相次ぐ自然災害やインフレの影響で火災保険料が値上げ…節約するには補償を下げるしかない?
保険料率細分化で見直しにより削減できるケースも
相次ぐ自然災害の頻発で火災保険の保険料率がアップしています。日用品の物価高に追い打ちをかける家計に厳しい値上げです。災害があると大きな損害額となる火災保険は安易に補償金額を下げるのは避けたいところ。改定により多くの場合は値上げとなりますが、見直しをすることで保険料削減になる場合もあります。改定の背景や見直しのメリット、そして実際に保険料を削減できた事例を紹介します。
自転車の「ながらスマホ」で懲役刑も…11月から変わった「道路交通法」の罰則とは
イヤホン・ヘッドホンも罰則対象
2024年11月から道路交通法の改正により、自転車運転中の「ながらスマホ」と「自転車の酒気帯び運転」が罰則の対象になりました。手軽な乗物の自転車ですが、死亡や重傷事故になるケースもあり、高額賠償の加害者になってしまう場合もあります。増え続ける自転車事故抑止のための改正を詳しく解説します。
高額療養費制度があっても自己負担額は意外と多い…食事代、入院セット、差額ベッド代…制度の対象外になるものとは?
入院あたりの実負担額を試算
病気やケガなどで高額な医療費がかかった時、自己負担額を一定額以下に抑えてくれるのが高額療養費制度です。家計を助けてくれるありがたい制度ですが、入院時にかかる費用がすべて高額療養費の対象となるわけではありません。高額療養費を適用したうえで実際にどのくらいの費用がかかるのか解説します。
病気、介護、子育て…備えるとしたらどんな保険がいい?
保険以外でカバーすべきリスクも
保険の役割は、「リスクヘッジ」です。人生の中でトラブルがあったとき、経済的に困らないようにするのが保険です。リスクによって必要な保険が変わってきますし、そもそも保険でカバーした方がよいのか、違う方法がよいのかも変わってきます。いくつかの状況を想定しながら、保険で備えた方がよいのか? 備えるとしたらどんな保険がよいのかを解説していきましょう。
払いきれず、更新をあきらめる事例も…、実は人生の大きな支出の一つ「生命保険」の加入時に気をつけるべきこと
40年加入で1,484万円にも及ぶ
車や家などの高額な買い物は、何か月も吟味して決めるのに、総額にすると高額な買い物である生命保険は意外なほど人任せで決めるひとが見受けられます。付き合いで加入しているから断れないという話もたくさん聞きます。特に更新型の保険では、60歳以降に保険料が払いきれず、保険の更新をあきらめたという話も聞きます。
「民間医療保険の優先度は高くない」といわれる理由の一つ【高額療養費制度】はどんな制度?
日本の健康保険は保障が手厚い
病気やケガで入院や手術をしたとき、医療費が高額になることもあります。しかし高額療養費制度があるので自己負担は少なくてすみます。そのため医療費は、それほど心配いりません。過去にも「医療保険の優先度はそれほど高くはありません」と述べてきました。参考記事:医療保険は優先度が低い? 必要な人とそうでない人の違いとはでは、「高額療養費制度」は、どんな制度なのでしょうか?日本には、健康保険があるので病院の窓口では、かかった費用の3割を支払うだけです(年齢に応じて一部違いがあります)。高額療養費制度とは、入院や手術で高額な医療費がかかったとしても、家計への負担が大きくならないように、一定額に抑える制度です。さらにマイナンバーカードを利用することで、便利になっているという話をしたいと思います。
高額療養費制度があってもニーズが高い「三大疾病」に備える保険。選び方のポイントは?
治療が長く続く疾病に役立つ特約とは
がん・脳血管疾患・心疾患を総称して「三大疾病」と呼びます。厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計」によると、日本人の死因の1位が悪性新生物(がん)、2位が心疾患、4位が脳血管疾患と上位を占めています。また、障害が残る場合には治療やリハビリが長くかかり治療費もかさみ、再発の恐れが多い病気でもあります。誰でも不安を抱えている三大疾病に備える保険選びのポイントを説明します。
自動車保険の人身傷害保険特約、保険金額はいくらが妥当?
自分を守るための特約、意外に知られていないメリットも詳しく解説
最近の自動車保険では、対人対物補償と並び、人身傷害保険付帯が必須項目となっている商品が多いですが、保険金額の設定はいくらが妥当なのか、目安をつけづらいと思っているひとが多いのかもしれません。加入していても内容を知らずに入っていることが多い人身傷害保険を詳しく説明します。
「独身に保険は不要」は真に受けていい?
必要な保障の優先順位を考える
「おひとりさまに保険は不要」といった意見もありますが、独身だからこそ備えておきたいリスクがあります。いざという時に困らないように、どんなリスクに、どのように備えるべきかを解説します。
家計の大きな負担で家族が介護するケースも…民間介護保険は必要?
民間介護保険の選び方
人口が減り続けることに加え、団塊の世代が後期高齢者になり、ますます高齢化が進む日本。2025年には5人に1人が認知症になるとの予測も出ています。介護にはなりたくないと思っていても、介護状態になったらケアにはお金がかかります。公的介護サービスの自己負担分をカバーできる民間保険の準備は必要です。
医療保険は必要ないけれど、がん保険は必要と考える理由
がん保険の役割とは
がん保険は、医療保険の仲間ですが、その名の通りがんだけを保障する保険です。つまりがん以外の保障はありません。では、がん保険って必要なのか?というと必要です。筆者は、医療保険は必要ないけれど、がん保険は必要だと考えます。どうして、医療保険は不要でがん保険は必要なのか? その理由とがん保険の選び方についての解説をしてみましょう。
対人・対物補償を付けていないひとは25%も…自動車保険は何のために入る?
事故の相手が無保険の場合、思うような賠償をしてくれないケースも
自動車保険は相手に対する補償に重点を置きがちですが、自分を守るための保険でもあります。暑さやスマホに気を取られてのうっかり事故が後を絶ちません。万一の事故時に困らない自動車保険を考えます。
子育て家庭には必須といえる「死亡保険」どんな種類がある?
選ぶポイントとは
生命保険の中で、もっとも備えておきたいのは、「死亡保険」です。そもそも保険の役割は「滅多に起こらないけど、それが起こった時の大きな経済的損失に備える」ものです。「大きな経済的損失」とは、まさに死亡保障が当てはまります。たとえば、小さな子どものいる家庭で、夫(または妻)がもしも死亡すると、残された遺族はとても困ることになります。子どもの生活費、教育費には、かなりのお金が必要です。もちろん公的遺族年金がありますが、それだけでは足りません。子ども一人あたり2000万円ぐらいは不足すると言われています。子育て家庭には、この死亡保険は必須の保険といっていいでしょう。今回は、この死亡保険の選び方・入り方について解説しましょう。
病院に泊まる=入院ではない? 手術給付金、外来と入院でどう変わるか
日帰り手術にも備える医療保険とは?
医療技術の進歩で、外来で行う手術が増えています。手術前後の検査費用なども含め外来手術の費用負担をカバーできる医療保険とはどんな保険か、外来で多く行われる手術の例、外来と日帰り入院の違いを紹介します。
健康保険があるのに国内旅行傷害保険は必要?
旅行の準備のひとつ
医療保険に入っているし、いまさら傷害保険はいらないのでは?と思うかもしれません。ですが、医療保険は入院した際のカバーが主流。通院での治療が多いケガの場合、通院も補償する傷害保険が役に立ちます。海外からたくさんの観光客が押し寄せにぎわう観光地で、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。国内旅行傷害の補償の傾向や保険請求の仕方などを紹介します。
複数のクレジットカード付帯の旅行保険は組み合わせて使えるの?
旅行保険を安くする方法はある?
新型コロナウイルスの影響で、海外旅行を控えてきた人もいるでしょう。やっと自由に海外旅行に行けるようになりました。夏休みも近づいているため、海外旅行の計画をしている人も多いのではと思います。海外旅行だと旅行保険が必要になります。「クレジットカード付帯の旅行保険だけではダメなのかな?」と思いませんか? しかし、クレジットカードに付帯している旅行保険では保障が少なすぎます。やはり、任意の旅行保険にしっかり入っておきましょう。それでも、クレジットカード付帯の旅行保険と任意の旅行保険を併用して使うことで保険料を節約することができます。今回は旅行保険を安くする方法について紹介します。
自動車の盗難や譲渡、海外転勤、妊娠…知っておきたいお得な制度、自動車保険の「中断証明書」とは?
中断できるのは廃車のときだけではない?
中断証明は、自動車保険の割引等級を、要件さえ満たせば無料で取っておける制度。意外と知られていない、妊娠特則や海外特則なども解説します。中断しても使わずじまいのケースもあります。どのように活用すればいいのか、事例も紹介します。
日帰りや検査入院でも対象になる可能性も…医療保険の給付金請求漏れはありませんか?
日帰り入院で10万円給付、診断書なしで請求可能なケースも
医療保険加入時には、詳細な説明を受け納得しているものの、細かな内容は忘れてしまうことが多いものです。特約も多様化し、外来での手術、放射線治療、抗がん剤治療なども給付金の対象になる保険が増えています。請求漏れをなくすポイントをお知らせします。