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米国市場に黄色信号、過剰流動性だけで株高は続くのか
財政政策による景気下支えの効果は?
米国株式市場は、6月から高値圏での推移が続いています。7月15日にはCOVID19のワクチン開発への期待から、S&P500は6月初旬の高値とほぼ同水準まで上昇しました。一方、6月後半から連日報道されていますが、米国内ではフロリダ、アリゾナなど南西部でCOVID19の感染者が大きく増えて、6月半ばから経済活動が再び停滞しています。ただ、停滞は一時的でいずれ感染症が克服され、金融財政政策の後押しで経済活動が順調に回復するとの見方が、株式市場では根強いようです。
若い妻ほど「家事ができる男」が好き? データで読み解く世代間格差
20代妻と50代妻で異なる価値観
数年前だったでしょうか、ある会合でそれなりの会社に勤務しているアラサー男性が「まだ貯金もそんなにたまっていないし、結婚は役職があがってもうちょっと収入が増えたら考えます」と話しているのが聞こえてきました。遊び人ゆえに結婚は先延ばし的な方ではなく、ごく普通の、どちらかといえば地味で真面目な雰囲気の男性でした。
初投資で70万の損失!「何がいけなかった?」FPが教える投資をしていい人・ダメな人
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、会社員の男性。人から勧められて投資をしてみたところ、70万の損失を出してしまいました。なんとか取り戻したいと言いますが…。家計再生コンサルタントの横山光昭氏がお答えします。会社員です。4年ほど前、上司に勧められて投資を始めました。単に儲けたいというのではなく、老後資金を作る目的でした。投資初心者なのですが、マネー雑誌の記事で「個別株」「アクティブファンド」が載っており、私はよく理解せずにそれらに投資していました。まず投資に関してはその点が不安だったのです。投資の資金は子どもの教育費や、妻と私の老後資金にしたいと思って貯めていた貯金からやっています。ですからゆっくりと、でもしっかりと増やしたかったのですが、評価額が激しく上下するので、なんだか気持ちの面で辛くなりました。そのうちゼロとまではいかなくても投資した額の半分以下などになってしまうのではないかと不安が強くなり、売却して手放していました。結果、70万円の損失。とても痛いです。我が家は
ちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会、ポピー、幼児向け通信教育でコスパが良いのはどれ?
新型コロナで注目度急上昇!
コロナ禍で学校がお休みになる中、通学が不要な通信教育が大人気を呼びました。申し込みが殺到し、教材が届くのが数か月先になるものもありました。幼児向けでも教材は、価格は月額1000円以下のものから、タブレットを購入する必要があるものまでさまざま。そこで、代表的な4社について、月額や教材の種類、親の手間などを比較してみたいと思います。
コロナから緩やかに景気回復へ?最新の経済指標が示す「陰と陽」
数値から何が見えてきた?
新型コロナウイルス感染症の影響で、景気は極めて厳しい状況にあるものの、緊急事態宣言が5月中旬から下旬にかけて段階的に解除されたこともあり、7月にかけ緩やかながら持ち直しの動きがみられています。しかし、東京都の感染者が7月13日は119人でしたが、9日から12日まで4日連続して200人超となり、先行き不安が高まっています。国民ひとりひとりが感染予防策を徹底する中で、緊急事態宣言の再発出を回避し、経済活動の水準を徐々に引き上げていくことができれば、緊急事態宣言が発令されていた4、5月が景気の谷になると思われます。ただし、有効なワクチンや治療薬が幅広く使われるようになるには時間がかかります。感染リスクが高い限り、消費者の行動は以前のように戻ることは考えにくいので経済のV字回復は難しいでしょうが、足元に出てきた緩やかな景気回復の芽をしっかりと育んでいきたい局面でしょう。今回は、最近発表された、重要な経済指標である、鉱工業生産指数、日銀短観、景気ウォッチャー調査の「陰と陽」おのおのの面を確認してみましょう。
新型コロナの感染経験者は保険に入れるのか?検査費・治療費など気になる点も解説
コロナ時代の保険
新型コロナウイルスの影響で、生活習慣や健康に関する意識が変わったという人も多いのではありませんか。緊急事態宣言が出ている間は、生命保険の対面での販売は自粛になりましたが、ネットでの申込が急増しました。「保険市場」のオンラインによる申込みは、2020年3月は、前年同期比で182.4%も急増したそうです。また、ネット保険を中心にしているライフネット生命も前年同期比約27%の増加だったそうです。そこで、このコロナ禍で保険に入れるのか? また、入った方がいいのか? など気になる点を解説します。
“ファミマ完全子会社化”が伊藤忠を真の総合商社トップにする?
コロナ禍で「非資源ビジネス」が光った
コンビニ業界と総合商社がここ数年で連携を強化しています。日本を代表する「五大商社」の一角である伊藤忠商事は8日、子会社であったファミリーマートに対し株式の公開買い付け(TOB)を実施しました。伊藤忠は総額5808.81億円でファミリーマートを完全子会社化し、同社は上場廃止となる予定です。近年では、総合商社とコンビニをはじめとした小売企業の連携強化の例が目立ちますが、これによってどのような効果が得られるのでしょうか。
フリーランスは自由で華やか? 19年続けてわかった“バラ色じゃない”現実
大企業を4年で辞めた著者の胸の内
昨今「フリーランスは自由な働き方」という論も聞かれるようになりましたが、19年間フリーランスでやってきた自分からすると「そんなことはないけどな……」と思うことしきりです。
詐欺に遭い消費者金融から115万の借金「妻にバレずに1年で返せますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の男性。詐欺に遭い、消費者金融から借金をしてしまったとのこと。奥様にバレずに返済したいそうですが…。FPの秋山芳生氏がお答えします。詐欺にあって消費者金融から借金してしまった。115万円の返済を1年で払い終えたい(年利18%。詐欺にあって借金していることは誰にも言っていない)。3年後に借り入れして個人事業主として自営者予定(医療関係)。借り入れ前に借金を返済し、200〜300万円自己資金を用意したい。 現在週5勤務(正社員)。夜間に週2パートで勤務。 【相談者プロフィール】男性、30歳、既婚(妻32歳)職業:会社員子どもの人数:1人(0歳)同居家族について:妻は専業主婦。働いているのは私のみ。住居の形態:賃貸毎月の世帯の手取り金額:42万円年間の世帯の手取りボーナス額:60万円毎月の世帯の支出の目安:37.4万円 【支出の内訳】住居費:12万円食費:4万円水道光熱費:3万円教育費:1万円保険料:2万円通信費:1万円車両費:1万円お
今年は猛暑の予想!梅雨明け前に買い揃えておきたい商品5選
気象データと購買データから読み解く
気象庁発表の3か月予報によると、今夏の気温は全国的に平年並か高めで、猛暑の可能性が高くなっています。気象条件と物の売れ行きの関係分析を得意とする流通気象コンサルタントの観点から、特に注目すべきカテゴリを5つ選んでみました。今回は関東の気象データと購買データで見ていきます。
改正道路交通法で注目のドライブレコーダー、有望な投資先は?
出荷台数は3年で330%の伸び
あおり運転は、重大な事故を発生させる可能性のある危険な行為です。これを取り締まるため、6月30日にあおり運転罪を新設した改正道路交通法(道交法)が施行されました。他の車の通行を妨害する幅寄せや急ブレーキなどの行為が対象で、実際に事故に至らなくても適用されます。あおり運転の厳罰化を受けて、自分を守るためにドライブレコーダー(DR)を車に搭載する人が増えるとみられます。
32歳女性、結婚未定「親に保険を勧められるが入るべき?貯蓄の方針は大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、32歳、会社員の女性。親御さんに保険を勧められているが、入るべきか迷っているとのこと。また、将来のための貯蓄のアドバイスも欲しいそうです。FPの鈴木さや子氏がお答えします。32歳女性独身。結婚未定。飲食店勤務。1)保険に未加入なのが気がかり。高額療養費制度があるので今一つ積極的になれない。・貯金が貯まっているが、保険は必要か?(親が保険に入れと言ってくるが、貯蓄額などは伝えていない)・入るならどのようなものが良いか?2)貯蓄の計画にアドバイスが欲しい。・年間生活費は200万程度。特別な支出が年20万以下の見込み。この状態から、預貯金の400万の内もう100万を投資に回すか迷っているが、客観的に見てどうか?今の預貯金は車用の資金に充てる可能性があるが、その目的で使用するのは少なくとも5年、長くて10年後と考えている。なのでインフレ等を考えると、貯金だけで10年運用するのは勿体ない気がする。(ただ、コロナの影響で、保有中の国内株式の評価が下落する可
マイナンバー「通知カード」は使えなくなる?マイナンバーカードを持ってない場合に生じる不都合なこと
マイナンバーカードにすべきか考える
2020年5月25日にマイナンバー「通知カード」が廃止となりました。マイナンバーカードの普及率は低く、通知カードにもマイナンバー(個人番号)や氏名・住所が記載されていることから、「通知カードで充分」と思っている人が多数だったのではないでしょうか。今回はマイナンバー通知カードは証明書類として使えなくなるのか、マイナンバーカードを持っていない場合今後生じる不都合などについて解説します。
子どもの成績が上がったら「臨時ボーナス」をあげてもいい?
子どものよく出来た!に応えよう
マネープラスの「お金のしつけ」では、おこづかい制度という昔からあるしくみをお金のしつけに取り入れて、お話をさせていただく機会が多いです。わが家ではお金のしつけをするためにおこづかいを取り入れて実践してきました。その過程でお金のしつけに取り入れてみてらいいかも?という機会が何度もあり、その都度検討しました。その1つが「子どもが頑張ったときに臨時ボーナスをあげるか問題」です。この問題は最近の取材でも聞かれることが多いです。今回は、臨時ボーナスはあげてもいいのかについて、私見ではありますがわが家のエピソードを盛り込んでお話をしたいと思います。
キーワードは「コロナ慣れ」。2020年下半期のドル円相場を展望する
リーマンショックとは異なる市場心理
2020年もあっという間に折り返し点を過ぎました。ここまでの為替相場を振り返るとともに下半期を展望してみたいと思います。
詐欺を見抜いたと思ったら大間違い、「しりとり型詐欺」とは?
次の罠がやってくる
ブラフをかます。これは詐欺におけるテクニックのひとつですが、ハッタリをきかせて、お金を騙し取るという単純なものではありません。それだけを考えていれば、騙されてしまうことでしょう。今、しりとり型の詐欺が横行しています。
62歳自営業「貯金1800万、投資総額800万、賃貸住み。6年後にリタイアは可能?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、62歳自営業の男性。68歳でリタイアを予定しており、老後資金のために、さらなる投資をすべきかお悩みだそうですが……。FPの秋山芳生氏がお答えします。現在62歳で個人事業を行っています。持ち家がなく、預貯金が1800万円ほどで、今後68歳のリタイアまで毎年120万円ほど預金できる見込みです。また、資産運用として預金のほか株式、信託投資を800万円程度していますが、今後更なる投資をすべきか悩んでいます。また、今後、マンションを買うのがいいのかこのまま賃貸がいいのか迷っています。老後資金として安心できるためにはどのような資産運用したらいいか教示願います。なお、負債等はありません。ちなみに夫婦別居中です(それぞれ賃貸住宅)。【相談者プロフィール】・男性、62歳、既婚(妻、61歳)・職業:自営業・同居の家族:なし(妻別居)・子どもの人数:2人(31歳、29歳)・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:70万円・年間の世帯の手取りボーナス額:なし・毎月の
「CSR教育を従業員にする会社」は株価パフォーマンスも好調なのか
企業の社会的責任を果たす姿勢が重要
企業が成長して利益を得るには、高い技術を持って良い製品を作る必要があります。とはいえ技術を蓄えたり、優れた製品を生み出すのは、そもそも“人”です。このため会社では良質な人材、その能力を引き出す組織作りが重要です。これが「企業は人なり」と言われるゆえんで、企業は優秀な人材を育てていく必要があります。1月20日の記事『社員研修に熱心な会社』は株価パフォーマンスも好調なのか』では、企業は人なりを実践して社員を育てる姿勢が強い会社の株価が高いことを紹介しました。今回の連載は、同じ社員教育でも一歩進んだ観点です。“従業員へのCSR教育を導入している企業”の株価について調べてみました。