
株を買うならどっち? 「NISA口座」と「特定口座」で明暗が分かれる4つのシチュエーション
損益通算の仕組みに注意
新NISAがはじまって、2年半ほどたちました。「NISA口座」だけでなく、「特定口座」での取引も気になっている方もいるかもしれません。NISA口座は、投資で得た利益に税金がかからない制度ですが、実はメリットばかりではなく、デメリットになる場面もあります。一方、投資で得た利益に約20%の税金かかる特定口座は、そのデメリットが注目されがちですが、実はメリットになるケースもあるのです。今回は、株価が上がった場合、下がった場合、配当金や株主優待を受け取る場合という4つのケースで、「NISA口座」と「特定口座」の違いを確認してみましょう。
50代以降の新NISA、認知症・介護・相続で困らない三段階の出口戦略
長期運用だけでは足りない老後資金づくり、口座凍結・負担限度額認定・家族共有の備え
新NISAは、運用益が非課税になる使いやすい制度です。ただし、老後資金として活用するなら、増やした資産をいつ、誰が、どう使うかまで考えておく必要があります。 認知症による口座凍結、介護施設の資産判定、相続時の扱いなど、50代以降に見落としやすい出口の論点を整理します。
SBI証券の新NISAで「銀行引落」はもったいない? ポイント還元で大きく差がつく「クレカ積立」活用術
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SBI証券でNISA口座を開設し、投資信託に積立投資をしている人は多いでしょう。ところで、積立投資の支払い方法はどうしていますか。もしも「銀行引落」を利用しているなら損をしているかもしれません。今回は、SBI証券のNISAで積立投資するときの支払い方法の「正解」、損しない積立術を紹介します。
日経平均が過去最高値を更新!「今から投資はもう遅い?」と悩む初心者が持つべき“3つの視点”
最高値圏での投資の心構え
日経平均株価が7万円を超えました。NISAで投資デビューをした方も、まだ投資を始めていない方も、このニュースを見て驚いた方は多いのではないでしょうか。株価が大きく上昇する様子を目の当たりにして、「今から投資を始めてもいいのだろうか」「もう遅いのではないか」と感じている方もいらっしゃるでしょう。今回は、株価が大きく上昇している今だからこそ、私たちが冷静に考えておきたいことをお伝えします。
2027年、新NISAのつみたて投資枠で「債券」が解禁に。なにが変わる?
投資方針迷子が、プロの運用手法に「丸乗り」する選択肢
2027年1月、NISAのつみたて投資枠で債券ファンドが買えるようになります。一見地味な改正ですが、実は、何十年もの超長期運用を前提とする“あるプロ集団”の配分を、NISAの中で再現できる時代の到来を意味しています。“あるプロ集団”とはGPIF。聞きなじみがないかもしれませんが、私たちの公的年金を運用している世界最大級の機関投資家です。年金って、受け取ったら使うお金ですよね? これは、私たちのNISAとまったく同じ。だからこそ、GPIFの運用方針は私たちにとって参考になるのです。「オルカン一本で本当にいいのか?」—値動きが激しい局面で、夜も眠れなくなる。そんなモヤモヤを抱える人にとって、GPIFと同じ配分をNISAで再現する—これが、ひとつの答えになるかもしれません。
円安対策で「オルカン」を増やす人が見落としている、資産配分の偏りとリスク
通貨の偏りを確認する
2026年4月30日、ドル円相場は一時1ドル=160円台半ばまで円安が進んだ後、円買い介入とみられる動きによって155円台まで急速に円高方向へ振れました。円安が進むたびに、SNSでは「円だけで資産を持っているのは危ない」「外貨資産を増やした方がいい」という声が増えます。「とりあえずオルカンを増やしておけば大丈夫かな」そう考えた人もいるでしょう。その判断が、すべて間違っているわけではありません。円だけで資産を持つリスクを意識することは、今の日本では必要な視点です。実際、オルカンは為替ヘッジを行わない全世界株式ファンドであるため、円安になれば円換算の評価額が押し上げられる面があります。ただし、円安対策として買い増す前に確認したいことがあります。それは、「すでに自分がどれだけ外貨資産を持っているか」です。オルカンを十分に持っている人が、円安のニュースを見てさらに買い増すと、それは「追加の円安対策」ではなく、為替リスクや株式リスクをさらに増やしているだけかもしれません。この記事では、円安局面でオルカンを買い増す前に確認したい「資産全体の通貨配分」について、FPの視点から解説します。
日経平均6万円時代、新NISAの「枠が復活するから利確OK」は本当か
利確の前に確認したい3つのこと
日経平均株価は2026年4月27日、終値で60,537円36銭となり、終値ベースで初めて6万円台に乗りました。株価の上昇によって、日本株関連の商品をNISA口座で持っている人の中には、含み益が大きく膨らんだ人もいるでしょう。こうした局面になると、SNSでは「ここまで上がったなら一度利益確定してもいいのでは」「新NISAは売っても枠が復活するから、利確しても損ではない」という声が出やすくなります。「ここまで育った資産を、一度現金化しておきたい」「下がったところで買い直せたら理想的だ」と感じるのは自然なことです。含み益が増えるほど、今度はそれを失う不安も大きくなるからです。ただし、結論からいえば、「新NISAは枠が復活するから利確しても問題ない」という理解は不十分です。枠が復活するのは事実ですが、戻るタイミングや金額には条件があります。そこを曖昧にしたまま売却すると、「思ったほど枠が戻らない」「買い直したい時に年間枠が足りない」「結果的に高値で買い戻す」といったことが起こり得ます。本記事では、日経平均6万円時代に高まりやすい利確衝動と、新NISAの枠復活ルールについて、FPの視点から整理し
親から相続した「投資信託」を放置していませんか? 損しないための相続手続きとNISAの落とし穴
遺産を困るものにしないために
親から相続した株や投資信託をどうしたらよいのか分からず、そのままになっているというご相談は少なくありません。今回は、運用者が亡くなった際の基本的な流れと、相続人が知っておきたいポイントについて整理してみましょう。
毎月60万円をNISAで投資する40代夫婦「今後の教育費は足りる? ずっと賃貸で間違いない?」
みんなの家計相談
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月60万円というハイペースでNISAへ資金移動されているご夫婦です。このような貯蓄・投資方法であっているのか、というご相談です。FPの氏家祥美氏とどちらの選択の方がよいか考えていきましょう。
「オルカンだけで本当にいいの?」と迷ったら。初心者が知るべき「オルカン8割+〇〇2割」の戦略
自分らしい投資へのステップアップ
「話題のNISAでとりあえずオルカン」――まるで流行の言葉を口にするように投資を始めた方も少なくないでしょう。投資の始め方としての「オルカン」は良い選択肢だと思いますが、時間の経過とともに「本当にこれで良いの?」と疑問を感じるのも自然なことです。今回は、投資ビギナーの成長のための次のステップを考えます。
新NISAスタートから2年、ほったらかしで大丈夫? 4月こそ見直しに適している理由と「3つの点検リスト」
2026年春、家計と制度に最適化する術
「積立投資は放置が正解」という言葉通り、2024年の新NISA開始時に設定した内容をそのままにしていませんか? 確かに、短期的な相場に一喜一憂せず持ち続けることは大切です。しかし、設定以来一切手を付けない「完全なほったらかし」が、将来の資産形成において機会損失を生んでいるかもしれません。特に4月は、一年のうちで最もNISAの「健康診断」に適したタイミングです。なぜなら、多くの企業で昇給や手当が確定し、「投資に回せるお金」が増やせる可能性がある時期だからです。新年度の慌ただしさが落ち着いた段階で、一度設定を見直してみませんか? わずか10分の手間が、10年後、20年後の資産額に大きな差を生むことになります。
投資で大切な「インフレの恩恵を受ける側に回る」視点。いま見直したい、日本株を“どう持つか”
日本株指数の基本を学ぶ
株価が上がった、株価が下がった。日々のニュースで目にする言葉ですが、「その株価は何を見ているのか」と改めて考える機会は意外と少ないでしょう。今回は日本の株式市場の動きを表す「株価指数」を考えます。
オルカンに「S&P500」を足してはいけない? 「次の1本」を足す前に知っておくべきこと
組み合わせの正解とやりがちな落とし穴
「長期投資はオルカン一本でいい」。そんな声がSNSや投資系メディアを中心に、すっかり定説として広まっています。でも、積立を続けるうちに「何か足したほうがいいのかな」と感じたことはありませんか。その気持ち、おかしくはありません。むしろ、投資に真剣に向き合っているからこそ生まれる疑問ともいえます。結論からいえば、目的によっては有効な組み合わせが存在します。ただし、足し方を間違えると、リスクが上がるだけで分散効果はほぼ得られないケースも少なくありません。この記事では、「何を足すか」より先に考えるべき「なぜ足したいのか」を整理しながら、FPの視点から組み合わせの考え方と、やりがちなNG例を解説します。
「新NISAは必ず儲かる」は本当? 初心者が陥りがちな5つの勘違いと正解
失敗しないための新NISA入門
「今年こそはNISAを始めてみたい」と思っている人も多いのではないでしょうか。ニュースやSNSでもNISAの話題を目にする機会が増え、すでに始めている人の話に触れ、未経験者の方も関心が高まっていると思います。一方で、初心者の方は、NISAについて勘違いしていることが少なくありません。勘違いしたまま始めてしまうと、「こんなはずじゃなかった」「失敗した」と後悔してしまうかもしれません。そこで今回は、NISAのよくある勘違いについて5つ紹介します。正しく理解したうえで、スタートしましょう。
NISAで+30%達成! そのまま持つ? 売却する? 新NISAで利益が出た人が確認したい3つのポイント
「4%取り崩しルール」とは?
新NISAを機に資産運用への関心が高まり、中には投資信託や株式の評価益が+30%を超えるなど、順調に資産を増やしている方も増えています。一方で、最近は緊迫する中東情勢や地政学リスクの深刻化など、世界経済の先行きには不透明感も増しており、日々流れてくるニュースを目にして、「このまま持ち続けても大丈夫だろうか」「一度利益を確定させたほうがいいのでは」と、戸惑いを感じている方も多いのではないでしょうか。長期投資では保有を続けることが基本ですが、利益が大きく出たタイミングは、資産配分や将来の資金計画を見直す良い機会です。本記事では、資産が増えた時に確認すべきポイントと具体的なリバランスの方法、将来の取り崩しを見据えた資産設計について解説します。
不安定な相場で資産を守る、今こそ考えたい守りの投資戦略
金・高配当株・為替分散で考える 押し目買い候補の見極め方
2026年3月の株式市場は、中東情勢、原油高、インフレ再燃懸念、金利の高止まり観測など、複数の不確実性を同時に織り込む局面にあります。こうしたときに問われるのは、何を買うかだけではありません。成長を狙いながら、どう守るか。その発想を持てるかどうかが、長期の資産形成に大きな差を生みます。
ジュニアNISA終了で「課税口座へ移管」の通知が…! それでも慌てて売却してはいけない理由
『継続管理勘定』移行の仕組み
「証券会社から、ジュニアNISAが非課税期間を終えて課税口座に移管されるという通知が届きました。もう税金がかかってしまうのでしょうか? 今すぐ売るべきですか?」最近、ジュニアNISAを利用されていたご家庭からこのような相談が増えています。通知書にある「課税口座へ移管」という文字を見れば、「せっかくの非課税メリットが失われる!」と危惧するのも無理はありません。しかし、結論から申し上げると、ジュニアNISAの非課税メリットは「継続管理勘定」という仕組みによって、子どもが18歳になるまで継続します。慌てて売却する必要はありません。本記事では、通知書の分かりにくい表現の意味を解説し、18歳までの運用方針、そして2026年度に議論されている新制度への対応まで、今知っておくべきポイントをお伝えします。
手元資金の「全額投資」は危険? 投資へ回してはいけない「2種類のお金」
生活防衛資金はいくら必要?
新NISAの開始や株価の上昇もあり、「もっと投資に資金を回したい」と考える人が増えています。確かに資産形成のために投資を活用することは大切ですが、投資ばかりに目が向いてしまうと家計全体のバランスを崩してしまうこともあります。大切なのは、何に投資するかという“部分最適”ではなく、家計全体を見渡した“全体最適”の視点です。投資と上手に向き合うために、まず確認しておきたいポイントを整理してみましょう。