付けた高値1イーサリアム=16万7,000円から、同月17日にはほぼ半値の8万9,000円まで下落。時価総額が3番目に大きいXRP(リップル)は、1月4日の375円から1月17日の102円まで、短期間で4分の1程度まで暴落しました。仮想通貨のマーケットで今、何が起きているのでしょうか。そして、価格の乱高下を繰り返す“新たな通貨”を、私たちはどう受け止めればいいのでしょうか。