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コロナ禍の東南アジアに転換期迫る?フィリピン、インドネシア、ベトナムの現状を確認
米中両大国の思惑の中で
米国・ハリス副大統領が、8月26日に初の東南アジア訪問を終えました。このたびの訪問先は、シンガポールとベトナムの2か国だけでしたが、東南アジアに対する米国の関心の高さがうかがえる外訪でした。バイデン政権が発足して以来、米国は、ブリンケン国務長官やオースティン国防長官を、日韓、東南アジアに派遣してきましたが、この度のハリス副大統領の訪問は、米高官による一連のアジア歴訪の締めくくりとなりました。米国はバイデン政権に代わってから、トランプ政権の時よりも、東南アジア重視する姿勢を示したといえます。おりしも、近年は、米中対立の長期化、南沙諸島海域の領有権に絡む中国とフィリピンやベトナムの対立など、アジア新興国をめぐって問題が山積みとなっています。このたびの米国高官による東南アジア歴訪を機に、今後は、東南アジア、米国、中国の間で、外交関係に変化が出てくる可能性があるとみています。主なアジア新興国のうち、フィリピン、インドネシア、ベトナムについて、国ごとのおかれている現状と注目点について、確認してみたいと思います
障害年金生活になった39歳DINKS夫。今後どの程度の年収を確保すればよい?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、共働きの妻(37歳)と暮らす39歳の男性。体を壊し、現在療養中で、障害年金生活に入ったという相談者。資産総額は1,800万円、住宅ローンも完済していますが、先行きが不安とのこと。今後どの程度収入を得れば安心でしょうか? FPの鈴木さや子氏がお答えします。 現在39歳。体を壊して年金生活に入りました。現在は療養中です。今後は以前のようには働けそうにありません。幸いにして多少貯蓄ができており、住宅ローンも完済しているのですが、先行きが不安です。どの程度の年収を確保するようにすればよいでしょうか。ちなみに共働きの妻(37歳)がいますが、妻も足に障害を持っているため、将来に使うかもしれない医療費(車椅子など)も備えておきたいです。子どもはたぶん持てないかと思います。私の年金は月額換算で7万円程度、妻が月給40万円程度。妻は足がわるいため、将来的に介護が必要になる可能性あり。【相談者プロフィール】・男性、39歳、無職、既婚。妻37歳。・住居の形態:持ち家
1000万円以上のお金が振り込まれたら銀行から電話が…どうしたらいい?
多額の預金はペイオフに注意
退職金や満期の保険金など1,000万円以上のまとまったお金を受け取った場合、どうしたら良いのでしょうか?ファイナンシャルプランナーとして活動している筆者の元には、主に定年前後の会社員の方からご相談が寄せられます。その中でも、退職金を受け取った時に銀行から電話がかかってきて複数の金融商品を勧められたのでどうしたらいいのか、と聞かれることが多々あります。実は、筆者の身にも同じようなことが起きました。今回はその出来事を紹介したいと思います。
45歳独身女性「管理職をやめて責任を減らしたい」貯蓄4000万で老後は大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳会社員、管理職の女性。仕事の責任や時間の制約が厳しく、一般職への転職を検討しています。現在の貯蓄額は4,000万円。収入が減っても現状の支出のままで老後まで暮らしていけるでしょうか? FPの氏家祥美氏がお答えします。 現在独身の40代で、結婚の予定はありません。現職はお給料は良いのですが、仕事がきつく、なかなか時間の制約も厳しい状況です。両親が高齢になることから、今後はマメに帰省する必要も考えられます。そのため、時間の余裕や、責任の範囲を軽くしたく管理職から一般職への転職を考えています。両親は、地方在住で持ち家、ローンは完済しています。転職時に地元に戻ることも一案ですが、仕事があるかどうかわからない(手取年収360万円位を希望しているため)、また、友人が地元には少ないので、二の足を踏んでおり、地元には戻らない前提で生活を考えたいと思っています。収入が減ることが想定されますので、1)現状から貯蓄が増えない(定年までは、収入=生活費になるとし
「文章を書く」ことの苦手を好きにかえる方法、もう1度確認したい文章の基本「5W3H」
一生モノのスキル
伝える力【話す・書く】研究所を主宰し、「文章の書き方」に関する著書も多い山口拓朗さんに書き方のコツを教わります。今回は、文章を書くのに欠かせない「5W3H」についてです。
「40代の平均貯金額に足りない」コロナ禍で貯金ができなくなった夫婦の悩み
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、43歳・会社員の女性。同い年会社員の夫と2人暮らしの相談者。コロナ禍で収入が減ってからあまり貯金ができておらず、「40代の平均貯金額」に足りていないことを気にしています。FPは家計状況をどう見るのでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 DINKSです。これから先も夫婦二人で歳を取っていくと思うのですが、今の貯金の仕方で今後も大丈夫なのか、心配です。コロナの影響で手当の支給が減り、収入がやや減りました。それからはあまり貯金ができなくなってしまいました。ですが、「40代の平均貯金額」をネットの記事などで見ると、令和2年で1,012万円と出ています。私たちはそれに足りていませんし、住宅ローンもあります。他の同年代のご家庭も、平均ほどの貯金を持っているのでしょうか。私たち夫婦が目標とすべき平均的な金額をお教えいただき、それを目標に貯金を増やしていきたいと思います。また、貯金のペースを世の中の人に合わせるとしたら、支出をどのように減らしていくとよ
きゅうりたっぷり常備菜「牛肉ときゅうりの春雨炒め」
15分でおいしいレシピ
きゅうりをたっぷり使った「牛肉ときゅうりの春雨炒め」をご紹介します。きゅうりのシャキシャキとした食感と、春雨のツルっとした食感がおいしいひと品です。冷蔵庫で3日ほど日持ちしますので、常備菜としてもおすすめです。
公的年金、iDeCo、個人年金…老後のお金の受け取り方で損をしない方法は?
考えておきたい控除や税金
老後のお金に不安を感じている人は多く、節税効果が大きいiDeCo(個人型確定拠出年金)の加入者数は、2021年6月時点で205万人を突破しました。加入するときは制度のことを調べるけれども、受取りの時期や受け取り方法まではあまり考えていない人が意外と多いようです。よく考えずに受け取り方を選んだ結果、税金の負担で大きな差が生じるケースもあります。今回は、控除や税金を踏まえて、老後のお金の受け取り方を考えていきましょう。
29歳で1000万貯めた独身男性。つみたてNISAやiDeCoの次にやるべき運用は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、29歳、会社員の独身男性。なんとなく入社時に貯め始めた貯蓄が1,000万を超えたという相談者。つみたてNISA、iDeCo、企業型確定拠出年金の余剰金を運用したいといいますが、どんな方法がよいのでしょうか? FPの高山一惠氏がお答えします。 目的を持たず、なんとなく1,000万を貯めようと入社時に考え、29歳の今、投資信託300万、預金700万円に到達しました。つみたてNISAやiDeCo、企業型確定拠出年金を利用したうえで、毎月の余剰資金が3〜5万ほどあり、手元にある預金700万円も含めて今後の運用をどのように行えばよいかアドバイス頂きたいです。【相談者プロフィール】・男性、29歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(愛知県・一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:26万円・年間の世帯の手取りボーナス額:110万円・毎月の世帯の支出の目安:13万円【毎月の支出の内訳】・住居費:6万円・食費:2万円・水道光熱費:1万円・保険料:3,000円・通信費:
安いお米も、古くなったお米も美味しくなる裏ワザ、保存法と炊き方も
覚えておきたいお米の管理
毎日お米を食べる人も多いと思います。それだけにせっかくなら美味しく食べたいですし、できれば節約もしたいですよね。古くなってしまったお米や、安いお米でもひと手間かけることでまるで一段と美味しさが増す裏ワザをご紹介します。
「マネーフォワード ME」で、自宅の不動産の価値を確認する方法と、住宅ローンの見直し
人生の三大支出の住宅費
住宅費は購入でも賃貸でも人生で大きな支出です。今回は、資産管理に大きく影響する「住宅」についての管理術を紹介します。■住宅購入と賃貸どっちが得?への考え方■ 住宅購入のポイント■「マネーフォワード ME」で住宅の価格を把握■住宅ローンの見直し
自殺者数、もやし購入金額、強盗件数…最新の統計・データから見る日本の景況感
行動制限長期化等でもたつくも明るい兆しが散見
8月景気ウォッチャー調査の現状判断DIは、前月比13.7ポイント低下の34.7と3カ月ぶりに悪化しました。調査は8月25日から31日まで実施されました。全国の新型コロナウイルスの新規感染者が過去最大だったのが、調査直前の8月20日の25,868人。調査期間前半の25日~28日は2万人台と多かった時期に重なりました。調査では「新型コロナウイルス禍における県内の感染者数増加、緊急事態宣言の延長等により、来客数の減少、衣料品、食料品等の売上減少に歯止めが掛からない状況で、全体的に厳しさが増している」(南関東の百貨店)とのコメントがありました。7月から大幅に低下した業種は、百貨店、旅行・交通関連、レジャー施設関連、飲食関連などです。しかし、明るい面もあります。8月景気ウォッチャー調査でワクチン先行き判断DIは49.7とぎりぎりで4カ月ぶり50割れになりましたが、「やや良くなる」という判断が「変わらない」に次いで多い状況です。日本の新型コロナワクチン接種を完了した人の割合は、9月13日のデータで50.04%に達しました。コロナ禍であり様々なデータをみると明暗はありますが、景気の底堅さを感じられる
世帯年収約1200万円。住宅ローン2300万。子を中学受験させたいが問題ない?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人の子をもつ42歳、パートの女性。夫は年収950万円ほど。子どものうち1人を中学から私立に行かせたいと言いますが、住宅ローンを組んで現金預金が減っており、不安があると言います。現在の家計状況で問題ないでしょうか? FPの當舎緑氏がお答えします。3歳と8歳の子どもがいます。今後、2人の子どものうち1人は、学習面での不安解消を目的に、支援の手厚い私立中学に行くことを想定して家計管理をしたいと思い、相談させていただきました。今の家計状況で問題ないでしょうか?私(42歳)はパートで年収220万円ほど、夫(38歳)は年収950万円ほどです。住宅取得で貯金が激減し、現在は預金1,100万円、投資額は250万円。住宅ローンの借入額は2,500万円で、返済期間は20年。定年までに返済するプランにしましたが、後悔はしていません。【相談者プロフィール】・女性、42歳、パート、既婚・同居家族について: 夫/38歳、会社員、年収950万円ほど。 妻/官公庁パート、1
「10代の金銭感覚」使っている金額、収入事情や貯蓄額、投資しているモノ1位は…?
いま10代に必要なお金の知識とは?
交友関係が広がるにつれて交際費もかかるようになってくる10代。毎月いくら収入があって、何に使っているのでしょうか。10代の学生を対象に実施された金銭感覚に関する調査をひも解くと、半数以上が堅実に貯金をしていることがわかりました。大学生等の平均貯金額はなんと20万円以上。その一方で、投資をしている10代は仮想通貨やFXなど、リスクの高い資産を好む傾向があるようです。いまの10代に必要なお金の知識とは何でしょうか。
日経平均急騰後の行方を占う政治イベント、自民党総裁候補3氏の政策も比較!
自民党総裁選挙、G20、衆議院議員選挙
8月下旬まで世界の株価指数と比較して出遅れ感のあった日経平均株価でしたが、9月に入り一転して急騰しています。9月14日までの10営業日のうち、9月9日以外の実に9営業日で上昇し、上げ幅は2,500円を超えています。相場転換のきっかけは菅首相の自民党総裁選の不出馬表明でした。秋に向けて動き出した国内政治は今後も相場に影響を与えるのでしょうか。大きな政治イベントを中心に、事前に予習していきましょう。
FIREは難しいけれど、資産2000万円50歳でセミリタイアしたい!10年で具体的にどう計画すればいい?
早期リタイアへの道
若い世代を中心に話題になっている「FIRE」ですが、完全なFIREは難しいけれど、早く仕事を辞めてのんびり暮らしたいという人は、実は多いのではないでしょうか。今回は、現在40歳で10年後の50歳でセミリタイアができるのかどうか、セミリタイアするまでの期間どれくらいの資産を準備すれば良いのか見ていきましょう。●プロフィール40歳 男性 独身職業:会社員居住形態:賃貸居住地:東京都年収:600万円(ボーナスなし)手取り月収:40万円程度毎月の支出金額:25万円総資産額:2,000万円(普通預金1,000万円、投資信託1,000万円)セミリタイア後はフリーランスとして働く(50歳以降から65歳まで)年収300万円手取り月収:20万円程度毎月の支出金額25万円
日経平均株価3万円は通過点、米金融正常化が日本株のさらなる追い風になると読むワケ
政局の好転、新型コロナの感染減少、株価のもどりは必然か
昨年9月から11ヵ月連続で月末(月の最終営業日)の株安を記録していた日本株は、今年8月に1年ぶりに月末株高を記録しました。前日まで27,000円台で推移していた日経平均株価はおよそ3週間ぶりに28,000円台を回復。その後、28,000円台にはわずか3日間滞在しただけで、週末の9月3日には29,000円台に到達しました。そして、翌週の9月7日には、4月上旬以来となる30,000円を一時回復し、およそ5ヵ月にわたった調整を、わずか1週間余りで埋めるほどの急展開を見せました。さらに14日には終値3万670円と、31年ぶりに高値を更新しました。1年ぶりの月末株高がこのような展開を暗示していたかのようにも見えますが、直接的な原動力は、菅政権の退陣に伴う、新しい首相の下での新たな政治への国内外の期待と捉えることができます。
妻39歳、夫44歳で34年の住宅ローンを組む予定。老後資金と教育費は大丈夫?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳・パートの女性。夫は44歳会社員。「やや無謀」と感じながらも、これから34年の住宅ローンを組む予定だと言います。完済時、夫は78歳。老後資金や教育資金は大丈夫でしょうか? FPの秋山芳生氏がお答えします。 やや無謀ながら中古物件の購入を控えています。39歳パートで手取り収入は月15万ほど、夫は44歳、手取り月収30万円ほど。昇級・ボーナス・退職金はほぼありません。現在は家賃が安いため、自分のパート収入をほぼ貯蓄・積立にまわせていますが、今後ローンの支払いが始まると、家計がどうなるのか、子どもの教育費、自分達の老後など不安です。どのように対策していけば良いかアドバイスお願いします。●ローンの想定は以下の通りの条件です。・借入額2,400万円、34年払い、変動0.7%、固定資産税年間10万円程度・親から200万円援助予定(今後)●その他の条件は以下の通りです。・子どもは高校まで公立。大学は私学文系で想定。それ以上は奨学金もやむなし。・手当は全