緊急事態宣言で再び学校休校の必要はあるか?子がいる家庭で最も有効な感染防止策は
学校集団感染のリスクは
新型コロナウイルスの第3波が襲来しています。日ごと増加する重症患者数は緊迫感を増し、危機感を持つ人も増えていることと思います。昨年末にはGo Toトラベルキャンペーンも中止が発表され、首都圏などに緊急事態宣言が出されました。前回の緊急事態宣言では、感染防止策としてほとんどの学校が休校になりました。今回の話題は、子供に対する新型コロナウイルス感染症についてです。実は、学校での集団感染について、インフルエンザと新型コロナウイルスでは大きく異なることが分かってきました。
コロナの検査が何種類もあるワケ。PCR、抗体、抗原検査、一番信頼度が高いものは?
無料で受けるには条件あり
新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。毎日のニュースやワイドショーには、もうウンザリされている人も多いと思いますが、いつ、だれが検査を受けることになってもおかしくありませんね。今回は、検査についての正しい知識と受け方、公費負担と自費負担の違いなどを解説したいと思います。万が一、検査を受けることになっても、安心感が違いますよ。
がん統計専門家が教える「トンデモ医療情報」に騙されないための知識
働く世代が1年間でがんになる確率は?
私はこれまでがんの早期診断・検診の研究に取り組んできました。「がん」というと、ちょっとひいてしまうという方も多いと思います。「がんは怖い病気で、とにかく早く見つけて治療してしまえばいい」とお考えになられる方も多いと思いますが、そうとも限らないのです。以前、私が検診で見つけた肺がんの患者さんは、早期だったのですが手術を拒否されていました。ご親戚の方の説得もあり、結局手術を受け、無事に退院されました。しかし、退院半年後に脳梗塞を発症し一命はとりとめたものの、意識は戻りませんでした。結果的に、この方にとって手術を受けたこと、ひいては検診を受けたことに意味があったのか?考えされられるケースです。このように「がんだから○○」と簡単に決められるほど、単純ではありません。「がん」という言葉を聞くだけで、ちょっと引いてしまうという人も多いと思います。特にネットの世界では、がんに関してのトンデモ情報があふれているので、さまざまな誤解をされている方も多いでしょう。たとえば、「がんになったらもう働けない」「がんは遺伝する」「がんになっても、ブラジルの奥地で発見された○○を飲んで免疫力を高めれば手術しないで治