初心者のための“DIY”
簡単にできるDIYや、自分で作ることの楽しさ、生活に取り入れるコツなどを紹介します。
モルタルで手軽にDIY、鉢植えを作ってみた
いちばん簡単なモルタル作り
DIYビギナーには、モルタルでもの作りをするなんて想像できないかもしれません。そもそもモルタルがどういうものか、はっきり認識していない人も多いのでは?モルタルは、セメントと砂を混ぜ、水を加えて練ったものです。これに砂利や砕石を加えるとコンクリートになります。セメントと砂の標準的な比率は、体積比でセメント1に対し、砂が3。ホームセンターで販売されている25㎏入りのセメント1袋に対し、20㎏入りの砂3袋を使用するといった具合です。そんなに大量に使用しない場合には、あらかじめセメントと砂が混ぜられたインスタントモルタルという製品が便利です。水を加えて、適度な硬さに練れば使えます。とはいえ、インスタントモルタルを練るのもそれなりに重労働です。また、練るために容器やクワといった道具が必要になります。ビギナーにとっては、まだなおハードルが高いのではないでしょうか?そこで紹介したいのが、誰でも手軽に使えるモルタル製品「モルシェ」です。モルタルが特殊なパックに入っていて、そのパックごと水につけるだけで使えるのが特長です。1袋1.5㎏入りと少量なので、ちょっとした小物作りに好都合。少量のモルタルを練らず
人気のインテリア「ラダーシェルフ」の作り方〜好みのサイズでDIY〜
ドライバーだけでできる簡単DIY入門編
はしごのように壁に立て掛ける棚、ラダーシェルフ。イージーな佇まいが、空間に気楽で楽しげな雰囲気をもたらしてくれます。この棚の形状はシンプルですが、自分で作るとなると、支柱が斜めに立つことが意外にやっかい。支柱の端を斜めにカットするのに加え、支柱と棚板を斜めに接合しなければならず、頭が混乱しがちです。そんなラダーシェルフも、ある金具を使えば、戸惑いなく、いわばオートマチックに作れます。それがPINK FLAGブランドの「LADDER BRACKET」と「SHELVING STAY ANGLED 10°」のコンビです。いかに簡単に作れるか、実際にレポートしてみましょう。
1000円の合板で、引き出しボックスを作ろう
カナヅチだけでできる簡単DIY入門編
自分でものを作ることは、豊かな暮らしを作ることでもあります。製作に熱中するうちに、心身に宿る充実感。完成したものを目にするたびに、湧き上がる満足感。そんな気分の高まりが、日々をカラフルにします。そしてもちろん、欲しいものを手に入れるための出費を抑えられることも大切なポイントです。今回紹介する引き出しボックス作りは、「もの作りをした経験がないから……」とか「興味はあるけど、いろんな道具や材料を揃えてまでは……」と、消極的になっている人にとっても、チャレンジしやすいテーマだと思います。道具も材料もとてもシンプル。完成後には、身のまわりの小物類を整理できて実用的です。およそ1000円の針葉樹合板が1枚あれば、この引き出しボックスをふたつ作れます。サイズは幅450×奥行200×高さ118㎜です。