はじめに
つみたて投資枠、成長投資枠の平均購入金額は?
つみたて投資枠の利用者は7610人中6008人(78.9%)です。購入金額は「100万円から120万円」が20.8%、年代別にみると30代から60代までの年齢層では、年齢が上がるほど非課税枠上限まで購入している割合が高くなる傾向となりました。平均購入金額は47.3万円です。
成長投資枠の利用者は7610人中5408人(71.1%) です。購入金額は「200万円~240万円」が26.3%です。年代別にみると、年齢が上がるほど、非課税枠上限近くまで購入している割合が高くなる傾向となりました。平均購入金額は103.3万円です。
新NISA利用者の一人あたりの平均購入銘柄数は、つみたて投資枠で2.5銘柄、成長投資枠で3.1銘柄となり、そこまで多くない結果です。
つみたて投資枠における購入銘柄のタイプは、「投資信託(インデックス型)全世界株式(日本を含む)に投資している」が36.8% で、成長投資枠における購入銘柄のタイプは、「日本国内株式」が48.8%で最も高い結果です。
2024年中の新NISAにおける売却状況について、 2024年中に1銘柄も売却していない人はつみたて投資枠で83.2% 、成長投資枠では75.3% で、ほとんどの投資家が売却を行なっていないことがわかりました。
新NISA枠では、高配当銘柄が人気です。日本企業は政策保有株を縮減し、株主還元に積極的に取り組む企業が増加しています。そうした観点からも長期で投資することにメリットはあるでしょう。
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