新着記事
「業務スーパー」の冷凍タピオカ、爆売れの謎を追ってみた
都内店舗で売り切れ続出
モチモチ食感が人気で、若い女性を中心にブームが再燃しているタピオカミルクティー。最近も台湾発のチェーンによる新規出店が相次ぎ、買い求める人々の行列が絶えません。そうした中、神戸物産の展開する「業務スーパー」の冷凍タピオカが、店舗で品切れを起こすほど「バカ売れ」状態に。ブームの追い風はあるものの、どうしてそこまで売れているのでしょうか。
通年の保存食に万能調味料の「刻みしょうが」
空いた時間につくれるスグレモノ
薬味って、どうしてこんなにも素晴らしいお仕事をしてくれるのでしょうか。ときに料理を引き立たせる脇役を演じ、ときになくてはならない主役級にもなる。特に我が家で欠かせないのは生姜。毎日すりおろしていると言ってもいいくらい登場しています。でも使うごとに都度すりおろしたり刻んだりするのは、正直面倒なことも。かと言ってチューブ式を買う選択肢は、無い。であれば、時間があるときに調味料としてこしらえておけば良いのです。肉や魚の漬け込みの材料として。冷奴の上からかける醤油と生姜の代わりに。焼き魚の付け合せに。卵焼きに少量忍ばせてみたり。季節を問わず、どうぞ一年中ご活用ください。残ったタレは、野菜炒めなどに余すところなくお使いください。
株の定説「ビールが売れると株価が上がる」を検証してみた
お中元やお歳暮の影響を排除すると…
記録的な暑さとなっています。5月26日に茨城県大子町で気温35.4度を観測。令和元年に関東で最初に気温35度を超える“猛暑日”を記録しました。昨年、関東で初めて猛暑日となったのが6月25日だったので、1ヵ月早い観測です。また、全国的に5月の観測史上の最高気温を更新する場所も相次いだようです。こう暑いと、会社帰りに一杯、ご自宅で夕食の時に一杯と、ビール党でなくても、冷えたビールが飲みたくなる方も多くなるでしょう。5月24日に気象庁から発表された「向こう3か月の天候の見通し」では、6月は東・西日本で平年に比べて曇りや雨の日が少なく、平均気温は「高い」と見込んでいます。今後もこの暑さが続けば、ビールの売れ行きも期待されます。株式市場では、ビール会社の株価上昇が期待されます。今回はこのビールについて、別の視点から株式市場との関係をお話ししましょう。結論をお話しすると、「ビールが売れると株価が高い」ということです。
膠着する米中問題、人民元の動きに注目すべき理由
再びチャイナショックは起こるか
米中の経済対立が深刻化しています。すでに実施された措置に加え、米国では第4弾である約3,000億ドル分の制裁関税が検討され、中国大手通信機器メーカーへの部品などの供給も制限されるというニュースが相次ぎました。米中貿易・知財問題は着地点が見えない状況です。これからの注目ポイントとして、人民元の動きが挙げられます。
35歳女性「アイドルの追っかけで散財、コンビニ食でかさむ食費」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、これまでアイドルの追っかけにお金を注ぎ込んできた35歳の女性。仕事の都合上、食事はほぼコンビニで買うため食費もかさみ、貯蓄ができません。何を見直したらいいのでしょうか。FPの高山一恵氏がお答えします。35歳、独身です。数年前までアイドルの追っかけをしていて、ほとんど貯蓄がありません。また仕事が裁量労働制で、残業代は出ませんが残業が多く22時過ぎまで職場にいるため、昼夜ともにコンビニ食が日常で食費がとてもかかります。今後、何を見直しして、どのように貯蓄をしていけば良いでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、未婚・職業:会社員・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:23万円・年間の世帯の手取りボーナス額:100万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:なし・現在の貯蓄総額:30万円・現在の投資総額:なし・現在の負債総額:なし【支出の内訳】・住居費:7.2万円・食費:8万円・水道光熱費:1.5万円・教育費:なし・保険
働く主婦の理想、「引退は"70歳以上"が約半数」に映る未来
働く意味は収入だけなのか?
安倍首相が議長を務める「未来投資会議」で、働く意欲のある高齢者が70歳まで働き続けることができるよう、企業に求めていくという方針が示されました。来年にも、法律の改正を国会で審議する予定と報じられていますが、もしそうなった時、あなたはどうしますか?70歳まで働く気なんてさらさらない!と考える人もいれば、できる限り長く働きたい!と考える人もいるかもしれません。人生100年――。すっかりお馴染みになった言葉ですが、100年生きることをリアルに想像してみると、"70歳"という年齢の見方が変わってくるかもしれません。
30万円以下の6月株主優待、人気ランキングから選んだ5銘柄
おなじみのお店からオシャレなカフェまでピックアップ!
6月の優待銘柄は100銘柄超もあり、さまざまな種類の優待から選ぶことができます。今回は、昨年の6月優待銘柄のうち、松井証券店内の人気ランキング上位30銘柄の中から、最低投資金額が30万円以下である銘柄を5つ選びました。せっかくもらえる株主優待ですので、使う機会があるものや「欲しい!」と思えるものを探してみましょう。
どこでもドアが発明されたら、デキる投資家はどう行動するか
ひみつ道具で鍛える投資家流の思考法
「どこでもドアがあったら……」と誰もが一度は想像したことがあるでしょう。『ドラえもん』に出てくる「ひみつ道具」は、私たち一般人にとってはありがたい代物ですが、投資家にとっては命取りになりえる代物でもあります。どこでもドアによって投資先のビジネスが世間からもはや必要とされなくなった場合、資金を失ってしまう可能性があるからです。投資家は、どこでもドアが社会にもたらす影響を慎重に判断したうえで、自分の資産を守るための行動を取るでしょう。同時に、資産を増やすために最適な投資先はどんな会社かを考えます。一見無意味にも思える考察ですが、「どこでもドア」という部分を「人工知能」や「量子コンピュータ」と置き換えてみるとどうでしょうか。このような思考のフレームワークを1つでも持っているだけで、現実世界における投資の武器としても役立つかもしれません。そこで今回は、どこでもドアの発明によって投資家がどのような会社に投資するのかを考察したいと思います。
雑談が苦手な人が気をつけたい「3つの地雷」とは?
「また、話したい」と思ってもらうための談笑の秘訣
「初対面の相手とも、気楽に話せたら」「気の利いた雑談で、職場を明るく出来たら」というように、雑談に対して苦手意識をもつ方は多いのではないでしょうか。しかし簡単なようでいて、実は奥が深いのが「雑談」の難しい点です。楽しく話すつもりが、間違った方法で相手の地雷を踏んでしまうことも――!?本記事では人気国語講師で『大人らしく和やかに話す 知的雑談術』の著者である吉田裕子先生が、人と話すときに要注意な雑談NGポイントを3つ紹介します。
一時収入700万は「繰上げ返済資金として現金で保有」が正解?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、退職金等で700万円の一時収入があるという38歳の男性。投資資金に充てたいと考える一方、今後のことを考えると、繰り上げ返済の資金として現金のまま保有していた方がいいのではないかと悩んでいるといいます。FPの伊藤亮太氏がお答えします。38歳で現職を退職する予定です。退職金等で700万円程度の一時的な収入があり、それをどのように使用するかで悩んでいます。学資保険はすでに加入しているため、個人的には投資に回したいと考えていますが、現時点で総資産600万円の半分が株式に回っているため、少し株式過多になっているようにも感じています。手持ちの現金が300万円と少ないのも気になっているので、700万円を現金として持っておき、5年後の住宅ローン減税終了時に繰上げ返済するための原資とするか悩んでいます。アドバイスお願いいします。〈相談者プロフィール〉・男性、38歳、既婚(妻:33歳、会社員)・子供2人:4歳、2歳・職業:会社員・居住形態:持ち家(マンション)・年
大混雑の「イオンラウンジ」、社長が利用基準の変更に言及
イオン株主総会2019の全容
2月期決算企業が株主総会シーズンを迎えています。5月29日には、流通大手のイオンが、本社のある千葉市幕張で株主総会を開催。出席した株主数は同日11時30分時点の概算で1,953人と、昨年の1,903人を上回る株主が来場しました。株主総会といえば、何やら難しい話が続くので、お土産だけを目当てに出席している個人株主も少なくありません。しかし、流通大手のイオンだけに、質疑応答では株主でなくても気になる各種商品やサービスに関する言及もありました。株主からの質問に対して、同社幹部はどのように説明したのか。株主総会の全容をリポートします。
中国のスポーツ関連銘柄を2022年に向けて仕込むべき理由
日本株にも影響はある?
中国では2022年に2つの大きな国際大会が開催される予定です。1つは、2022年2月に開催予定の「北京冬季オリンピック」。もう1つは、同年9月に浙江省・杭州市で開催予定の「アジア競技大会」です。つまり、2022年には中国で2つも大きな国際大会が開催されることになります。この「中国体育2022」とも呼ぶべき状況の経済効果について考えてみたいと思います。
万が一のときが不安、業務委託で働く35歳未婚女性の心労
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、業務委託で働く35歳の女性。雇用保険などの保障がないため、万が一のときの備えが心配だといいます。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。業務委託で働いています。常勤で固定ギャラなので収入は安定していますが、雇用保険、労災保険などの保障がないため、病気や怪我で働けなくなったときの備えがとても不安です。就業不能保険などに加入すべきとも思うのですが、保険料がそれなりに高く、また商品の数も少なく、決めかねています。保険を選ぶ際の注意点や、その他、自営業のための自衛策を教えてください。〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、未婚・職業:自営業・居住形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:40万円・年間の世帯の手取りボーナス額:なし・毎月の世帯の支出目安:20万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:18万円・現在の貯蓄総額:200万円・現在の投資総額:800万円・現在の負債総額:80万円(無利子の奨学金)【支
サントリー「ボス」、高級豆コーヒーでイエナカ消費を狙うワケ
既存のボスと何が違う?
「働くひとの相棒」というコンセプトで、缶コーヒーを展開するサントリー「ボス」。ここ数年、ペットボトル飲料の「クラフトボス」を投入し、若年層や女性層の需要を開拓してきましたが、新たに家庭向けの中容量ペットボトルコーヒーを発売しました。職場で飲むイメージの強い同ブランドが、なぜ家庭向け商品を投入したのか。サントリー食品インターナショナルが開催したボスの戦略説明会の内容から、その背景を探ります。
コンビニおにぎり買うなら具材は何?管理栄養士おすすめの食べ合わせ
具材や食べ合わせに配慮して健康を維持
忙しくてゆっくりランチを食べる時間がないときに便利なのが、コンビニのおにぎり。目移りするほど種類が豊富で、安くて、片手で食べられる手軽さもあります。とはいえ、毎日食べるのは罪悪感がつきまといます。健康面で不安が残るとき、どんなことに気をつけておにぎりを選べばよいのでしょうか。家事代行サービスのカジーで管理栄養士として活躍するももこさんに、栄養面から考えたときに選んだ方がいいコンビニおにぎりの特徴と、その食べ合わせについて教えてもらいました。
日本メディアがほとんど報じない「欧州議会選」の重大異変
トランプ来日の裏で起きた一大事
前週末から今週頭にかけて、日本のメディアはドナルド・トランプ大統領の来日一色。大統領の大相撲観戦や六本木での“おもてなし”について、事こまかに報じました。しかし、後に振り返ると日米の“親密外交”よりも世界経済にとって大きな影響を与えるかもしれない変化が、時を同じくして欧州で起きていました。4億人余りの有権者がEU(欧州連合)の先行きに民意を示す、欧州議会選です。投票は5月23日から26日にかけて行われました。この原稿の執筆段階ではまだ、最終的な投票結果が明らかになっていませんが、各種報道などによると、「国民連合」をはじめとするEUに懐疑的な勢力が加盟各国で議席を伸ばしたもようです。
米中貿易戦争でも投資リターンが期待できる国・産業は?
対立姿勢が強まるが…
5月中にも最終合意に至ると期待された米中貿易協議ですが、ドナルド・トランプ米大統領は5月5日に中国製品2,000億ドルに対する追加関税を10%から25%に引き上げると発言し、10日に実効となりました。さらに、残りの約3,000億ドル分の中国製品を関税引き上げ対象にする「第4弾」の詳細も13日に発表しました(発効は6月末以降)。中国の輸入依存度が低かった第3弾までと異なり、第4弾ではスマートフォンやノートパソコン、ゲーム機などが含まれます。これら製品が米国の各品目の輸入全体に占める割合は8~9割に上るため、米国の幅広い消費者に影響が及ぶことになります。これに対して、中国側は報復措置を示唆。同国内での報道も「米中貿易摩擦」から「米中貿易戦争」へと変化するなど、本格的な対立姿勢を強めています。こうした状況下、投資家にとってはリスクを取って動きづらい状態が続いています。しかし、かといって期待できる投資先がないわけでもありません。
脱税者を取り締まる税務調査とは?お金の隠し場所と使い道
第1回:税務署はどうやって不正を見抜くのか?
青汁王子や銀座の高級クラブのママによる脱税事案が、最近各種メディアで取り上げられました。脱税という言葉そのものはよく耳にするので、なんとなく身近なものに感じている人がいると思います。一方で、脱税とは一体何なのか? 誰がどうやって見抜いているのか? 自分の周りや、自分の身にも起こりうる話なのか? 具体的に質問されると、うまく答えることができない人が多いのではないでしょうか。今回は、知っているようで知らない「税務署の不正の見抜き方」について、3回にわたってお話していきたいと思います。