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持ち家VS賃貸。結婚するかわからない39歳、社宅を出た後はどっちがお得?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳、社宅に住む会社員の女性。あと7年で社宅を退去しなければならない相談者。現在は結婚するかしないかはわからない状況だといいます。社宅退去後の住居は、賃貸と購入、どちらがメリットがあるでしょうか? FPの坂本綾子氏がお答えします。 こんにちは。未婚の39歳女性です。年収は、1,000万円を超えたのですが、お金に関する不安が拭えず、ご相談をさせていただきます。現在、新卒から同じ会社で勤務しており、会社の社宅に住んでおります。会社の社宅は、あと7年は住むことが可能で、おかげさまで、住居費は安くすんでおります。ただ、いつかは退去しなければなりません。もし、自己都合(結婚など)で退去した場合は、再度、社宅を利用することは不可です。いつか結婚するだろうし、その時退去するだろう。と考え、住宅のことはあまり考えていなかったのですが、結婚の予定が明確でない点、親も70歳になり、入院したこともあり(現在退院)、今後の介護も心配となってきました。現在の住宅から、
50歳以上の「ねんきん定期便」は今までと何が違う?確認すべき部分と見方
ねんきん定期便を確認しよう
老後のライフプランを考えるうえで、老齢年金がいくらもらえるかは大変重要です。老齢年金で受け取れる金額を知るには、毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」が確実。ねんきん定期便には、将来受け取れる年金を知るために必要な情報が網羅されています。その、ねんきん定期便、50歳を境に内容が変わることは知っていますか。50歳以降は、老後が近づいてきた人のニーズに応えるものになっています。また、2021年度から変更になっていることもあります。今回は、ねんきん定期便について、確認しておきたいことをお伝えします。
下落ピッチに拍車がかかる円相場、日銀に打つ手なし?円売りの背景と投機筋の動きを解説
円先安観は当面払拭されずか
外国為替市場では、円が主要通貨に対して軒並み売られる展開となっています。円安傾向が顕在化した最大の要因は、金融政策の方向性の違いに改めて市場の目が向けられたことにあると思われます。インフレ懸念の台頭を受けて、米欧の中央銀行はコロナ禍で実施した異例の大規模緩和を縮小する筋道を模索し始めています。それに対して日銀は、異次元緩和からの出口を探るきっかけすら見いだせていないことが背景にあります。
S&P500の具体的な買い方、投資信託や日本のETF、米国ETFで買うのは何が違う?
S&P500について考える
最近、書店の投資・ビジネス関連のコーナーにいくと「米国株投資」の書籍の多さに驚きます。ここ数年の株式市場の盛り上がりや、老後不安に対する資産形成意識の高まりからも投資を開始する人が増えていますが、中でも米国株への投資が注目を集めています。長期的に見ると、株式市場は経済の発展と相関関係があります。科学技術の発展、労働生産性が上がることの期待や人口の増加からも米国は非常に有望な投資先になっています。個別の銘柄をひとつひとつ調べて株を購入する方法もありますが、米国全体の成長の果実を得やすいのはさまざまな会社の株から算出されるインデックスを利用した方が網羅性があったりリスクが平準化しやすいと言われています。今回は米国株の株式インデックスの指標や注目度の高い株式インデックス指数であるS&P500の買い方について考察します。
丸ごと煮込んだ「我が家のニンニク角煮」の作り方
ジューシー、柔らか、ニンニクがとろける!
豚肉料理の定番、「豚の角煮」。皆さんの角煮は、どんなレシピですか?我が家の角煮は、ニンニクを刻まず丸ごと使います。豚肉と一緒に下茹でし その後タレで煮込むので、最後は箸で掴めない程ホロホロになります。ニンニクの旨味たっぷりなタレに、とろけるような柔らかさのお肉。御飯が進みます。今回は大根、椎茸の旨味もプラスしたレシピを考えました。今晩のおかずに、ぜひ作ってみてください。
「子どもの結婚や独立資金、いつまで親が管理するべき?」贈与税は?よい管理方法は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、56歳、自営業の女性。成人している子どもたちのために預金を積み立てている相談者。結婚や独立の際に渡そうとしていますが、このまま親が管理していてよいのか悩んでいるそうです。渡す際の税金や法的な扱いは? どんな金融商品を利用するのがよい? FPの氏家祥美氏がお答えします。 成人している子どもから徴収している家計費の扱いについて相談させてください。現在同居している子どもから生活費として毎月5万円、私がセカンドハウス(ローンは残っていません)として所有しているワンルームマンションに住んでいる子どもから家賃として毎月7万円徴収しています。将来、結婚資金または独立資金として渡そうと思い、私が毎月、それぞれ子ども名義の郵便普通口座に5万円ずつ現金で入金しています。これらの口座は子どもは使っていません。ただ、子ども名義の口座を親が管理していていいものか、また、利子もつかないし、このままでよいのかわかりません。他によい管理の仕方があるのか教えていただければと思い
栄養たっぷり!「おかわかめとミニトマトのナムル」
時短でもう一皿!
栄養価がとても高い「おかわかめ」を使って作るナムルを紹介します。「おかわかめ」をさっと茹で、ミニトマトとあわせてナムルにすることで青臭さがなくなり、さっぱりとした食べやすい味に仕上がります。短時間で栄養たっぷりのおかずが完成しますよ、ぜひ作ってみて下さい。
シミや黄ばみを来年に残さない衣類メンテナンス!Tシャツ、ブラウス…夏服は最後の洗濯が重要
しまう前にやっておきたいこと
暑かった日々に着ていた「衣服」。夏に着用した服はシーズンオフとなる最後の洗濯をいかにきちんとするかで、来年もキレイな状態で着られるかどうかが変わります。来年、お気に入りの衣服をキレイに着れるように、やっておきたい衣類のメンテナンスを紹介します。
“自己評価が高い人”ほど陥りがちな「心の罠」
ビジネスで遠回り・空回りしないための原理原則
物事を成り立たせる根本的な決まりである「原理原則」。時代が変わっても変わらないもの。流行に振り回されずに光り続けるもの。解釈はいろいろありますが、この漢字4文字の意味するものは、実は広くて深いのです。名だたる企業を率いて国内外のビジネスの第一線で活躍してきた新 将命(あたらし まさみ)氏は「ビジネスで成功するのにも『原理原則』がある。にもかかわらず、多くの人がそれを知らず、我流で動いて遠回り・空回りしている」と言います。ここでは、そんな“自己評価が高い人”ほど陥りがちな「心の罠」から免れるための原理原則を紹介します。
潜在市場規模30兆円のロボアド市場は参入障壁の確立がカギ、注目の新興サービスは?
先行するウェルスナビ
ロボットアドバイザー(ロボアド)とは、AI(人工知能)や金融アルゴリズムを生かした資産運用サービスのことです。投資一任口座を開設した後、ニーズに合った運用プランを選択し、AIや金融アルゴリズムを利用した自動運用によって、低コストである国内外のETF等を利用した国際分散投資が可能となります。利用者には、(1)金融の知識がなくても、オンライン上で簡単に資産運用を始められる、(2)1~10万円程度から投資が可能、(3)証券会社が提供するラップ口座と比較すると手数料が安い、といったメリットがあります。今回はこのロボアド市場の注目企業について解説します。
老後資金1700万円の60歳夫婦。このままだと足らない?今から対策して間に合う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、59歳、パートの女性。老後資金は夫婦合わせて1,700万円ほど。60歳の夫は65歳まで働くつもりですが、今のままでは老後資金が足らなくなるのではと心配しています。今から対策して間に合うでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 退職金が2,000万円出ましたが、各ローンの返済や外壁の修理をしたところ半分ほど使ってしまい、残る老後資金は退職金の残り1,000万円とこれまでの貯金700万円になってしまいました。貯金を減らさないために、夫は65歳まで働く予定ですが、年を重ねるにつれ、だんだんと収入は減る見込みのようですから、徐々に赤字はひどくなっていくと思えます。今のままでは老後資金が足りないのではないかと心配です。家計のほうは住居費の支払いはないものの、毎月の収支は赤字です。私もパートをしていますが、すっかり体力が落ちてしまい、今以上に仕事量を増やすのが難しいため、増収も難しいと思います。できれば老後はゆったりと過ごしたいのですが、今のままでそ
放置している預金口座は大丈夫?起こりうるデメリットと「休眠口座」のお金の行方
うっかりしてると損をする?
昔、口座を作って預金をしたまま、放置している口座はありませんか? 2016年12月9日 「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」が交付され、2018年1月1日より施行されている、この法律。なぜ、この法律が作られ、私たちの生活にどのように関わっているのか。具体的に解説をしていきます。 ■休眠預金とは何か?■休眠預金は、どのくらいある?■休眠預金のお金はどこにいくのか?■どうやって休眠預金に指定される?■休眠預金に指定されたらどうなる?■休眠預金のデメリット
10月以降の居酒屋業態の現状は?クレジットカード消費データから経済を読み解く
消費動向指数「JCB消費NOW」から分析
度重なる緊急事態宣言の発出により、経済の先行き不透明感がぬぐえない日本経済でしたが、10月以降は行動制限も大幅に緩和され、明るい兆しが見えて来ました。10月以降の全面的な緊急事態宣言の解除は、4月以来約半年ぶりであることに加え、現在は新型コロナワクチンが国民に幅広く普及している状態であり、安心感から消費の強い回復も期待されています。今回は、クレジットカードの決済情報を基にJCBとナウキャストが算出している、消費動向指数「JCB消費NOW」を用いて、9月後半までの国内消費状況を振り返りつつ、特に打撃の大きかった居酒屋業態に着目して今後の先行きを展望していきたいと思います。
つみたてNISAやiDeCoを始めて3年、何かすべき対策は?見直しのポイント
一度資産の確認を!
経済や家計の先行き不安から、投資をスタートする方が増えています。つみたてNISA(ニーサ・少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)といった制度もずいぶん浸透。最近の株高の影響を受けて、順調に儲かっている方もいるでしょう。今回は、つみたてNISAやiDeCoをしている方の資産のチェック方法を紹介。たとえ今順調に見えても、将来問題が発生したら慌ててしまうかもしれません。また、より運用成績をアップする方法もあるかもしれません。平常運転の今だからこそ、考えておきたい対策、見直しのポイントを紹介します。
「保険に加入しすぎ?」老後に向けて支出を減らしたい夫婦。見直しのポイントは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、57歳、公務員の女性。再雇用で働く夫と、母と息子と暮らす相談者。老後に備えて支出を縮小したいけれど、何から手をつければいいのかわからないとのこと。特に保険をかけすぎているのか気になっている様子。プロのアドバイスは? FPの鈴木さや子氏がお答えします。 57歳、公務員で手取り月収30万程度。夫(63歳)は再雇用で手取り月収14万ほど。ボーナスは二人合わせて180万円程度。対して、生活費は、月約40万ほど。老後に向けて、生活のダウンサイジングをしたいのですが、なかなか進みません。とくに、終身保険や民間介護保険などに加入し過ぎているように感じています。実際、どのようなダウンサイジングが適切か、アドバイスがほしいです。夫:保険料年間41万円(死亡保障600万円/基礎疾患のため割増あり/70歳まで払込予定/75歳解約返戻金560万円)妻(本人):保険料年間43万円(死亡保障1000万円/60歳まで払込予定/65歳解約返戻金750万円)、介護保険年間24万
「悪い円安」が進行している…?円安ドル高トレンドが長期化する可能性を検証
市場では「スタグフレーション」警戒の声も
ドル円相場はなかなか方向感が掴めないでいましたが、9月下旬以降、円安ドル高方向への動きが顕著となっています。10月中旬には、2018年11月以来、2年11ヵ月ぶりの水準となる1ドル=114円台を示現しました。今後、一段と円安が進行する可能性があるのか検証してみたいと思います。
33歳、40歳までに2000万が目標「投資を増やし達成したい。定期的な不労所得にも興味」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、会社員の女性。40歳で2,000万円資産を築くことを目標に、現金貯金に対して運用比率を上げて達成を目指しています。定期的な不労所得にも興味があるといいます。現在のプランで達成なるでしょうか? FPの横田健一氏がお答えします。 40歳までに最低でも老後資金2,000万円を貯めたいと思っていますが、現金で貯めるのは現実的ではなく、さらに投資の比率を上げていきたいと思ってます。現在つみたてNISAを3万3,000円、企業型DCを3万円を毎月積立しており、終身米ドル保険を運用目的で200万円(払済み)、日本株が100万、米国株を40万、投信を130万円ほど保有しています。昨年自宅を購入し結婚の予定もないため今後大きな出費はあまりないと思っていますが、今の仕事をずっと続けるか悩んでいるため、定期的な不労所得もあるといいなとも思っています。現金比率をもっと下げて運用をしていきたいのですが、次にするべき運用はなにがよいか教えていただきたいです。【相談
定年後すぐの住民税は高い!ふるさと納税やiDeCo、確定申告はやるべき?定年後の税金対策
老後のお金の注意点
平均寿命が延びて「人生100年時代」といわれるようになりました。老後を豊かに過ごすためには、「健康」「お金」「生きがい」が必要になります。企業によっては定年制をなくしたり、70歳まで働ける環境が整ってきたりと、老後の過ごし方も選択肢が増えてきました。しかし、いまだ多くの企業は60歳を定年とする場合が多く、働き続けるとしても再雇用や転職など定年を境に生活スタイルを変えざるを得ません。定年時とくらべ収入が減少するので、老後の思わぬ出費はパニックになるかもしれません。今回は老後のお金の注意点として、定年後の税金を中心に見ていきましょう。