「もう積立投資をやめようかな…」株価急落で悩む人が知るべき、休む・続けるの境界線
不安の背景にある2つの要因
株価が下がる時、「このまま積立投資を続けて大丈夫かな?」「いったん止めた方がいいのでは?」と不安になっていませんか。特に投資を始めたばかりの人ほど、値下がりに直面すると焦りやすいものです。株価が下がったからといって、すべての人が積立投資を休むべきとは限りません。本記事では、どんな人が積立を休んだ方がよいのか、反対にどんな人が続けるべきなのかを見ていきましょう。
AI相場の熱狂と資源高リスク——強い株式市場の裏側で進む資金集中とインフレ圧力
S&P500・ナスダックは最高値圏。それでもAI株を「買い続けていいか」を問うべき理由
S&P500やナスダックは最高値圏で推移し、日経平均も半導体関連に支えられた強い相場が続いています。しかし「指数が強い=市場全体が強い」ではないという現実があります。AMD決算が示したAIインフラ需要の広がりは本物である一方、ホルムズ危機が残すエネルギー高は、その成長期待と真逆の圧力として市場に同居しています。AI株は本当に「買い続けていい」のか。強い相場の裏側を、データと地政学の両面から読み解きます。
アクティブファンドは「投資哲学」で選んではいけない? 失敗しないための評価基準
数字で選ぶ投信術
皆さんは、アクティブファンドをどういう基準で選んでいますか。ここ数年、アクティブファンドよりもインデックスファンドへの注目度が高く、アクティブファンドの人気は今ひとつです。しかし、なかにはベンチマークとして設定されたインデックスを上回るリターンを上げているアクティブファンドもあります。問題は、それを選ぶ方法がわからず、投資哲学にばかり注目してしまうケースが多いことです。
中銀ウィークが示した「インフレは終わっていない」——政策金利据え置きの中身を読む
日銀・FRB・ECBが個人投資家に送る共通のメッセージ
2026年4月、日銀・FRB・ECBが相次いで政策判断を示しました。三中央銀行に共通するのは、「据え置き=ハト派」ではないという現実です。金利水準ではなく、「次の一手の方向感」と「票決の割れ方」、そして「会見後の市場反応」を読み解くことで、相場の本当の地合いが見えてきます。
株価急落で人気が高まる「ダブルインバースETF」とは? 投資をする前に知っておきたいリスク
暴落への備えか、それとも罠か
株価が急落すると人気が高まるETFがあります。「ダブルインバース」と称される商品です。なぜ、ダブルインバースETFが人気なのか、実際に投資する際の注意点は何かを解説します。
SOX指数が歴史的な18連騰、波に乗る東証上場の「半導体ETF」4銘柄
1兆ドル市場へ、加速するAI特需
先週、SOX指数が18連騰を記録し、1万ポイントの大台を超えました。同指数の歴史において空前絶後の連騰記録となっています。SOX指数とは、米国のフィラデルフィア証券取引所が算出・公表している株価指数で、別名「フィラデルフィア半導体指数」とも呼ばれています。半導体の製造や流通、販売等を手がける30銘柄で構成されており、エヌビディア、ブロードコム、AMD、TSMC、ASML、ラム・リサーチ、マイクロン・テクノロジー、インテルといった世界的な名だたる企業が名を連ねています。
AI相場は選別の時代へ!ハイテク株に投資できる日米ETFを目的別で読み解く
QQQ・2244・AI特化型まで……ハイテクETFの使い分け戦略
生成AIの進化を背景に、ハイテク株への関心は高い状態が続いています。一方で市場は「何でも上がる局面」から「選ばれる銘柄だけが伸びる局面」へと移行しています。こうした環境では、個別株に加えてETFの役割がより重要になります。本稿では、ハイテク株ETFの特徴と使い分け、投資目的に応じた選び方を確認していきます。
2026年後半の相場は地政学で分かれる IMF見通しが示す投資判断の分岐点
中東情勢やエネルギー動向を踏まえ、複数シナリオで投資判断の軸を整理
IMF(国際通貨基金)が公表する「世界経済見通し」は、単なる景気予測ではありません。そこには、各国政策当局が共有する世界経済の前提条件が凝縮されています。重要なのは、成長率の数字そのものではなく、その数字がどのような前提で成り立っているかです。2026年後半の相場は、インフレや金利だけでなく地政学にも左右されます。今回は、最新のIMF見通しをもとに、投資戦略の考え方を整理します。
日経平均急騰で見えた転換点と今注目のセクター
テック株と地銀に資金が向かう背景
日経平均株価は歴代3位の上昇幅を記録し、約1カ月ぶりに5万6000円台を回復しました。背景には中東情勢の緊張緩和がありますが、今回の上昇は、単なる地政学リスク後退への反応にとどまるものではありません。市場ではすでに、次に資金が向かう先を探る動きが始まっています。相場の転換点として何が起きているのか。今注目のセクターとあわせて整理します。
若者の「年金は払い損」は本当? 新社会人が投資より先に知るべき3つのお金の仕組み
年金制度の大きな誤解
4月は新入社員向けの研修や、新しい職場・役職での企業研修が重なる季節です。最近では「ファイナンシャルウェルビーイング」という考え方のもと、社員教育の一環として金融リテラシー向上に取り組む企業も増えてきました。こうした場で講師としてお話しする際、筆者が特に新社会人の方にお伝えしているのは、「投資の前に、まず世の中の仕組みを理解すること」の重要性です。今回は、資産形成の土台となる「税制」「社会保険」「年金」の3つの仕組みを通じて、お金との向き合い方を整理してみたいと思います。
日本の長期金利が転換局面へ――注目高まる国債市場
物価・日銀・米金利…3つの視点で読み解く市場の変化
2026年3月30日の国債市場では、長期金利の指標となる新発10年国債(第381回債)の利回りが一時2.390%に達し、1999年2月以来の高水準を付けました。長く続いた低金利環境が転換局面に入ったことを、市場があらためて印象づけた1日です。国債利回りの上昇は、債券市場だけの話ではありません。株式、不動産、為替、そして個人の資産運用まで、価格の前提そのものを変えていく可能性があります。いま起きている変化の本質と、投資判断を考えるうえで押さえたい視点を見ていきます。
投資はリスクがあるならやらない方がいい?資産防衛の新常識
インフレと不安定相場の時代に小さく始める長期投資
「投資は怖いから、やらないほうが安全」と考える人は少なくありません。確かに投資には値動きのリスクがあります。ですが、物価が上がる局面では、現金だけを持ち続けることにも別のリスクがあります。相場が揺れやすい今だからこそ、大きく勝つ発想ではなく、資産の価値を守るために何をすべきかを考えることが重要です。
将来のお金の不安、どうすれば消える?「人生100年時代」の資産形成とは
お金の不安を手放し、人生を豊かにするために
「人生100年時代」と言われて久しい今、いかに自分らしく豊かな時間を過ごすかが改めて問われています。納得のいく未来を歩むためには、「どのような状態になっていたいか」を描いた上で、そのビジョンに向けて主体的に資産形成に取り組むことが大切です。
不安定な相場で資産を守る、今こそ考えたい守りの投資戦略
金・高配当株・為替分散で考える 押し目買い候補の見極め方
2026年3月の株式市場は、中東情勢、原油高、インフレ再燃懸念、金利の高止まり観測など、複数の不確実性を同時に織り込む局面にあります。こうしたときに問われるのは、何を買うかだけではありません。成長を狙いながら、どう守るか。その発想を持てるかどうかが、長期の資産形成に大きな差を生みます。
イラン情勢緊迫でも長期投資なら安心? 今の局面で投資リスクを見直すべき3つのケース
有事の時に投資家がするべきこと
2026年2月28日、米国とイスラエルがイランへの大規模軍事攻撃を開始しました。連日流れる衝撃的なニュースに、「自分の資産は大丈夫だろうか」と不安を感じている方も多いかもしれません。翌日にはイラン最高指導者ハメネイ師の死亡が伝えられ、イランは周辺国の米軍基地への報復攻撃を開始しました。「株を売った方がいいのか」「金(ゴールド)を買うべきなのか」、その判断に迷うのは、ごく自然なことだと思います。FPとして多くの方のお金の相談を受ける中で、有事のたびに感じるのは「正しい情報より、冷静な判断軸を持てているかどうか」の差が大きいということです。本記事では、今起きているホルムズ海峡封鎖の問題を軸に、「有事の投資判断」について解説します。
相場急落のとき投資家がやってはいけない行動と投資判断の基準
地政学リスクで揺れる相場で冷静に行動するための視点とVIX指数の読み方
中東情勢の緊迫化や資源価格の変動、各国の金融政策の変化などを背景に、金融市場の不確実性は高まっています。こうした局面では株式市場の値動きが大きくなり、ボラティリティーも高まりやすくなります。相場が急落すると多くの投資家は恐怖を感じますが、長期投資の世界では、その時間こそがリターンを左右する分岐点になることも少なくありません。本記事では、急落局面で投資家が意識しておきたい判断基準と資金管理の考え方を整理します。
“相場の神様”バフェット氏の後任は日本株に消極的? バークシャー新CEO「株主への手紙」を読み解く
日本に関する記述はわずか4行
2026年2月28日、バークシャー・ハサウェイ(以下、バークシャー)が2025年の年次報告書を公開しました。バークシャーは、“相場の神様”ウォーレン・バフェット氏が1965年に経営権を掌握して以降、「バフェットの会社」として知られ、世界で最も有名な投資会社のひとつ。バフェット氏は2025年末に同社CEO(最高経営責任者)から身を引き、2026年1月1日付で副会長のグレッグ・アベル氏が新たにCEOに就任しました。今回は、「バークシャー年次報告書2025」において、新CEOとして初めての仕事と言える「株主への手紙」の内容を紹介します。
2026年、日本のETFが変わる? 注目の「ホワイトレーベルETF」とは何か
多様なファンドが登場へ
日本で初めてETFが登場したのは、1995年でした。その後は上場が進みませんでしたが、2001年に「現物拠出・交換」の制度が整備されたことから本数が増え始め、2026年2月時点では398本まで増えています。そして今年は、ETFが活況になる可能性があります。