はじめに

先週、SOX指数が18連騰を記録し、1万ポイントの大台を超えました。同指数の歴史において空前絶後の連騰記録となっています。

SOX指数とは、米国のフィラデルフィア証券取引所が算出・公表している株価指数で、別名「フィラデルフィア半導体指数」とも呼ばれています。半導体の製造や流通、販売等を手がける30銘柄で構成されており、エヌビディア、ブロードコム、AMD、TSMC、ASML、ラム・リサーチ、マイクロン・テクノロジー、インテルといった世界的な名だたる企業が名を連ねています。


なぜ半導体株はここまで強いのか

なぜ、SOX指数がここまで上昇しているのでしょうか。主な要因として、AI関連の技術革新による旺盛な需要と、メモリセクターを含む幅広い銘柄の好決算が挙げられます。さらに、AIの急速な普及によりデータセンターによる半導体需要が爆発的に増加しており、2030年までにデータセンター向け半導体市場は1兆ドル規模に拡大するとの見通しも、追い風となっています。

ただし、一口に「半導体関連」と言っても非常に幅広いです。半導体そのものを製造する企業だけでなく、製造装置、材料、設計、検査装置など多岐にわたる分野で構成されており、「どの企業に投資をして良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そうした時に役立つのが「ETF(上場投資信託)」投資です。

ETFとは、日経平均株価やS&P500などの指数に連動するよう運用され、証券取引所に上場している投資信託のことです。株式と同様に取引時間中ならリアルタイムで売買可能で、コストが低く、手軽に分散投資できるのが特徴です。1つの銘柄を買うだけで多くの企業に投資できるため、リスクを分散させることができます。

そこで今回は、東京証券取引所に上場している「半導体に特化したETF」4銘柄を紹介します。

東証に上場する、半導体ETF4選

NEXT FUNDS 日経半導体株ETF(200A)

日本の主要半導体関連30銘柄で構成される指数に連動するETFで、2024年4月に上場しました。半導体関連事業の売上比率が10%以上あり、マーケットシェアが高い銘柄を時価総額の大きさを考慮したうえで選定しています。組み入れ上位には、キオクシア、東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、ルネサスエレクトロニクスが顔を揃えます。設定以来、約45%プラスという実績を残しています(2026年3月末時点)。

グローバルX 半導体 ETF(2243)

米国上場の主要半導体企業30社で構成される「フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)」への連動を目指す東証上場ETFです。2023年4月13日に上場しました。組み入れ銘柄はエヌビディア、ブロードコム、マイクロン・テクノロジー、マーベル・テクノロジー、AMDと続きます。設定以来、約170%プラスというパフォーマンスを誇ります(2026年3月末時点)。

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