【新NISA】株価急落時にどう動く? 「つみたて投資枠」「成長投資枠」それぞれで考える投資戦略
変動時こそ、一歩進んだ投資戦略へ踏み出すチャンス
2024年8月に起きた大幅な株価急落に、2024年新NISAで投資を始めた方の中には、「やっぱり投資は危険だからやらない方がよかったのかもしれない」と思った方もいるでしょう。それでも、現在の金利状況やインフレリスクを考えると、預金だけで資産形成を行うには限界があり、資産形成を進めて行く上で、投資が有効な選択肢であることに変わりありません。株価急落後に、新NISAのつみたて投資枠、および成長投資枠を活用する方法と、これからNISAの利用を始めようと思っている方が注意すべき点について解説します。
【新NISA対象予定】利回り・成長の両方を狙う魅力的な新ファンドをチェック!
低コストも魅力の2ファンドを紹介
全世界の高配当株に分散投資できるSBIのファンド(投資信託)が10月に運用開始されます。そして楽天からは、日本では買えなかったETFに投資するファンドが9月に運用開始されました。投資家の注目を集める両ファンドの特徴と魅力を紹介します。
新NISAはオルカン1本?それとも投資信託を複数保有?どちらを選ぶべきか金融アナリストが解説
分散させる場合の注意点も
新NISAではオルカン(オールカントリー) に投資している方も多いと思います。そこでよくいただくご質問が「オルカン1本に絞るべきか、それとも定額でいくつかの投資信託に分散するべきか」というものです。そこで、1本に絞ったほうがいい方と分散したほうがいい方の特徴について解説していきます。
iDeCoや NISA に影響は? 自民党総裁選で話題「金融所得課税を強化すべき」の意味
「1億円の壁」とは
自民党の総裁選において、「金融所得課税」が話題となっているようです。これを受け、ネット上ではiDeCoや NISA にも影響が及ぶのではないかと不安な声も上がっています。今後、iDeCoや NISA で築いた財産も課税されたりするのでしょうか?
人気ファンドでNISAを始めた方にこそ知ってほしい、株価の乱高下に動じないための備えとは
他ファンドとの違いを比較検証することの大切さ
令和のブラックマンデーとも呼ばれるように、8月の株価は大きく乱高下しました。株価の行方が心配で眠れぬ夜を過ごしたという方もいらっしゃるでしょう。しかし、長期運用に株価の変動はつきものですから、今後の心構えとして今回の出来事を学びに変えていきましょう。
新NISAで積立投資を始めた方へ 日経平均大暴落から改めて考えるやってはいけない投資行動
次の暴落に備えてやっておくべきこととは?
新NISA開始を機に積立投資を始めた人にとって、2024年8月に初めての試練が訪れました。8月2日・5日と日経平均株価が大暴落し、2日間で6668円も下落してしまいました。わずか2日間で2024年の値上がり分が一気になくなった計算です。米国株も米国景気が後退する可能性が懸念されて株価下落、加えて、為替が約10円円高となりました。「オルカン」の愛称で有名な「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」などの全世界株式インデックスファンドや「S&P500」「NASDAQ100」など米国株価指数に連動するインデックスファンドに投資する人も、大きな資産下落になったことでしょう。筆者も「オルカン」や「NASDAQ100」に積立投資しているので、含み益が消し飛びました。こうした激しい下落に驚き、慌てて売却してしまった人もいるかもしれません。QUICK資産運用研究所によれば、8月7日時点で、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は推計で226億円の資金流出(=売却)、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は78億円の資金流出があったようです
歴史的暴落をどう乗り切る?日経平均下落の背景と今投資家がやるべきこと
今後の見通しはどうなる?
8月5日の日経平均はブラックマンデー超えの急落となり、今週は株式市場の歴史に残る1週間となりました。歴代1位の下げ幅で、週明けからジェットコースターのような相場が続いています。今回は日経平均暴落の要因と、歴史的な暴落の中で、私たちは投資家としてどのような行動を取ったら良いのかについて考察させていただきます。
iDeCoやNISAの運用にも参考になる? 好調な国の年金運用から学べること
2001年から2023年までの運用実績は平均4.24%
2024年の財政検証では、5年前と比較して年金の見通しが改善したと発表されました。その要因のひとつとして挙げられているのが、好調な運用で年金積立金が大きく増えたからと言われています。今回はiDeCoやNISAの運用にも参考となる年金積立金の運用内容を解説します。
リスクが怖い人も無理なく始めやすい“ポイント投資” 自分に合っているのはどれ?
主要な4種のポイントを比較
昨年以降、「貯蓄から投資」への風向きが強まっています。今年1月からNISA制度が刷新されましたが、実際にご自分の手持ちの資金を使って投資をすることにリスクを感じている方も多くいらっしゃると思います。そのような方々の悩みを解決できるのがポイント投資ではないかと思います。
積み立て投資でリターンを最大化したいなら…“経費率の低い”投資信託はコレ!
オルカン・S&P・ナスダック・インドの低コストファンド
新NISAでは、投資信託に積み立てて長期投資を目指している方も多いと思います。長期投資では、経費率(運用管理費)が低いファンド(投資信託)を選ぶことでより投資リターンを高めることができます。同じ指数に連動する投資成果を目指すファンドであれば、経費率を重視することが重要です。今回は新NISAで人気のある投資先である「オルカン(オールカントリー)」「S&P 500」「ナスダック100」「インド」について、経費率が最安水準のファンドを紹介します。※運用管理費は年率・税込で表記しています。
老後資産も【新NISA】で運用した方がいい? 必ずしもそうとはいえない理由とは
新NISAは資産寿命を延ばすために使う
2024年に新NISAがスタートして、ブームが起こりました。「とにかく新NISAを使って運用した方がよい!使わないと損」という話も聞きます。定年後のお金についても、退職金や老後資産も新NISAを使って活用を勧める記事が多くあります。しかし、定年後の資産運用に本当に新NISAを使った方がよいのでしょうか?今回は、新NISAを使わない定年後の資産運用を紹介いたします。
【新NISA】複数のファンドを買っても正しい分散投資にはならない?
オールカントリーとS&P500に投資するとどうなる?
NISAの制度変更が行われてから、オールカントリー人気が高まる一方、直販をメインとする投資信託会社は苦戦を強いられています。その原因は、NISAの非課税枠が1800万円までに拡大されたからです。
「投資で将来の可能性を広げてほしい」投資歴7年の俳優・橋本マナミさんと学ぶ、新NISAと投資信託
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中学1年で仕事をスタート。15年の下積み生活で、俳優としての糧となる自己投資をして、今のキャリアを築いた橋本マナミさん。第2子妊娠中の今、子どもの教育や老後に向けて、NISAを本格的に活用して資産形成を行いたいとのこと。「投資は早く始めるに越したことはない」という橋本さんに、これまでのキャリアや数々の自己投資について、そしてお金の投資経験をお聞きしました。Index・自分磨きに明け暮れた10代から20代・人生で初めて買った金融商品は「外国の個別株」・新NISAの3つのメリットとは?・購入時手数料がかからない「たわらノーロード」とは?・特徴ある3つの「たわらノーロード」
【新NISA】まとまったお金は一括で投資しても良い? する前に考えるべき3つのポイント
市場の未来は誰にも分からない
「長期・積立・分散投資」は投資初心者がまずは身につけたい失敗しない投資のための大原則ですが、まとまった資金がある場合は一括投資も検討したいという方も少なくありません。今回は一括投資の可否を判断するプロセスを考えてみたいと思います。
【新NISA対象】成長が止まらないインドに投資できる投資信託とETF3選
投資する際の注意点も
新NISAでも注目を浴びているインド株の投資信託やETF。2024年上半期は高いパフォーマンスを示しました。インドは昨年中国を抜き、世界1番目に多い人口を抱える国となりました。所得水準の上昇や中間所得者層の増大は継続する見通しで、世界最大の消費地になるとの期待も。世界が分断されていく懸念もあるなかで日本、米国のほかにインドにも少しずつ投資をしていくのも大事かもしれないと思っています。今回はインドへの長期投資や、インドのETF、投資信託を活用することのメリットや具体的な商品についてお伝えいたします。
自己破産から復活の56歳男性「年金の追納かNISA、どちらがいいですか?」
数年前に自己破産をしたAさんの事例
50代後半に突入すると、老後のことを気にし始める人も多いことでしょう。最大の関心事は、老後のお金が足りるかどうか。実際のところ、お金があれば選択肢は増えますから、老後資金の積み重ねに向けてラストスパートをかけたいところです。今あるお金をどこにかけたら良いのか? と頭を悩ます人もいます。
将来は実家を建替えしたい30代夫婦「貯蓄からどれくらい投資に回していい?」金額を決める方法をFPが解説
目的から運用計画を立てる方法
会社員のAさん(35歳)と妻Bさん(34歳・保育士)には夢があります。それは、退職後にAさん夫婦が生まれ育った故郷の町へ移住することです。移住に向けた資金作りのため、資産運用の必要性を感じていますが、貯蓄額に対してどれくらいを投資していいのかが分かりません。そこでFPである筆者のもとに相談に来られました。
株式投資で最もやってはいけないことの1つとは?
億トレーダーは失敗を無駄にしない
年初から猛烈な勢いで上昇を続けていた日経平均株価。しかし、3月の下旬頃から下落基調に転じ、執筆時点では3万8000円前後でもみ合う展開になっています。2024年は1月から新NISA(少額投資非課税制度)がスタートし、株式投資を始める人が一気に増えました。年初から株を始め、3月半ばまでの相場急上昇の恩恵を受けた人は少なくないでしょう。しかし、4月頃から株式投資を始めた場合、株式相場の急落によって損失を抱え、株式市場からの退場を考える人が出ている模様。今回は、そんな方々に、積立投資にしろ、目先の利益を追う短期・中期投資にしろ、株式投資で最もやってはいけないことの1つをご案内しましょう。