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完全リタイア前に家計と運用資産の見直しを行う意義
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。2年程前に定年退職し、現在(62歳)は個人事業主として仕事を続けており、少なくとも65歳までは働くつもりです。子供は自立しています。資産運用は投資信託のみを行っておりますが、今後は株中心の投資信託から、REITや債券中心の投資信託にポートフォリオを変えようと思っています。その他も含め今後の資産運用方法についてアドバイスをお願いします。現在の収入・支出【収入】業務委託収入:年800万円、企業年金:年250万円、厚生年金:年200万円、合計:年1250万円【支出】総額:年960万円今後の収入の変化・今後予測される特別な支出今後、40万円程度の年収増が見込めます。今後予測される特別な支出は海外旅行程度です。退職後の収入・支出見込み2年程前に定年退職。現在(62歳)は個人事業主として仕事を続け、少なくとも65歳までは働くつもりです。保有する金融資産投資信託890万円、預金380万円です。現在の負債(住宅ローン・借
昨年終盤から続く「円高・ドル安トレンド」の“正体”
長期金利差に逆行するドル円相場
ドル円相場の値動きを予想するうえで、日米の長期金利差は重要な要素であり、少なくとも両者の連動性はここ数年間、高いものがありました。しかし、昨年11月以降、日米長期金利差の拡大に逆行する形で円高・ドル安が続いています。この背景には何があるのでしょうか。また、今後もこの傾向が続くのか、探ってみたいと思います。
20代~60代で1000万円貯めている人の割合は?
貯めていないようで実は貯めている…
これからお金を貯めようという方の中には1000万円を目標としている方も多くいらっしゃるかと思います。でも「やっぱり難しいかも~」なんて思って最初からあきらめてしまうこともあるかもしれません。実際、他の人はどれくらい貯められているのだろうというのは気になりますし、他の人の行動を参考にすることで、意外と1000万円のハードルも下げることができるかもしれません。今回は2017年11月に金融広報中央委員会が公表している、「家計の金融行動に関する世論調査」から、年代別の貯蓄状況を覗いてみることにします。
ビジネスに応用できる「そだねージャパン」の成功戦略
“カー娘”を見習うべき3つの理由
2週間にわたって日本中の感動を呼んだ平昌オリンピックが閉幕しました。男子フィギュアスケートの羽生結弦選手・宇野昌磨選手による金銀独占、女子スピードスケートのメダルラッシュなど、多くの日本選手の活躍が皆さんに心に強く刻まれたことと思います。中でも、女子カーリングのLS(ロコ・ソラーレ)北見チームが銅メダルを取るまでの試合の一投一投に、手に汗を握って応援した方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその1人です。北海道弁でコミュニケーションを取る、若く明るい女性チームに「そだねージャパン」というニックネームも付きました。実は、このLS北見チームの活躍には、ビジネスパーソンが学ぶべきたくさんの成功戦略が含まれているのです。
キャピタルゲイン目的は要注意!投資で心がけるべきこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。フリーランスで生計を立てている35歳です。ここ数年でようやく収益が安定し、年収が700万円ほどになり、投資を考え始める段階になりました。まだ資産のない自分にとって、インカムゲインよりもまずはキャピタルゲインで資産形成を図るのがよいと思っています。しかし、今年に入って会社員からフリーランスに転向したため、リスクに慎重にならないといけないという認識も持っています。投資への入り口でつまづきたくないので、よいアドバイスをお願いいたします。(30代後半 独身 男性)
FPが20代で知りたかった、給料をもらって最初にすべきこと
お金を貯めるための3つの秘訣
社会人になって初めて手にしたお給料を何に使おうか、楽しみやら不安やらそれぞれ胸のうちがあることでしょう。今回は、筆者が20代前半に知っておきたかった、給料をもらったら最初にすべきことを、お伝えできればと思います。
コンビニ弁当を10倍ヘルシーに?帳消しにする食べ方
ハーバード大学医学部元准教授が提唱
暴飲暴食で、増えた体重にため息……。体に悪いのは知っているけれど、ラーメンや焼き肉など好きなものを食べることはやめられない……。人は“食”に対する誘惑に弱いものです。そこで注目なのが、ハーバード大学医学部元准教授で、現在は「ダイエット外来」があることでも有名な麻布医院院長の髙橋弘先生が編み出した、好きなものを食べても脂肪や糖質を「なかったこと」にする食べ方=「帳消しメソッド」です。高橋先生の著書『好きなものを食べても 太らない・病気にならない 帳消しメソッド』より、メソッドの基本と、具体的な食事別帳消し法をみてみましょう。
お金のことを考えよう!と気づかせてくれる入門書
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、竹川美奈子著『とってもやさしいお金の増やし方』をご紹介します。
確定申告が期間内に合わない!? 期限後申告にかかる費用
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。いよいよ今年も確定申告シーズンを迎えてしまうのですが、今年は雑所得が20万円以上あり、少ない時間の合間に作業をしています。まだ還付になるのか、追加納税になるのかもわからない状態ですが、間に合わない気がしてきました。確定申告期限の3月15日に間に合わないとどうなるのでしょうか。その場合、もう申告はできないのでしょうか。それとも罰金等のペナルティがあるのでしょうか。当日のタイミングであれば、税務署に出しに行けばよいのですか?(40代前半、男性、既婚、子ども1人)
お金の「絵文字」を雑学する
お金のことば11:お金の絵文字(前編)
この連載コラムのテーマはお金の「言葉」ですが、今回はお金の「文字」について取り上げてみましょう。それも?のような「絵文字」のお話です。日本ではガラケーの時代に大きく普及した絵文字ですが、海外では2010年の国際規格化(Unicode 6.0でのサポート)を契機に、絵文字の利用が一気に広まりました。いまやemoji(エモジ)は国際的に通用する言葉です。顔文字を意味するemoticon(エモーティコン)や、その語源でもあるemotion(エモーション)とたまたまよく似た語形だったことも、認知度向上の役に立ったのかもしれません。そしてUnicodeに登録されている絵文字の中には「お金」に関連する絵文字も存在します。そこで今回は「お金に関連する絵文字にはどんなものがあるのか?」「そんな絵文字にはどんなトリビアが隠されているのか?」について、前編・後編の2回に分けて探ってみます。今回はその前編です。なお今回紹介する絵文字とは、特に注釈がない場合「Unicodeに登録されている絵文字」を指すものとします。
忙しい人が家をキレイに保つ「ついで掃除」の極意
時間をかけずに掃除をする方法とは
いつでも「うちにくる?」とお友達を家に呼べるように家をきれいにしたい……と思っていても、保てるのは掃除をしてから数日だけ。その後はまとまった掃除の時間が取れるまで、なんとなく散らかっている状態という方も多いのではないでしょうか。小さなお子さんのいるママは、いざ掃除をしようとしても子供から「遊んで〜」のお誘いがきて、なかなかまとまった掃除の時間は取りづらいものです。ピカピカではなくても、毎日家族が気持ちよく生活できるように、清潔で片付いた状態にしておきたいですよね。そして何より自分自身が気持ちよく過ごすことができます。掃除にまとまった時間を取りづらい、できれば掃除に特別な時間をとりたくないという人におすすめの方法をご紹介します。
「2019年増税」の確度が高まった安倍政権の“ある動き”
経済対策“早期とりまとめ”の意味
2月は、アベノミクスの先行きを決定づける“想定内の動き”と“想定外の動き”がありました。日本銀行の人事案は想定内でしたが、消費増税後に備えた経済対策の早期とりまとめ方針は想定外でした。10%への消費増税は再々延期ではなく、予定通り実施される見込みです。経済対策を早期にとりまとめるのは、霞が関の立場では安倍晋三首相の増税決断を後押しするためでしょうし、安倍首相の立場では今年秋を中心とする改憲スケジュールに集中するためでしょう。
50代夫婦は「メタボ家計」に要注意、老後資金への対応策
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する横山光昭氏がお答えします。ライフプラン表をつくってもらったら、今のままだと70歳を過ぎるとすぐ貯蓄が底をついてしまうようだとわかりました。子育てをしながら貯蓄してきた約900万円を65歳の年金支給開始までの生活費にあて、退職金の約2000万円と年金で老後は安定して暮らせると思っていたのに、びっくりしました。現在の収入は手取りで約46万円、対して支出は約43万円です。二人の子供が独立してから、ボーナスもいつの間にかなくなってしまい、貯蓄はあまり増えていません。年金受給額は、自分は23万円、妻の分で6万円の合計29万円ほどの見込みです。どのように改善すると、お金に困らない老後生活を送れるでしょうか。(Gさん 54歳 会社員 男性)
日本酒界の異端児「醸し人九平次」が明かす“ドラマ”
新企画のセミナー受講レポート
醸(かも)し人九平次。このちょっと謎めいた響きの日本酒ブランドが今、海外でも「KUHEIJI」として注目されています。製造するのは名古屋市の東部、緑区に江戸時代から酒蔵を構える「萬乗(ばんじょう)醸造」。国内の他の日本酒ブランドとは一線を画し、ワインを意識した酒づくりを追求、実際にフランスでのワインづくりにも乗り出しています。そんな“異端児”な酒蔵が昨秋から「出張日本酒セミナー」を始めました。自社の宣伝やプロモーション活動ではなく、「日本酒とは何か」を理解してもらうための講義とテイスティングの会だというのです。そこで語られた職人たちの「ドラマ」の一部をお伝えします。
ポッカと再出発、「アーモンドミルク」に“新風”吹くか
健康志向の“働く女性”がターゲット
水色のパッケージに描かれた、乳白色の液体とアーモンドの実。スーパーなどの飲料売り場で、この商品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。1910年設立の老舗メーカーが手掛ける、「アーモンド・ブリーズ」という名のアーモンドミルクです。欧米では、健康志向の高まりを受けて、牛乳の代替飲料として豆乳をしのぐ市場規模を獲得。日本には2013年に上陸しました。そんなアーモンドミルクの先駆的ブランドが、3月から日本での製造・販売パートナーを改め、再出発を果たします。豆乳が大きなウエートを占める日本の乳代替品市場を、どんな戦略で切り崩していくのでしょうか。
義父の死亡保険金6千万円、いくらを余裕資金に回すべきか
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する高山一恵氏がお答えします。35歳、妻と共働きで子供が1人います。義父の交通事故死により、保険金を合わせて6000万円以上いただくことになりました。貯金と合わせると8000万円程度余剰資金が発生し、運用や保持の仕方を考えあぐねています。子供は2人の予定で2人分の大学進学費用は確保済みです。家は今後も賃貸予定で自分が退職後に購入を考えています。車も購入の予定はありません。また、義母は70代ですが、介護などでの金銭負担の必要はありません。現在、妻は育休中ですが、5年程度在宅ワークなどに変更する予定です。投資経験は5年程度(投資信託400万円、NISA、iDeCo)です。使い道はまだ決めていないのですが、交通遺児などの団体にいくらか寄付を検討しています。考え方も含めて、資金の効果的な持ち方や運用をご教示いただければ幸いです。〈相談者プロフィール〉・35歳、既婚、男性、子供1人・収入:自分・会社員・手取り収入月35万円〜50万円、妻
個人投資家は株価下落の“第2波”を受け止められるか
第1波では余裕があったが…
株式市場は、1月下旬までトランプ政権が成立させた米国の法人減税や、好調な企業業績を背景に上昇が続き、日経平均株価も1月23日に2万4,129円の高値を付けるなど、日米ともに堅調に推移していました。しかし、2月に入ると、株式市場は急落に見舞われました。まずはこの背景から説明します。
お財布いらずの「Kyash」を使いこなすコツ
流行りの送金アプリのメリットとは
飲み会を割り勘にしたものの、あとでみんなからお金を集めるのは大変……」「小銭を借りたけれど、細かいお金がなくてすぐ返せない……」「コンビニで小銭を出すのは面倒だ……」と現金にまつわるちょっとした困りごとは日常にあふれています。そんなとき、もし現金の代わりになるサービスがあったら便利ですよね。海外では、現金でのやり取りの代わりに、少額からでも利用できる“個人間送金”のサービスがスタンダートになっており、スマホ一つでお金のやり取りが簡単にできるようになっています。日本で個人間送金をするとなると、金融機関の口座に振り込むことが大半ですが、これには手数料もかかりますし、リアルタイムで送金できない時間帯もあるなど、使い勝手がいいとはいえません。でも、じつは日本でも個人間送金アプリが続々登場しているのです。今回は数ある個人間送金アプリの中から注目の無料送金アプリ「Kyash」について、活用シーン別に使い方を説明し、使いこなしのヒントをお届けします。