はじめに
AI相場第2幕。日本株の“黒子”たちが真価を発揮する
もっとも、リスクも存在します。AI関連投資の多くは米巨大IT企業による設備投資に支えられており、市場では「ハイパースケーラーの投資は過剰ではないか」という懸念も根強くあります。この点については筆者が書いた論考をお読みください。(「ハイパースケーラーの過剰投資問題」)
しかし、そうした懸念はあってもAI相場はまだまだ続くでしょう。現在はAI相場第二幕が始まったばかりだと思います。市場が「AI産業全体のインフラ及びサプライチェーン」を評価するAI相場第二幕で主役になるのは「次のGPU企業」ではないでしょう。AI社会を支える“黒子”です。配線、電力、冷却、素材、メモリー、通信 ― これはまさに日本企業が長年強みを持ってきた領域で、それらこそが、次の主役になり得ます。日本株にとっては、本当の出番はこれから始まるのかもしれません。