お金が減るのが怖い人へ。堅実に資産を増やすための資産配分の考え方
カウチポテトと120の法則
給与が伸び悩み、インフレで物価が上昇する今、投資の力を活用するのは必須の時代を迎えています。しかし、臆病な人の多くは、投資が必要なのはわかったけれど、「そうはいっても、お金が減ってしまうのは怖い」と思っていることでしょう。確かにお金が減る可能性は、投資をする以上ゼロにすることはできません。しかし、投資の仕方を工夫し、リスクを抑えながら投資をすれば、「いきなり一文なしになってしまった」といった事態は避けられますので、どうか安心していただければと思います。今回は、臆病な人でもお金を増やせる資産配分の考え方をお伝えします。
30〜40代が無理なく投資を始められる目安は? 貯蓄でみる「投資スタート安全ライン」
年収 × 貯蓄でみるケーススタディ
「物価が上がって貯蓄だけでは不安。投資で増やしたい」。一方で、年収や貯蓄の平均を見て「うちは大丈夫かな」と不安になることもあるでしょう。この記事では、30〜40代が「安心して投資を始められるライン」を一緒に整理していきましょう。
投資や資産形成は「お金の話」である前に、「人生設計の話」である
老後・教育費・働き方で変わる! 続けられる投資に共通する3つの条件とは
投資の世界で注目されがちなのはリターンや利回りですが、それだけで投資判断は成り立つのでしょうか。投資が途中で続かなくなる背景には、人生設計と投資内容のズレが潜んでいることも少なくありません。本稿では、老後資金や教育費、働き方、リスク許容度といった視点から、無理なく続けられる投資の考え方を整理します。
12月相場を読み解く4つの判断軸──アノマリー・税金・損出し・NISAや優待をどう使うか
投資家年末の行動ひとつで、“手取り”も“来年の設計”も変わる!
12月は相場の季節性、税金、損出し、NISAなど、投資判断に関わる要素が重なる特別な月です。本稿では、アノマリーの背景、税制の基本、損益通算や繰越控除の考え方、NISAと優待の位置づけまで、投資家が年末に整理したい4つの判断軸をまとめました。「この一年をどう締めくくるか」を主体的に考える一助になれば幸いです。
SNS動画で投資を学ぶ時代、注意すべき「フィンフルエンサー」のリスク
信用できるフィンフルエンサーの見分け方
「フィンフルエンサー」と呼ばれている人たちがいるそうです。SNS上で投資や金融に関する情報を発信している人たちのことです。大和総研のレポート、「フィンフルエンサーの規制と取締りに関する海外動向」というレポートで知ったのですが、このレポート名にもあるように、フィンフルエンサーは海外にも結構、大勢いるようです。はたして、その人たちが流しているコンテンツの信ぴょう性はどうなのでしょうか。
「株価が大きく下落してから…」と思っても投資はできない。怖がらずに始める方法
決して割高ではない日本の株価
10月27日、日経平均株価が5万円に乗せました。4月7日、トランプ関税の発表にともなって株価が暴落した時、同平均株価は3万792円という安値をつけています。そこから半年で株価は64%の上昇したことになります。はたして、これから投資を始めるのは正しいことなのでしょうか。
節約につながる!「外食」株主優待5銘柄
食費を浮かして資産も増やす、高利回り優待を賢く選ぶ!
食費負担が増す今、外食優待は値上げの影響を打ち消す家計防衛ツールになり得ます。日常使いできる優待を「節約×資産形成」に活かすメリットや選び方を解説し、「すかいらーく」「コロワイド」など、厳選した外食優待銘柄ベスト5をご紹介。インフレ時代を賢く乗り切る戦略とは?
インフレ時代の値上げに負けない!“スーパー銘柄の株主優待”で節約
食費高騰に効く賢い銘柄の選び方と注意点
物価上昇が続き、食費の負担が重くなっています。そこで、日々の買物で使えるスーパーマーケット銘柄の株主優待を家計防衛ツールとして活用する発想に注目します。本稿では、優待を節約に生かすメリットと注意点、選び方のポイントを整理し、食費削減に効く具体的な銘柄も紹介します。
積立投資の定番「ドルコスト平均法」は王道か? 非効率か?
二つの視点から自分に合った投資戦略を考える
投資の基本として語られることの多い「ドルコスト平均法」。一定額をコツコツと積み立てるシンプルな手法は、初心者にも始めやすいとされています。一方で「非効率では?」という声もあり、万能な手法ではありません。本稿では、「王道派」と「効率派」という二つの視点から向き・不向きを整理し、自分に合った投資戦略を考えるヒントをお届けします。
SNSやマスコミ情報は疑ったほうがいい。金融リテラシーの前に身につけるべきこと
美味しい話は信じない
iDeCoやNISAなどの非課税措置拡大や、折からの株高の影響を受けて、個人の資産運用熱が高まっています。これから資産運用を始める人を対象にして、金融リテラシーを身に付けてもらうためのコンテンツ制作、ならびにセミナー開催なども盛んです。が、それと同じくらい大事なのが、情報リテラシーを身に付けることです。
日経は上がるのに、自分の持ち株が上がらないという方へ
「含み損の整理」「トレンドを味方に」利益を伸ばす投資ルールを再点検
日経平均株価が過去最高値を更新する一方、「自分の株は上がらない」と感じる投資家は少なくありません。その差を生むのは、相場環境よりも“自分の売買ルール”かもしれません。利益を伸ばすためのトレンドフォロー戦略や、パーフェクトオーダーの活用法など、初心者にも実践しやすいポイントを整理します。上昇相場を味方につけるヒントを学びましょう。
円安・高金利の今、米国債と日本国債、どちらを選ぶべき? 金利と為替を味方につける方法
国債で“守りながら増やす”ために知っておきたいこと
金利上昇の潮流が強まる中、国債にも再び注目が集まり始めています。株式市場のような派手さはないものの、債券は資産を守りながら育てる“脇役の力”を発揮することがあります。ただし、同じ「国債」であっても、日本国債と米国債では性質が大きく違います。為替、インフレ、金利変動など、これらが絡む中で、どちらを選ぶかで将来の結果は変わるかもしれません。この記事では、日本国債・米国債の特徴、そしてこれからのアメリカ金利動向を踏まえた上で、あなたにとってベストな国債の選び方をFPの視点で解説します。
個人向け国債を解約するといくら戻ってきた?「変動10年」150万円中途換金リアルレポート
個人向け国債の使い方とは
「個人向け国債」に興味がある人も多いでしょう。購入についての解説記事はよく見かけますが、「中途換金をした場合、どうなるんだろう」「手数料ってどれくらいかかる?」と疑問に思うことはありませんか?今回、筆者が個人向け国債(変動10年)を150万円分中途換金した、リアルレポートをお届けします。
長期投資の銘柄選び「3つの掟」
10年後も持てる?「成長性×経営×共感」で掴む長期成長株
市場の不確実性が高まる中、短期の値動きに振り回されない「長期投資」への関心が高まっています。しかし、長く保有できる銘柄をどう見極めるかは、多くの投資家の悩みどころ。本稿では、長期投資を成功へ導くための「3つの掟」を軸に、銘柄選びの本質を考えます。
株価暴落を待つのは間違い? データが語る、投資を始められない人の心理
「投資を始めよう」と思った時に始めるのが良い
日本証券業協会が「個人投資家の証券投資に関する意識調査報告書2025年」を公表しました。調査対象は日本全国の18歳以上の有価証券保有者5000人です。特に注目したいのが、2024年8月、そして2025年4月の株価急落時に、調査対象の個人がどのような行動をとったのかという点です。
投資初心者は要注意! 聞いてはいけない“危険なアドバイス”3選
順調に資産が増えるばかりではない
投資に興味を持ちはじめたら、どんな人からアドバイスをもらうでしょうか? 今はSNSなどをはじめ、インフルエンサーなど、さまざまな人の意見を気軽に見ることができます。しかし、その中には「聞いてはいけない」危険なアドバイスも少なくありません。情報が多くある時代だからこそ、どんな人のどんなアドバイスを聞くかが重要です。今回は初心者の人が、うっかり聞いてしまいがちな、避けるべきアドバイスの特徴をお伝えします。
金価格が史上最高値! 今からでも「金投資」は遅くない?
“守り”と“攻め”を両立。4000ドルの大台突破の背景
金価格が史上最高値を更新! 金投資を始めるには遅いと思いがちですが、実は“守り”と“攻め”の両面を併せ持つ資産である「金」。金価格上昇の背景、4つの主要需要、そして投資のメリット・デメリットを整理。投資家にとって金をポートフォリオに加える意義を探ります。
「断捨離」が生む経済効果とリユース市場の成長株
衣替えシーズンに知っておきたい! 投資家目線での好循環
「断捨離」は身の回りをすっきりさせるだけでなく、支出削減や時間創出につながり、浮いた資源を投資へ振り向けられます。また、リユース市場はESG投資の観点からも注目を集めています。本稿では、断捨離の経済的・投資的効果や関連企業、そして注意すべきリスクまで幅広く解説します。