はじめに
浮いたお金を、そのまま投資に回す
この「毎月4万円」を、ちょっと贅沢するためのお金にするのではなく、最初から「なかったもの」として投資に回すのが資産形成のポイントです。これを2年間続けると、投資元本は合計96万円になります。高額案件は一度きりのものが多く、時間が経つほど「すでに取り組んだ案件」が増えていきます。実感としても、毎月平均3万円分を狙える期間は2年程度と見込んでおくのが現実的なラインです。
では、2年間(毎月4万円)で積み立てた投資を、その後8年間は追加投資せずに運用し続けた場合(=10年後)はどうなるでしょうか。仮に年利5%で運用できた場合、10年後の金額は約150万円になります(年利5%・月複利で概算)。
元本96万円に対して、約54万円の運用収益が上乗せされる計算です。もちろん年利5%は仮定であり、実際の運用結果には上下の幅が出ますが、積立の効果は実感しやすい金額感でしょう。
また、3年目以降も月2万円程度、無理のない範囲でポイ活で生まれた余裕資金を投資に回した場合、10年後の金額はさらに増えます(積立元本の合計288万円、年利5%仮定で約386万円)。
なお、クレジットカード積立でポイント還元が得られる証券会社もあるため、「投資しながらポイントを得る」お得の重複もしっかり狙っていきましょう。
「投資は少し怖い」という人もいるかもしれません。その場合でも、最近は預金金利も少しずつ上がっています。例えば年利0.75%の預金なら、96万円を預けて年間約7,200円の利息(税引前)が得られます。
ポイ活はリスクのない「資産形成の第一歩」
ポイ活の良いところは、転職や副業のような責任やプレッシャーを伴わずに、投資に回す余力を生み出せる点にあります。成果を出さなければいけないわけでもなく、人に迷惑をかけることもありません。
「支出をポイントで置き換える」「浮いたお金を投資に回す」この2つを淡々と続けるだけで、資産形成の歯車は回り始めます。「いきなり投資は不安だけど、何か始めたい」そんな人にこそ、ポイ活は相性のいい選択肢です。まずはできるところから、「ポイントを資産に変える」一歩を踏み出してはいかがでしょうか。