はじめに
ソラシドエアは九州・沖縄路線を中心に展開する地方航空会社で、陸マイラー界隈では「Vポイントを最も効率よくマイル化できる裏ワザの受け皿」として長年親しまれてきました。というのも、Vポイントをソラシドエアマイルに交換する際のレートが“1ポイント＝2マイル”という、他社にはない破格の設定だったからです。
しかし、2025年12月1日からレートは1ポイント＝1マイルへ改定されることが正式発表されました。残念なニュースですが、実はまだチャンスは残されています。今回は、改定前に取るべきアクションと、ソラシドエア初心者でも迷わずに進められる具体的な手順、さらに特典航空券の予約テクニックをまとめました。
なぜ「1ポイント＝2マイル」が神レートだったのか
まずは現行レートの凄さを数字で体感しましょう。ソラシドエアにおける東京～九州（宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分）間の特典航空券はローシーズンで片道5,000マイル、繁忙期であるハイシーズンでも8,000マイルです。東京～沖縄の場合は、ローシーズンで片道9,000マイル、ハイシーズンでは13,000マイルです。
- 片道なら実質5,000円分のポイントで東京～九州間のフライトが可能
- ハイシーズンの東京〜九州間も、8,000円分のポイントで“往復”可能
- ハイシーズンの東京～沖縄間でも、13,000円分のポイントで往復が可能
他社を圧倒する交換効率であることが、具体例からも伝わるはずです。
改定スケジュール：まだ間に合う猶予期間
レートの変更は2025年12月1日の交換申し込み分から。現行レートの適用期限である2025年11月30日までにVpass上で交換手続きを完了させることが重要です。マイルに交換した時点で、有効期限は3年間です。そのため、2025年11月末までに必要分を交換しておけば、2028年11月頃まで旧レートの恩恵を引き延ばすことができます。
Vポイントはポイントサイトから調達
Vポイントをそれほど持っていない方でも問題ありません。Vポイントはポイントサイトのポイントから交換して手に入れることができます。「クレジットカードの発行で1万ポイント」「証券会社の開設で2万ポイント」など高額案件をこなすことで、往復航空券が手に入るだけのポイントを獲得し、Vポイントに交換して活用しましょう。
