クルマと暮らす
自動車ジャーナリストが話題の新車、あこがれの高級車を実車レポート。お得にクルマを使う方法もお教えします。
軽乗用車よりも大きいのに小回りが利く、ルノー トゥインゴが体現する“フランス的合理主義”
狭い道もスイスイ行ける“パリ仕立て”
日々の買い物や家族の送迎など生活の“足”としてクルマを活用している人が多いことは今更説明の必要はないでしょう。ただ、日常に欠かせない分だけ、クルマとの付き合い方が単調、言い換えれば興味自体が持てなくなって「何となく乗っている」人も多いはずです。その一方でスーパーなどの駐車場近くに停まっている高級車などを見ると「いいね(いいわね)」と思う人も少なくないですし、さらに突き詰めると「あんな大きい(高級な)クルマ、駐車場とかでぶつけたりするのもいやだし、扱いも面倒だわ」と感じている人も筆者の周りでも意外といるものです。もちろん、どんなクルマに乗るかはその人の自由ですから否定するつもりはありません。ただ、前述したように日々の生活がルーチン化する中で、クルマ側にもう少しスパイスが効いていれば、その日常はもっと楽しくなるはずです。日本では普段の足も含め、軽自動車が非常に多く売れています。ほぼ国内で走る乗用車の4割近くが軽自動車ですから、いかに生活に根付いているかがわかります。一方で昨今では「衝突被害軽減ブレーキ」に代表される先進安全装備もレベルアップし積極的に採用されていることで、実は軽自動車=低価
日産フェアレディZが50周年、世界的名車は「たった2人」から始まった
クラシックカーとしての人気も絶大
世界で最も成功したスポーツカーとも言われる日産フェアレディZ。そこには、現代のようにマーケティング優先のクルマ作りだけでは理解できない“クルマ作りに掛ける情熱”がたっぷりと詰め込まれていました。50年前、そのきっかけを作った初代モデルのデザインと商品企画を担当した松尾良彦氏に直接お聞きした、誕生にまつわる秘話をお届けしたいと思います。ひょっとすると、今の日産にもっとも必要なものが、そこには隠されているのかもしれません。 【写真10枚】現行の6代目モデルまで50年間、多くの紆余曲折を経ながらその名は受け継がれてきた、伝説といわれるクルマ
本当に“夢の手放し運転”は可能? 日産スカイラインの「プロパイロット2.0」を試した
誰にでも“未来”のドライビングが可能
皆さんは「CASE(ケース)」という言葉をご存じですか? 世界の自動車業界の未来を握るこのキーワード、C=Connected(コネクテッド:つながる)、A=Autonomous(自動運転)、S=Shared(カーシェアリングとサービス)、そしてE=Electric(電動化)、これら4つの頭文字を取ったもので自動車ビジネスだけでなく、私達の生活を大きく変える可能性を秘めています。この中で特に話題になるのがAの「自動運転」領域です。普段ニュースなどを見ていても自動運転に向けた新技術やデモンストレーションなどが数多く発信されています。そんな中、日産自動車が2019年7月16日に発表した新型スカイラインには、驚きの先進運転支援技術である「プロパイロット2.0」を搭載されています。すでにテレビやWEBでCMを観た人も多いのでは無いでしょうか。そうです「永ちゃん」こと歌手の矢沢永吉さんが運転中にステアリングから手を離すシーンがインパクト十分のCMです。それでは実際、プロパイロット2.0とは何か? 筆者は一足先にその実力をチェックしてきました。先進技術ゆえに専門用語を並べても難しくなってしまうので実
注文殺到で“数ヶ月待ち” 「ブレーキ踏み間違い事故」を未然に防ぐ3大グッズ
予算、効果、操作性別におすすめを紹介
あおり運転にはドラレコ、ではペダル踏み間違い防止には?今も毎日、どこかで起きているブレーキペダルの踏み間違いによる事故。そんな悲劇が繰り返されないため、どんな解決策があるのでしょうか? 高齢者の免許返納という一元的なものでは決してなくならないでしょう。そこで、ブレーキペダルの踏み間違いを解決できるだろうといわれている、いま話題の3タイプの商品を早速試してみました。 【写真12枚】踏み間違いを防ぐグッズの全貌
子育て世代に人気、新型「タント」の“使えるオプション”とは?
キーワードは“時短”、高齢者にも優しい設計
2019年7月9日にフルモデルチェンジを行った4代目となるダイハツ・タント。すでに月間の販売目標の約3倍となる台数を受注するなど好調なスタートダッシュを切っています。最新の安全装備や使い勝手の良さはもちろんですが、実は非常に利便性の高いオプションが設定されているのも魅力のひとつです。普段あまりクローズアップされないオプション類ですが、お買い得感の高いオススメ商品を紹介します。 【写真11枚】非常に利便性の高いオプションが設定されている人気の軽自動車、新型「タント」
「価格2800万円」ランボルギーニのSUV「ウルス」を2日間乗り回してみた
スーパーカーブランドが作ったSUVの乗り心地は
軽自動車をテストした翌日は数千万円のスーパーカーを試乗する。私たちがテストする試乗車はまさにジェットコースターのように毎日変化します。先日も約180万円のダイハツ・タントを試した翌日、約2,800万円のランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」を2日間預かって撮影と試乗を行いました。「ウルス」1台でタントが16台ほど買えますし、「ウルス」の消費税でフル装備の最高級のタントを買ってもおつりが来るという価格差ですが、どちらも快適にA地点からB地点へと移動できるということにおいては同じ結果を得ることができます。それでも実際に試してみると、移動の中身がまったく違っていました。 【写真15枚】スーパーカーブランドの代名詞でもある、ランボルギーニから女性も楽しめるSUVが登場
自動車ジャーナリストが解説! あおり運転の交通トラブルを回避するには?
あおる口実を与えないことが大事
あおり運転のニュースが絶えることがありません。友達、家族とのドライブも、あおり運転ひとつで楽しい時間が一変してしまいます。危険ドライバーによる許しがたき犯罪行為から自らを、家族や友人、恋人との大切な時間を守るための回避策をお届けします。
トヨタ「スープラ」が17年ぶりに復活、なんと兄弟車はBMW「Z4」
乗り心地が抜群! 国産スポーツカーの魅力に迫る
ミニバンやSUVといった実用を優先した車が全盛ですが、そんな中にトヨタは伝説的なスポーツカーブランド、「GRスープラ」という名前を与えて純粋なスポーツクーペを復活させました。久しぶりの国産スポーツカーの新型車とは、いったいどんな魅力を持った車なのでしょうか? 【写真9枚】久しぶりの国産スポーツカーの新型車の魅力とは?
日産の最新運転支援装備が搭載された軽乗用車、「デイズ」の乗り心地は?
国産コンパクトカーにも勝る仕上がり
私はモータージャーナリストとして、何千万円もする高級車から手軽な軽自動車まで年間100台以上のニューモデルや話題の車を試乗しています。これから、みなさんが車と楽しく付き合っていけるような情報をお届けしていきたいと思っています。今回ご紹介するのは世界に誇る庶民の味方、軽自動車です。2019年3月に登場以来、堅調に売れている日産「デイズ」をピックアップして、搭載された最新機能、その独特の成り立ちなどを解説します。スズキやダイハツといった軽自動車の老舗メーカーばかりか、日産、ホンダといった自動車メーカーからも続々とニューモデルが投入される軽自動車は、車好きからも無視できない存在になっています。なかでも日産「デイズ」は、その代表格ともいえる、軽自動車の最新形です。 【写真15枚】続々とニューモデルが投入される軽自動車は、車好きからも無視できない存在