すかいらーくが200店を閉店する裏で“大量出店”する理由
「コロナ以前の経営問題」に対するアンサーか
ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどを経営するファミリーレストラン国内最大手「すかいらーくホールディングス」は11月12日、200店もの大量閉店を発表しました。その理由は、新型コロナウイルス感染拡大による日本人の「外食離れ」。でも、本当に課題はコロナだけなのでしょうか? 大量閉店の発表とともにリリースした「Withコロナの経営戦略」から、大量閉店の真相に迫ります。
ファミレス西の雄「ジョイフル」が大量閉店、ネットでは阿鼻叫喚
6月期決算は93億円の赤字
「コスパが良いファミレス」と聞いたら、どこを思い浮かべるでしょうか? 2019年のgoo調査によれば、1位サイゼリヤ、2位ガスト、そして3位がジョイフルとなっています。「ん、ジョイフル?」と思った方は、きっと東日本にお住まいでしょう。同店は東日本でなじみが薄いかもしれなませんが、西日本では「超」のつく人気ファミレスチェーン、グループ店舗数889店(2019年末時点)と全国3位の規模を誇っています。そのジョイフルが今、大量閉店の憂き目に遭い、ファンはネット上で阿鼻叫喚のツイートを連発。いったい何が起きているのでしょうか。