外出自粛でもお酒が飲める「ベランダチェアリング」の開放感
ストレスフルな日々に癒やし
新型コロナウイルスが世界的に猛威をふるい、いつも通りの生活が難しくなっている今、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。なかなか先の見通しが立たない日々ですが、とにかく心身ともにできるかぎり健康でいたいものです。以前、「チェアリング」というアクティビティを紹介する記事を書きました。「チェアリング」とは、アウトドア向けの携帯用チェアを持って外に出かけ、好きな場所に腰かけてゆったり過ごす、という遊びのことで、酒場ライターのパリッコさんと私とで、数年前、冗談半分に始めたものです。
工業地帯に突如カラオケステージ、尼崎で不思議な社会実験
運河や工場をバックに熱唱
先日、アウトドア向けの携帯用チェアを持って外に出かけ、思い思いの場所に腰かけてゆったり過ごす遊び「チェアリング」を紹介する記事を書きました。その後、「チェアリング」について詳しく聞きたいと連絡があり、インタビューを受けたのですが、インタビューをしてくれたのが兵庫県尼崎市の地域活性に取り組んでいる方で、「今度、尼崎で面白い催しがあるんです」と「キャナルフライデー」というイベントを教えてくれました。聞くところによると「尼崎運河」周辺の、工場や運輸会社の倉庫が立ち並ぶエリアにカラオケステージを作り、尼崎近海で取れた魚介類を使ったフードをおつまみにお酒も楽しめる催しになるとのこと。普段はたまに近所の住人が歩くぐらいで、あまり賑わうエリアではないそうなのですが、そういった場所に多くの人を呼び込むことができるかという試験的な意味合いもあるそうです。果たしてどんな様子になっているのか、また、イベントは成功するのか、気になったので見てきました。
ベランダも酒場になる!GWは喧騒を避け「チェアリング」
観光地に行かずとも景色が変わる
春です。日差しが暖かく感じられ、場所によって日中は長袖を着ているのが暑いぐらいの陽気になったりします。ようやくこの季節がやってきたのです。そう、椅子を持って屋外に出かけるべき季節が……。持ち運びやすいアウトドア用の椅子を持って外に出て、思い思いの場所に腰かけてのんびり過ごす――。このような行為を「チェアリング」といいます。