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熱中症による死亡者数が増加。そのワケとは?
熱中症死亡の8割は高齢者。救急搬送の半数は65歳未満
連日の猛暑によって、熱中症による救急搬送が増えています。消防庁の統計によると、6月以降およそ1万8000人が搬送されました。7/9~7/15の1週間を見ると、およそ9900人が搬送され、そのうち12人が亡くなっています。かつては、日射病対策として主に屋外に出るときの注意を呼び掛けることが多かったのですが、屋内であっても体温調整機能が働かず、体内に熱が溜まることによってさまざまな症状がおきることから、最近では「日射病」より広い意味をもつ「熱中症」への対策を呼び掛けています。
サッカーに続け!「フランス産スタートアップ」が熱いワケ
赤いニワトリは金の卵を産むか
6月中旬から1ヵ月にわたって熱戦が繰り広げられたサッカーのFIFAワールドカップは、フランスがクロアチアとの欧州勢対決を制し、20年ぶりの優勝を遂げました。フランスのブリュノ・ル・メール財務相は決勝戦の4日前に地元のテレビ局「フランス2」で、「GDP(国内総生産)への影響がどの程度になるかはわからないが、経済成長にはプラス」などと発言していました。しかし、今のところ、国内では20年ぶりの戴冠による「景気の押し上げ効果は限定的」(フランスの新聞「ル・フィガロ」の電子版)と受け止められています。「レ・ブルー(サッカーフランス代表の呼称)」が初の世界一の座に就いた1998年のGDPは3.6%増。1991年から1997年までの平均伸び率が1.4%にとどまっていました。それを踏まえると、今回もW杯特需への期待が高まるのもむべなるかな、というところでしょう。もっとも、1998年は自国開催。海外からの観光客流入や施設建設などのインフラ投資が国内景気を刺激した可能性が大きいとみられます。
いま「米銀株」に改めて注目すべき“5つの理由”
4~6月期決算発表が本格化
米銀の2018年4~6月決算発表がスタートしました。一般的に、銀行は金利上昇で儲かるセクター。ならば、米国の銀行はFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを続けることで、わが世の春を謳歌していそうです。ところが、銀行株のパフォーマンスはイマイチです。これはなぜでしょうか。
フリーランスの事務所兼自宅、借入金の利子は経費になる?
フリーランスのための確定申告の基本
前回の記事では、仕事用とプライベート用の費用を按分計算して分けるお話をしました。フリーランスの方は、自宅とオフィスが同じケースが多いです。事務所兼自宅を借りている場合の支払家賃については、仕事用とプライベート用で按分計算して区分した上で、仕事用の家賃を経費計上できるというお話をしました。では、フリーランスの方が事務所兼自宅を賃貸ではなく、新たに購入する場合はどうなるのでしょうか。今回は借入金と利子から住宅ローン控除に至るまで、事務所兼自宅にまつわるお話をしたいと思います。
ビールがおいしい季節がやってきた!今飲みたがっているのは誰?
アルコール離れと変わる飲み会事情
夏が近づくと次々オープンするビアガーデン。日本人のアルコール消費量の内訳を見ると、ひと昔前は大半がビールでしたが、最近はカクテルや発泡酒なども増えて消費者の好みは多様化しています。そして、アルコールと言えば、よく耳にするのが「若者のアルコール離れ」。若者は本当にお酒を飲まなくなったのでしょうか?一方で、昔より飲むようになったのは、どのような層なのでしょうか?アルコールにまつわるデータを見ながら、消費者の変化を読み解いていきましょう。
TBS、株主提案否決でも「これにて一件落着」でない理由
賛成票は11%止まりだったが…
1ヵ月ほど前、「『放送は副業』呼ばわり、TBSが直面する株主総会の難題」という記事で、TBSホールディングスの株式2%を保有する英国籍のファンド、アセット・バリュー・インベスターズ(AVI)から、TBSが株主提案を受けていることを取り上げました。その株主総会が6月28日に開催されました。結果はどうだったかというと、賛成票はわずか11%で、AVIの提案はあっさりと否決されました。株主総会までの間に、両者でどのような攻防が繰り広げられたのか。そして今回の一件は、今後のTBSの経営にどのような影響を及ぼしそうなのか、考えてみたいと思います。
新エネルギー基本計画に商機アリ、国産技術に熱視線
水素エネルギーの潜在成長性に注目
7月3日に第5次エネルギー基本計画が閣議決定されました。今回の計画は「2050年に向けたエネルギー転換への挑戦」という長期的な展望を盛り込んだ点が特徴です。世界的にも「脱炭素化」に向けた流れが逆行するとは考えられず、水素を含む再生可能エネルギーの主要電源化を目指さざるを得ない情勢です。果たして、その商機をつかむのはどのような企業なのでしょうか。
毎月コツコツ貯められない…貯金はボーナス頼みでもOK?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。社会人2年目になり、忙しかった1年目の反省から、お金の管理を始めることにしました。現在、会社寮で一人暮らししており、毎月2~3万円の貯金をしていますが、友人の結婚式やら引っ越しやらで、貯金がすぐになくなってしまうような状態です。そんな中、ボーナスで1年分の貯金額になりそうな金額が振り込まれました。それほどお給料が上がることも期待できない中、今後、貯金はボーナス頼みになるような気がしています。今の生活で、さらに節約をするとなると、職場での付き合いや長期的なキャリアのためにやっていることを削ることになってしまうのですが、ボーナス頼みの貯金は再考したほうがよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、20代前半、未婚・職業:会社員・居住形態:会社寮・手取り世帯月収:26万円
6000本の投資信託で選ぶべき商品は一握り。勝利する極意は?
売る側にとって都合のよい金融商品の見分け方
個人で購入できる投資信託は、現在、約6000本あります。そして、その6000本のほとんどが、「売る側にとって都合のよい金融商品」だということをご存じでしょうか?「売る側に都合が良い=買う側に不利」ということです。つまり、私たちにとっては損をしかねない商品がほとんどなのです。投資信託といえば、100円と少額から、自動で積み立てることが可能で、忙しい方でも、ズボラな方でも始めやすい投資商品。iDeCo(個人型確定拠出年金)、NISA、つみたてNISAといった、個人の資産形成をサポートする優遇制度がたくさんありますが、これらの制度に共通しているのも「投資信託」を選ぶという点です。気軽に始められる投資信託でも、正しいマネー知識がなければ、本当に儲かる商品を選ぶのは至難のワザ。今回は、投資信託で勝利する極意を3つお伝えします。
時間を100%仕事に使えたら?主婦が本当に望む働き方
データから読み解く主婦のホンネ
働き方改革で、主婦は働きやすくなるのでしょうか?6月29日の国会で、働き方改革に関する法律が可決成立しました。でも、法律が成立したことで何が変わるの?と疑問に思う人もいるかもしれません。結論から言うと、今回成立した法律自体が直接主婦層に与える影響は少ないようです。この後、順を追って説明したいと思います。
身体ケアや食材の下処理に、「米のとぎ汁」の活用術
身近に使える生活の知恵
毎日食べているご飯。無洗米でない限り、洗米のときにとぎ汁が出ますよね。実は、米のとぎ汁は身体ケアや食材の下処理などさまざまなところに活用できます。捨ててしまうのはもったいないですよ。
結婚するなら「早婚」と「晩婚」、経済的にはどっちがお得?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。税制上は、結婚していたり子どもがいたりする方が控除等のメリットが多いと思いますので、どうせ結婚して子どもを育てるのであれば、早く結婚した方が得だと思います。私は両親が25歳の時の子どもなのですが、25歳で結婚して子どもを育てるのと、40歳で結婚して子どもを育てるのとでは、経済的にどのくらい差が出るものでしょうか。(35歳 独身 男性)
遺族が思わず脱力する「がっかり遺言書」にならない書き方
法的に無効な遺言書にさせないためには?
数年前の終活ブーム以降遺言書を書く人が増えていますが、専門家からすると「ネット記事を参考にしたのか一見それらしく整えられているが、後の手続き段階で法的に無効と判明し、遺族が思わず脱力する“がっかり遺言書”なのがほとんど」のようです。そんな「がっかり遺言書」の例と改善点を簡単に見てみましょう(参考文献:『「きちんとした、もめない遺言書」の書き方・のこし方』)山田和美著、以下引用はすべて同書から)
ことわざで振り返る「日本人の商人観・商売観」
お金のことば31:商いのことわざ
この連載では以前、お金にまつわる「ことわざ」を紹介したことがあります。《地獄の沙汰も金次第》《金(かね)の貸し借り不和の基(もと)》などのことわざを例にして、ことわざが伝えようとする「お金との付き合い方」を紹介した内容でした。今回の記事は、ことわざシリーズの第二弾。今度は商い(あきない)に関連することわざを紹介してみたいと思います。紹介する数々のことわざから、日本人の商人観・商売観が浮かび上がってきます。
iDeCoの投資先、何を基準に選んだらいいですか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は花輪陽子氏がお答えします。iDeCoの投資先が絞れません。何を基準に選んだらよいのか、アドバイスいただけないでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、45歳、未婚・職業:美容師・居住形態:持ち家(マンション)・手取りの世帯年収:276万円・毎月の支出目安:19万円
プライムデーで要注目!「アマゾン」PB攻勢の胸算用
5ブランドの商品拡充を発表
7月16日の正午から行われるAmazonプライム会員限定セール「プライムデー」。世界中の利用者にとって、大注目のイベントです。年に一度のこのセールに合わせて、Amazon.co.jp(アマゾンジャパン)はプライベートブランド(PB)の商品を拡充したと発表しました。さらに、今回拡充された商品の一部は「プライムデー」でさらにお得なセール価格になるといいます。目玉の商品はどんなものでしょうか。ラインナップを見てみると、アマゾンの今後のPB戦略が見えてきそうです。
50代で住み替えを検討、今の苦しい家計状況で実現できる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。現在共働きですが、大学生の子どもが2人いるため、家計が苦しい状況です。長男が一人暮らしなので、毎月3万円の仕送りをしています。夫の給与から生活費として月13万円もらっていますが、残りの金額については夫が管理をしています。子どもが自立したら、現在の住宅を売却して、今よりコンパクトな中古マンションに住み替えたいと考えていますが、今のままでは難しいのではないかと不安です。家計状況をどのように改善すればよいのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、50歳、既婚(夫:51歳、会社員)、大学生の子ども2人(長男21歳、次男20歳)・職業:会社員・世帯手取り月収:48万円(夫:28万円、妻:20万円)・年間ボーナス:100万円・預貯金:200万円(夫の貯蓄額は不明)【家計の内訳(32~34万円)】・食費:8万円(外食費含む)・住宅費:住宅ローン9万円(残期間15年)・通信費:3万
一石二鳥!しっとり「鶏ムネ肉のチャーシュー風と味玉」レシピ
余った煮汁にゆで卵を漬けて味玉も
高タンパク低脂質で栄養もあり、その上安価で嬉しい鶏ムネ肉。最近では手作りの鶏ハムを楽しむ方も増えてきましたね。今回は鶏ムネ肉を使ったチャーシューのご紹介。たっぷりの煮汁で煮たあとはほったらかし!味が染み込んだお手軽チャーシューのできあがり。余った煮汁はゆで卵を漬けて、味玉も一緒に作り置きしちゃいましょ。