はじめに
支払い方法を選ぶ際の注意点
保険料は少しでも安くしたいですが、注意しなければならない点もあります。
・「一括払」、「年払」の負担感
「年払」に比べ「月払」は約5%割高ですから、年払いで節約を考えるのは正しい選択ですが、1年分をまとめて支払うため、補償内容によっては一度の支払い額が数十万円になることもあります。手元資金に余裕があるか、前もって資金計画を確認する必要があります。
・解約や見直しの際のルール確認
「一括払」、また「前納」している場合、途中解約で見直しをするときの返戻方法は、保険会社によって異なります。長期に渡る商品では、返戻方法などを事前に確認しておきましょう。
・クレジットカード払いの注意点
クレジットカードでの支払いは、口座引落に比べて残高不足による未落ちのリスクは少ないですが、カード更新時に有効性の確認ができず、自動引落しが止まるリスクがあります。利用明細の確認、保険会社からの不備の連絡などを見落とさないようにしましょう。
保険は長期に渡る契約が多いため、支払い方法による保険料の差額は、時間とともに大きな差になります。月々では数百円の違いでも、10年20年と続けば、その差は大きな金額となります。
必ず年払いにしなければもったいないというわけではありません。生活費や貯蓄とのバランスを考えて、無理のない範囲で選ぶことが重要です。大切なのは、今の支払方法が本当に自分に合っているかを、一度確認してみることです。
同じ補償・保障内容でも、支払い方法の工夫で家計にゆとりが生まれるかもしれません。毎月、何気なく引落されている保険料を、今一度見直してみることをおすすめします。保険料を払いすぎていませんか? お金のプロがあなたにあった保険を診断 [by MoneyForward HOME]