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日経平均なぜ急落? 今後はどうなる?
米国発で市場心理が後退
2月6日、日経平均株価が大幅安となり、前日比1,071円(▲4.7%)と大きく下落しました。前日5日も592円ほど下がっていますが、2日連続で大きく下がるのは珍しいことです。きっかけは米国株の大幅な下落です。代表的な指標であるNYダウ平均株価は2日に665ドル、5日に過去最大の下げ幅となる1,175ドルと続落しています。これにより、世界各国の市場で「リスクオフ」の流れとなり、国内株式市場にも波及して下落につながりました。週末にいったん1ドル109円に戻っていた外国為替が再び1ドル108円台の円高となったことも、マイナス方向に影響したとみられます。
開発8年の新品種が火をつける「国産イチゴ戦争」の行く末
40以上のブランドが乱立
今がまさに旬のイチゴ。最近はたくさんの品種が出回っており、イチゴを買うというより、「あまおう」「ひのしずく」といったブランド名で買われるようになりました。その分、国内でのシェア争いも激しさを増しています。その様子は、さながら「イチゴ戦争」といったところです。そこに今シーズン、新たに参戦したイチゴがあります。苦節8年を費やして開発された新ブランドは、イチゴ戦争の勢力図を変えるのでしょうか。
手堅く資産を増やしたい、38歳会社経営者の資産配分
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。現在38歳でデザイン会社の経営をしています。年収は現状3000万円近くあり、預金が8000万円ほどあります。今まで、まったく資産運用をしておらず、保険などは節税のためにさまざまなものに入っているのですが、その他の不動産や株など、お金が増えるようなものはまったく持っていません。最近、増やすための資産の持ち方に興味を持ちはじめ、ワンルームをいくつか購入し運用しようと思ってサイトや情報誌などを見始めていますが、なかなか踏ん切りがつかずにいる状態です。今後、不労所得を増やしていきたいと思っているのと、同じく金融商品なども持ちたいと思っています。このような状態ですが、どういった資産運用といいますか、ポートフォリオを作ればよいでしょうか。全体的に手堅く増やしていけるようなものを中心にしつつも、ある程度のリスクがあるものも組み合わせていければと思っています。要領を得ない質問で恐縮ですが、ご教授ください。(30代後半 既婚・子ども1人 男性)
40代会社員で貯金ゼロ・・・ 老後のお金まだ間に合う?
担当編集者が語る書籍シリーズ
日常生活や生き方を通して、お金の価値観・人生観を考えるきっかけになるような話題の本をMONEY PLUS編集部がピックアップ。書籍の担当編集者に読みどころやこだわり、制作秘話などを語っていただきます。今回は、中野晴啓著『普通の会社員が一生安心して過ごすためのお金の増やし方』をご紹介します。
広がる「逆アマゾン効果」、米国“クラウド三国志”の行方
ビッグデータ時代の領土戦争
アマゾン、グーグル、マイクロソフトの業績が絶好調です。3社とも伸びているのはクラウド事業。今、米国のIT大手にとっては、この事業が最大の成長部門であり、稼ぎ頭になっています。その中でも勢いがいいのがアマゾンなのですが、直近の各社の業績発表を見ていて、気になる言葉を発見しました。「逆アマゾン効果」という言葉です。アマゾンやグーグルには「ある事情からデータを預けたくない」という企業群があって、その需要がマイクロソフトに流れているという話です。いったいどんな事情があるのでしょうか。
家族の保険と老後のための資産運用、どちらを優先すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。私のプロフィールは下記の通りです。 【収入面】世帯主:女性(私)、39歳、会社員、年収380万円(手取り250万)夫:障害者、障害年金、120万円/年(18歳未満の子の加算48万含む))長男:小学3年生次男:保育園年長(子ども手当12万円×2人/年)【支出面】住宅:集合住宅(築30年)に33,000円/月(実母所有物件のため格安)倉庫:夫の趣味の物を置いておくためにレンタル、210,000円/年毎月の支出:食費平均50,000円、水光熱費17,000円、通信費12,000円、保育園23,000円、習い事15,000円、医療費5,000円、保険13,000> 円、その他雑費20,000円(小遣い等含む) 合計:18万8千円/月現在の貯蓄:定期預金1650万円(100万から450万で6種、最長3年)その他普通預金:80万円保険:収入保障保険40,000円/年(重度後遺症・死亡時に60歳まで15万円/月) 、医療保険40,00
こんな暮らしがしたい!片づけを成功させるコツ
忙しくても片づけ上手になれる
子どものお世話は365日毎日あり、お母さんは休む間もないくらい忙しい日々を過ごしていると思います。それに加え、洗濯物や食事の準備など、やらなくてはいけないことでいっぱいです。特に子供がいると、掃除や片づけをしてもオモチャなどですぐに散らかってしまうのではないでしょうか。忙しいお母さんは少しでも時短になるようにオモチャだけでなく、キッチン収納やクローゼットの工夫をしようと、片づけ本を何冊も買って読んでしまう……といったことも。片付けの方法を調べる前にまず考えなければならない大事なことがあります。
お気に入りの商品は何位? データで見る「チョコ市場」最前線
業態や時期によって情勢は一変
来週2月14日はバレンタインデー。どの百貨店も高級チョコレートの特設売り場を設けるなど、バレンタイン商戦たけなわです。最近は、本命の人に渡すものだけでなく、自分へのご褒美チョコも百貨店や専門店で買う人が増えたように思いますが、実はこの時期、スーパーやドラッグストアでも通常の時期とは異なる動きが見られます。なぜこうした現象が起きているのでしょうか。流通データを基にひも解いてみます。
年10%の資産運用で不労所得を得たい29歳、最適な配分は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。私は下記のように年率10%弱くらいで自分の資産を運用していきたいと考えています。もし無茶な目標だと思われましたら、その点も踏まえてアドバイスをお願い致します。私は現在、年収900万円、資産1800万円を持つ29歳独身会社員の男です。資産の半分程度は日本株、四分の一程度は新興国の債券、残りは外国株のETFや普通預金にしています。私の生活はあまり派手ではないため、資産は毎年自然と増えている状態です。資産を1億円くらいまで増やしてそれを10%くらいで回し、不労収入を得て、仕事は趣味的にやる生活を目指しています。現在の保有資産は日本株の比率を高めてありますが、今後は5~10%くらいで回せる新興国の外貨建て債券をメインの投資先としようと考えています。また、今のところ結婚の予定はありません。お付き合いする女性は私と同水準の収入のある同業者が多いので、もし結婚するときもそのような相手になる可能性が高いと思います。(20代後半 独身 男性)
2017年最もビジネスパーソンに注目された本とは?
あの人気書籍がランクイン
ビジネス書要約サイト「フライヤー」が1月17日(水)、2017年の年間人気記事ランキングを発表しました。フライヤーは、読書の時間が足りない多忙なビジネスパーソンをターゲットに、書籍1冊の内容を10分で読めるコンテンツに要約し配信しているWebサイト。経営コンサルタントなど各分野の専門家がコンテンツ編集に参加している点が特徴で、現在15万人を超える会員がこのサービスを使用しています。今回発表されたランキングは、同サイトの有料会員が読んだ記事の閲覧数を集計したもの(期間:2017年1月1日~12月31日)。忙しいビジネスパーソンが2017年に注目した書籍の上位10タイトルが公開されています。
打倒OPPO!中華ケータイ“その他大勢”のゲリラ戦
中国スマホの超絶進化(後編)
前回は、日本人があまり知らない中国の携帯電話ブランドOPPO、華為技術(ファーウェイ)、小米科技(シャオミ)が実は世界ではすごいことになっている、という現状を紹介しました。今回は、その“巨人たち”と戦わなければいけない中国国内の不運なブランドたちを紹介します。その中から、物量ではなかなか勝ち目がないと思われる日本企業の今後の戦い方に何か示唆を得られないか、探ってみましょう。
実家の隣家購入に住宅ローン減税は使える? 注意点は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。広島の実家から連絡があり、両親の家のすぐ横の戸建が売りに出たとありました。両親的には隣接しているためこの土地も所有したいと言っています。売値は1500万円です。500万円を頭金として、1000万円を借入しようと考えています。住宅ローンの金利1.5%で10年で払いきると計算すると毎月63,000円程の支払いになるようです。質問です。毎年の住宅ローン控除額はいくらほどでしょうか?(自分は住みません) 固定資産税は?1500万円を一括で支払うこともできますが、その場合は株を1000万円分売らなくてはいけないので避けたいと考えています。現在東京で賃貸生活をしており、将来は実家に戻る気はないので、この土地もいつかは売ることになると思います。家屋部分は25年建っているので1500万のほとんどは地代と想定しています。購入する場合のローンを組む額や、返済期間、その他税制上の検討事項などアドバイスよろしくお願いします。(30代後半 独身 男性)
イノシシ1頭1万8千円、鳥獣駆除に奮闘する女性猟師のメッセージ
これが「狩りガール」の生きる道
シカ肉やイノシシ肉を使うジビエ料理。フランス語が語源で当地では高級料理としてもてはやされ、日本でも主に山間部で古くから親しまれてきました。しかし今、日本の里山は増えすぎたシカやイノシシによって荒らされ、農作物などの被害額は年間約200億円に上るとされています。その「鳥獣害対策」や地域活性化策としてもジビエが期待される中で、さらに注目を集めているのが愛知県で「狩りガール」「ハンター女子」とも呼ばれる女性猟師の清水潤子さんです。
日本上陸「OPPO」を生んだ、苛烈な中華ケータイ大乱戦
中国スマホの超絶進化(前編)
1月31日、中国の大手携帯電話ブランド「OPPO(オッポ)」の日本進出と、最新機種である「R11s」の発売が予告されました。ただOPPOといわれても、そんな名前は初めて聞いたという人が大半でしょう。しかし日本でこそ存在感が薄いものの、世界的に見ると中国ブランドの存在感はすでに大きいものになっています。日本でもすでにいくつかの端末を発売している華為技術(ファーウェイ)のほか、小米科技(シャオミ)、OPPOを加えた3社は、出荷台数で世界トップ5に食い込み、米アップルや韓国のサムスン電子に迫る勢いです。アジアに限れば、トップ5のうち、サムスンを除いた4社は中国ブランドになっています(2017年7~9月期、Strategy Analytics調べ)。現在の中国には121の携帯ブランドがあるとされており、国内市場は世界一厳しい競争にさらされています。その勝者が上記の3社だといえるわけですが、実はその影で、多くの個性的なブランドがしのぎを削っています。この3社はどのようなところから生まれ、大きくなったのか。そして、気を抜いたらすぐに巨人に踏み潰されてしまう状況の下で、新興メーカーがどう戦い、顧客を
貯金500万では老後破産?定年後のリアルとは
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。あと2年で定年退職する52歳の会社員です。もらえる年金は毎月20万円程度のようですし、貯蓄は500万円ほどしかありません。退職金が出るものの、このままでは老後資金が足りず、「老後破産」するじゃないかと、ものすごく不安です。せっかくこれまで頑張ってきたのに、これってあんまりじゃないですか。「老後破産」しないために、何からするべきでしょうか。(52歳 会社員)
30代で年収1000万超えは意外と“普通の人” その心構えとは
ヘッドハンターの著者が語る
年収1000万――。税金・社会保険料などで300万ほど引かれるため手取りは思ったより少ないとか、児童手当の対象外になるとか、「感情的幸福度は年収7万5千ドル(1ドル=110円換算で約830万)がピーク」という研究結果がある(参考)など、意外にネガティブな話もありますが、それでもひとつの目標として目指す人は少なくありません。とりわけ、30代で年収1000万を得ている人は世代の人口比で約1%(参照:国税庁調査)と極めて少なく、「俺たち平均年収のサラリーマンとは住む世界が違う」とこぼす人もいます。しかし、ヘッドハンターとして1万人以上の転職支援を行ってきた夏目俊希さんは「そうした最初から優秀な人ももちろんいますが、割合としては“普通の人”がキャリアアップを重ねて年収1000万に到達するほうが多い」と語ります。では、“普通の人”からマネジャー、部長へと出世して年収が上がっていき、30代で1000万円に到達する人にはどのような特徴があるのか。夏目さんの著書『30代で年収1000万になる人、一生400万のままの人』(以下、本書)から一部を要約・抜粋のかたちでみてみましょう。
緩む融資姿勢、「銀行カードローン」とどう接すべきか
貸付残高は5兆円を突破
過剰な貸し付けが問題になっている銀行カードローン。この貸付額の大きい12行に対し、金融庁は立ち入り検査を実施。1月26日に、その中間とりまとめを発表しました。消費者ローン業者には、年収の3分の1を超える貸し付けはできないという総量規制があります。ところが、銀行のカードローンはその適用対象外となっています。規制の枠をすり抜ける形で、年収と同額に近い貸し出しまで実行されるようになっているのです。その結果、2006年度には消費者ローンが17.3兆円、銀行カードローンが3.4兆円と大きな開きのあった両者の残高は、徐々に接近。2014年度に逆転し、2016年度には消費者ローンが4.5兆円、銀行カードローンが5.6兆円となっています。なぜこうした状況になっているのでしょうか。そして、私たちは銀行カードローンに対して、どう接していけばいいのでしょうか。
家計管理は方法論より「自分軸」 やりくり上手になる方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。いつも予算通りに家計をやりくりできません。少しでも貯蓄を増やしたく、毎月の生活費に予算を設け、袋に入れて管理する「袋分け家計管理」をしています。ですが、予算で収まるようなやりくりができたことがあまりなく、いつも余分にお金が残っている袋から、お金を回して何とかやっています。どうするとうまくいくのか、方法を教えてください。(35才 専業主婦)