はじめに
本当に信頼できる媒体は
そんな媒体はあるのだろうかと思われるかもしれませんが、実はあります。手前味噌で恐縮ですが、私が16年間関わっている年度版シリーズ『NEWよい保険・悪い保険』です。
このムックには広告が一切入っていません。巻頭には「消費者に役立つよい保険選び」を宣言しています。選者は、保険を販売していない人と保険を販売している人を半々の比率にし、いずれも知識が豊富な専門家が中立的な立場で評価しています。
また、一般的な保険ランキングに多い「変額保険」や「外貨建て保険」のランキングは掲載していません。消費者にとってメリットがないと考えているためです。メリットの少ない商品を載せることで、あたかも推奨しているように見えてしまう可能性があるからです。
その代わり、他のランキングではあまり見られない「特約」や「保険のジャンル」のランキングを掲載しています。これは、保険会社や代理店、募集人にとってはあまり必要ではないかもしれませんが、消費者が保険商品を選ぶ際に重要な情報だと考えているからです。
年度版シリーズ『NEWよい保険・悪い保険』は、創刊から16年が経ちました。その間、私はずっと「消費者にとってよい保険とは何か」という問いを考え続けてきました。
そして2025年には「消費者にとってよい保険を考えるシンポジウム」を立ち上げ、2026年2月には第2回を開催しました。これからも、この問いを考え続けていきたいと思っています。