ドライブレコーダーは前方だけで大丈夫? リアカメラが必要といえる理由
保険会社提供のドライブレコーダーとは?
近年、ドライブレコーダーが標準装備された車も増えてきましたが、前方の映像だけでは対応できない事故やトラブルが後を絶ちません。あおり運転や追突事故、駐車中の当て逃げなど、後方からの情報が決め手になるケースも多くあります。リアカメラの必要性を具体的な事例を交えて解説します。
ムダなく、必要な保障を得るには?「最適な保険」の選び方
かしこい保険選びは、組み合わせ方次第!
生命保険に加入していれば、すべてが保障されるわけではありません。医療保険は入院や手術などに対する保障、がん保険はがんに特化した保障、死亡保険は高度障害や亡くなった場合のみ、介護保険は要介護状態になった時のみの保障です。このように各保険は、契約時に定めた内容だけを保障する仕組みです。そのため、死亡時の保障、病気への保障、介護への保障が必要であれば、「死亡保険」「医療保険」「介護保険」の3つすべてを組み合わせて備える必要があります。言い換えれば、かしこい保険の選び方とは、保険の「かしこい組み合わせ」を選ぶことです。では、その具体的な組み合わせについて解説していきましょう。
保険金が支払われないのはどんなとき? 知らないと損する免責条件
保険の免責条件を再確認
保険契約には必ずどこかに免責の文字が記載されていますが、免責金額や免責条件を深く考えずに申込をしていることはないでしょうか? 損害保険と生命保険では同じ免責という言葉でも、若干使い方が異なります。免責をつけることのメリット・デメリットなど具体例を挙げて解説します。
個人賠償責任保険に入っていれば「自転車保険」はいらない? 2つの大きな違いとは
思わぬ事故が、数千万円の賠償につながる前に
子どもの行動範囲が広がる夏。自転車を使う機会が増えてきます。万が一の自転車事故への備えはできていますか?たとえば、こんな判例があります。小学5年生の男の子が帰宅途中、歩行中の女性と衝突しました。相手は意識が戻らないまま寝たきりとなり、神戸地裁は、保護者に対して9521万円の損害賠償を命じました(神戸地方裁判所・2013年7月判決)事故は特別な状況ではなく、自転車に乗る誰にとっても、こういったリスクが身近にあることを考えさせられる事例です。近年はこうした自転車事故への備えとして、「自転車保険」の加入が義務づけられている地域も増えています。本記事では、家族で安心して自転車を使うために、自転車保険の必要性や補償内容、そしてすでに加入している方も多い、「個人賠償責任保険」との違いを整理しながら、どのように選べばいいかを解説します。
60歳で迎える"お宝個人年金保険"、どう受け取るのが正解?
一括・分割、それとも据え置き
バブル期に社会人となり、個人年金保険に加入してきた世代がいま、続々と"満期"を迎えつつあります。当時の高い予定利率で運用されてきた保険は、いわゆる「お宝保険」として今なお価値のある資産です。しかし、いざ受け取る段になると、「毎年受け取るのか?」「一括が得か?」「税金は?」といった悩みが浮上するもの。適切な判断をするためには、早めの情報収集と検討が欠かせません。今回は、60歳を迎えるパート主婦Aさんの相談事例をもとに、個人年金の"ベターな受け取り方"を考えます。
電動アシスト自転車、電動車いす、シニアカー…、事故時の補償は大丈夫?
モビリティを安全に使うための保険選びのコツ
電動キックボード、シニアカー、電動車いす、電動アシスト自転車など、モビリティと呼ばれる乗用具の種類が増えています。公道を走行していれば事故のリスクもあります。万一の事故の時、相手に対する賠償やケガ、自分自身のケガを補償するのはどのような保険なのか、ポイントを解説します。
保険には「やめどき」がある?長生き時代に必要な備えとは
見直したい保険の“終身払い”
保険は、長期にわたって契約することが多い商品です。医療保険、がん保険、介護保険、終身保険などの多くは「終身型」と呼ばれ、特に医療保険やがん保険では、保険料を一生払い続ける「終身払い」が一般的です。終身払いの場合、生きている限り保険料を支払い続ける必要があります。もちろん、それが必ずしも悪いわけではありませんが、亡くなるまで医療保険やがん保険に加入し続けることが、本当に合理的とは限りません。見直しをしないまま払い続けていると、結果的に損をする可能性もあるのです。保険には「やめどき」があります。では、どのような保険を見直すべきなのか?そしてそのタイミングはいつなのか?一緒に考えていきましょう。
介護状態、精神疾患…収入保障保険はどんな状況で保険金を受け取れる?
支払要件の多様化で長生きリスクの備えに
収入保障保険が登場してから長い時間が経過しました。最初は、死亡・高度障害になった場合、遺族年金の上乗せとして毎月の収入を補填する商品として注目を集めていました。現在では死亡・高度障害に加え、就労不能状態や介護状態、精神疾患による就労不能など、幅広いリスクをカバーする保険へと進化しています。この進化に伴い、保険金の支払い基準も大きく変化しています。目安にする指標、介護認定の介護度の緩和など、重篤な状態から、比較的軽度な状況でも保険金を受け取れる商品が登場しています。目安となる指標に焦点を当て、どのような状況で保険金を受け取ることができるのかについて、詳しく解説します。
介護、健康祝い金特約…保険料に見合わない不要な特約とは? 本当に必要な特約の選び方
保険特約は取捨選択がカギ
保険商品は基本的に、「主契約」と「特約」の組み合わせで成り立っています。主契約は、保障の中心になる部分です。特約は、主契約に付け加えるオプションのようなもので、主契約だけでは補えない保障を補完する役割を担っています。特約だけを契約することはできず、主契約を解約したり、契約が終了したりすると、特約も一緒に消滅します。特約は自由に組み合わせることができますが、保険商品によっては、取り外しができないものや、契約の途中から追加できるものもあります。特約を追加することで、保障内容は充実しますが、その分、保険料もアップします。だからこそ、本当に必要な特約だけを厳選して付けることが重要です。
保険のオプション、絶対につけた方がよいといえる2つの特約とは
「指定代理人請求特約」「リビング・ニーズ特約」とは?
保険にはさまざまなオプション(特約)があります。特約は付けた方がいいのか疑問に思ったことはありませんか?そもそも特約は、中心となる保険(主契約)の保障範囲を広くしたり、条件を緩和したり、足りない機能を補う機能があります。特約によっては保険料がアップします。そのため、なんでも特約をつければいいわけではありません。今回は、たくさんある特約の中から、付けておいた方がよい特約を2つ紹介します。その2つの特約は「指定代理人請求特約」と「リビング・ニーズ特約」で、保険料は無料です。
眠っている資金があったら一時払終身保険を選ぶのはあり? 加入のメリットとは
一時払終身保険の仕組み
保険を使っての資産形成のひとつに一時払終身保険があります。積立利率が低迷する前は、3年間預ければ、元本を超えた解約返戻金が受け取れる商品も存在しました。長く続く低金利で影を潜めていましたが、近年、有効活用できる商品も登場しています。加入のメリットと気をつけることをお伝えします。
対面営業の保険にメリットはある? 向いているひととは
対面営業の数字に出ない価値
物価高の影響もあり、近年対面で加入する保険からネット保険に切替えるひとが増加傾向にあります。ネット保険は手軽で便利で安い、と考えがちですが、本当に安いのか、対面営業の保険のメリットはどこにあるのか、詳しく解説します。
保険で資産形成するのは本当に悪いこと? NISAと変額保険、結局どっちがいいのか
保険とNISAの目的別活用術
SNSでは「保険で運用なんて損」「NISAなら非課税枠でお得」といった意見を目にします。しかし実際は、どちらにもメリットとデメリットがあります。本記事ではFPが、NISAと変額保険の特徴をわかりやすく比較しながら、「自分に合った選び方」について解説します。保険で資産形成するのは本当に悪いことなのか?この記事を参考にしていただき、考えてもらえたらと思います。
運用と保険、両方の機能を持つ「変額保険」は選ぶべきか?
保険業界はまさに「変額保険祭り」
お金を増やしたいので、投資をしたいけれど怖い…。でも、保険なら保障があるから安心。それであれば、運用と保険の両方の機能を持つ「変額保険」がいいのかな?という疑問を持ってはいませんか?各生命保険会社から、「変額保険」の新商品が発売されていて、保険業界はまさに「変額保険祭り」のようです。しかし、私はこれに対して大きな落とし穴があるのではと感じています。今回は、変額保険は入るべきなのかどうかを検証してみたいと思います。
年金の受け取り、免許返納、介護準備…介護保険被保険者証が届いたら考えること
65歳から始まる老後に備えるには
65歳の誕生月に届く介護被保険者証。老後のことを本格的に考えるきっかけとなる時です。老齢年金をいつから受け取るのか、免許の返納はいつにするのか、介護状態になったらどうするのかなど、長い老後を楽しく暮らすためのポイントを挙げてみます。
保険の重複で家計負担が大きくなっているケースも。家の片づけのように保険の見直しをする方法
すべて出してから仕訳すると不要なものが見えてくる
保険の入口は多種多様です。ご家族ご夫婦がみな同じ窓口で加入していることはあまりありません。タイミングもまちまちで、足りないと思った保障を上乗せすることで、いつの間にか、保険料が家計の大きな負担になってしまっているケースも見受けられます。一度すべての加入している保険を洗い出すことでスリム化することも可能です。
ペットの治療費はどの程度かかる? ペット保険のかしこい選び方
保険加入状況で通院回数にも違いがある
日本でペットは、どのくらい飼われているのでしょうか? ペットフード協会の調べによると、犬は約680万頭、猫は920万頭、合計で約1600万頭です。総務省のデータによると、15歳未満の子どもの人口は1401万人です。つまり、15歳未満の子どもの人口よりもペットの方が多いのです。では、ペットを飼うためには、どのくらいのお金がかかるのでしょうか? 気になるのは、ペットの医療費です。ペット保険に入った方がいいのか?どうかを一緒に考えてみましょう。
貯蓄があれば医療保険はいらない? 必要な人と不要な人の境界線とは
なぜ不要といわれているか
SNSでも度々話題になる「保険不要論」。特に医療保険については、「一定の貯蓄があれば入らなくてよい」と語られることが多くあります。しかし、具体的にどのくらいの貯蓄があれば本当に不要になるのでしょうか? 今回は、医療費の実情や国の社会保障制度を考慮しつつ、医療保険が必要な人と不要な人の境界線をFPの視点から解説します。