アクセンチュアが一時約20%急騰! 「AIに駆逐される」懸念を払拭したソフトウェア株の見直しの背景
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
日米の株式市場では、米国の雇用統計発表や半導体大手の決算を通過し、ハイテク株を中心に買戻しの動きが見られるなど相場の潮目が揺れ動いています。 マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が最新マーケットの裏側を解説しています。今回は、予想を下回った米雇用統計の受け止め方から、マイクロンの好決算が示す半導体市場の需給、株価が約20%急騰したアクセンチュアの決算とソフトウェア株の見直しの潮流、大川道場で取り上げる「サッポロホールディングス」の構造改革まで、資産形成に役立つ着眼点をお届けします。【記事の要点】・米雇用統計が市場予想を下回ったものの数値のブレが激しく、急激な景気減速ではなく過度な利上げ警戒感の後退としてハイテク株の上昇につながっている。・アクセンチュアが好決算を受けて一時約20%急騰し、生成AIの普及によってクラウドやソフトウェア企業が駆逐されるという懸念が行き過ぎであったことが実証されている。・大川道場ではサッポロホールディングスを取
なぜAI発表の裏で「銀行株」が下落したのか? Metaの「AIエージェント」がもたらす市場の変化
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
【記事の要約】・Metaの個人向けAIエージェント発表を受け、中間仲介ビジネスの代替リスクから銀行株や予約サイトが下落した・米PMIなど主要経済指標の強さを受けて高金利の長期化が意識され、ドル高・円安傾向が継続している・イエローハットは個人情報流出の報道があるものの業績は底堅く、今後は自動車業界の動向やインフレ影響が見極めの焦点となる1日の中に数円単位で為替が動き、米国経済指標の強さや金利高止まりなど、相場の波乱要因が重なって投資判断が難しい局面が続いています。マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が、今週のマーケットの裏側をわかりやすく解説しています。今回は、Metaが発表したパーソナルAIエージェントの衝撃、なぜAI発表の裏で伝統的な「銀行株」やネット予約サービスが下落したのかという仕組み、今後のAI市場の波及効果、大川道場で取り上げるカー用品大手「イエローハット」の評価まで、今後の資産形成に役立つ着眼点を紹介します。
公募投信24本が新規設定! 新たに登場する「半導体メモリETF」と「毎月分配型NASDAQ100」とは?
投資信託39カ月連続流入の背景
2026年9月下旬から10月初頭にかけ、国内の公募投資信託が新たに24本設定されます。その中には、以前解説した三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS高配当全世界株式(オール・カントリー)」も含まれています。今回は、それ以外に投資家から高い注目を集めている新設定ファンド2本をピックアップして解説します。前回記事:「オルカン」に高配当版が誕生! 年4回分配の魅力と抑えておきたい2つのリスク
利上げ相場でにわかに注目される「リクルート」と「ラウンドワン」の共通点
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
【記事の要点】・FOMCの全会一致による利上げ発表と堅調な米国経済指標を受け、米国の売上比率が高い「リクルート」や「ラウンドワン」に需要拡大の観測が出ている・日銀が利上げを決定したものの、市場の予想やCPIの伸び鈍化から今後の大幅追加利上げ期待が後退し、為替は円安方向へ振れる展開となった・三菱UFJなどのメガバンクは、国内金利だけでなくグローバルなM&A資金需要や企業ファイナンスに支えられており、中長期的な収益基盤を持っている日米の株式市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)や日本銀行による金融政策決定を通過し、為替や金利の大きな動向に投資家の関心が集まっています。マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が、今週のマーケットの裏側をわかりやすく紐解いています。今回は、AI開発をめぐる最新の議論やSaaS企業の可能性、全会一致となったFOMC(米連邦公開市場委員会)と強い米国経済の実態、日銀利上げ後に拡大した円安の背景、大川道場で取り
サンマルクHDが「つるとんたん」を128億円で買収! 大幅減益のなか見据える勝ち筋とは?
簿価10倍の巨額投資を検証
サンマルクホールディングス(3395)が9月17日、人気うどん店「つるとんたん」事業を128億円で買収すると発表しました。翌日には株価が前日比2.38%上昇し、市場は好意的に受け止めています。一方で、直近の本業の決算は大幅減益と、決して楽観できる状況ではありません。この状況を投資家としてどう見るべきか、考えてみたいと思います。
「オルカン」に高配当版が誕生! 年4回分配の魅力と抑えておきたい2つのリスク
年4回分配とコスト面の注意点
投資を行っている方のなかには、三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 」に投資している方もいるのではないでしょうか。同商品は、日本を含む先進国や新興国など、世界中の株式に1本でまとめて投資できる人気のインデックスファンドです。 通称「オルカン」と呼ばれ、2026年8月末時点の純資産総額(残高)は約13兆8,964億円を誇り、公募追加型株式投資信託(ETF除く)の残高ランキングで第1位に君臨しています。その三菱UFJアセットマネジメントから、2026年9月30日に「オルカン高配当」と呼ばれる新たな投資信託の運用が始まります。 「オルカン」の高配当バージョンにあたる本商品は、株式の配当にあたる「分配金」に焦点を当てた投信であり、純資産残高13兆円を超える従来のオルカンとは異なる選択肢として、設定1年後に残高1,000億円を目指しています。
日経平均株価が乱高下、長期投資に影響はある? オルカン生みの親は最近の市況をどう見るか
大切なのは競争をやめて自分のゴールを見ること
2026年6月、日経平均株価は終値で史上初めて7万円台に到達しました。しかしその後、7月下旬には6万1,000円台まで下落し、8月中旬には再び6万9,000円台まで上昇。短期間で大きく上下する相場が続いています。「日本株市場はどうなっているの?」と不安になる人もいれば、急騰した株を見て「あのとき買っておけば……」と後悔する人もいるでしょう。株価が大きく動くとき、長期投資家は何を見て、どう行動すればいいのでしょうか。オルカンの生みの親である代田秀雄さんに、最近の市況について伺いました。【関連記事】・「世界経済は成長する前提でいいのか?」NISAの積立投資の疑問に、“オルカンの父”代田秀雄はどう答えるか・「オルカンは思考停止」でいい。生みの親・代田秀雄が伝える“人生の主役にしない投資”代田秀雄(しろた・ひでお)三菱 UFJ アセットマネジメント前常務。シロタ・ウェルス・アンド・ウェルビーイング・アドバイザーズ代表1985年に三菱信託銀行(現・三菱 UFJ 信託銀行)に入社。支店にて個人財務相談や法人融資などを担当した後、年金資金や投資信託の運用業務に約 30 年にわたり携わる。三菱 UFJ
新型iPhoneは36万円超え? 半導体・メモリ安で「Apple」の利益率が急改善する背景
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
日米の株式市場では、中東情勢の緊迫化に伴う原油高や米国の金利上昇、さらに為替の変動など、投資家にとって判断の難しい局面が続いています。マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が、今週のマーケットの裏側をわかりやすく解説しています。今回は、新型iPhoneの発表で話題を集めるAppleの戦略、半導体・メモリ価格の下落が最終製品メーカーに与える影響、中東リスクと為替・金利の行方、大川道場で取り上げる「スシロー」の評価まで、今後の資産形成に役立つ着眼点を紹介します。【記事の要約】・部品価格(半導体・メモリ)が下落傾向へ向かうことで、高価格帯を維持する「Apple」やゲーム株の利益率が拡大する展開が期待される・中東情勢悪化に伴う原油高や米金利高が重石となる一方、GPIFの国内資産配分や海外ファンドの国債購入観測が円高方向への圧力となっている・大川道場ではスシロー(フード&ライフカンパニー)を分析。国内外食は厳しい環境が続くが、海外売上比率の向上が長
「世界経済は成長する前提でいいのか?」NISAの積立投資の疑問に、“オルカンの父”代田秀雄はどう答えるか
今と将来の生活をどちらも守る
2024年に新NISAがスタートしてから、資産運用はぐっと身近になりました。金融庁によると、NISAの口座開設数は2025年12月末時点で約2,820万口座。単純計算すると、18歳以上のおよそ4人に1人が口座を持っていることになります。一方で、NISAがこれだけ普及しても「損をするのが怖い」「本当に投資して大丈夫?」と、一歩を踏み出せない人もいるでしょう。そこで今回は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称「オルカン」の生みの親である代田秀雄さんに、NISAで投資することへの不安や疑問の声をぶつけてみました。出典:NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について(金融庁)より「NISA口座の利用状況(令和7年12月末時点)」【関連記事】・「オルカンは思考停止」でいい。生みの親・代田秀雄が伝える“人生の主役にしない投資”・日経平均株価が乱高下、長期投資に影響はある? オルカン生みの親は最近の市況をどう見るか代田秀雄(しろた・ひでお)三菱 UFJ アセットマネジメント前常務。シロタ・ウェルス・アンド・ウェルビーイング・アドバイザーズ代表。1985 年に三菱信託
S&P500の構成銘柄が変更! 新たに選ばれた3つの成長企業と、外された3社とは?
AI需要と業績から読み解く将来性
指数算出会社のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは2026年9月4日、四半期ごとの銘柄入れ替えを公表しました。今回の見直しでは、ブルーム・エナジー、イルミナ、エバーピュアの3社がS&P500種株価指数に採用され、モルソン・クアーズ・ビバレッジ、トレード・デスク、ビルダーズ・ファーストソースの3社が除外されることとなりました。今回は、新しく採用された企業と除外された企業の背景について解説します。
抹茶ブームがまさかの減益に? 底値圏の【伊藤園】が急反転した裏側
世界的流行とコスト高の皮肉
伊藤園(2593)が9月1日に発表した2027年4月期第1四半期決算をきっかけに、株価が年初来高値をつけました。実はこの数カ月、抹茶原料の高騰を背景に「値上げが進まず株価も渋い」などと揶揄されるほど株価は底値圏に沈んでいました。そこからの反転は本物なのか、決算の中身を見ていきます。
半導体株から資金シフト? 上場来高値を更新する「スシロー」「すき家」の強さと海外展開の勝機
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
日米の株式市場では、半導体関連の調整売りや為替の円高方向への揺戻しなど、投資家にとっても相場の方向感が見えにくく、次の手を見極めにくい状況が続いています。マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が、今週のマーケットの裏側を解説しています。今回は、ボラティリティの激しい半導体相場から離れ、上場来高値を更新する勢いを見せる「スシロー」や「すき家」など大手外食株の強さの秘密、為替の円高シフトで注目される「ニトリ」や「メガバンク」の動向、大川道場でジャッジする不動産大手「三菱地所」の見通しまで、今後の資産形成に役立つ着眼点を紹介します。【記事の要点】・乱高下する半導体を避け、海外展開と価格転嫁(値上げ)で利益を伸ばす「スシロー」や「すき家」が選択肢として注目されている。・円高で輸入コストが下がる「ニトリ」や、国内の金利上昇が追い風となる「メガバンク」が底堅く推移している。・金利上昇が業績の逆風となる不動産株(三菱地所)は、焦って買わずに株価が落ち着
12月から米国株が1日23時間取引可能に! 日本株への影響と投資家が知っておくべきメリット・デメリット
日本時間の日中取引で広がる投資機会
【記事の要点】・12月から米国主要取引所で1日23時間取引が可能になり、主要ネット証券も順次対応予定・日本の昼間にも売買できる利便性の一方で、低流動性による価格変動や依存リスクに注意が必要・米国株は長期成長と高い株主還元が魅力だが、為替差損や情報収集の不確実性も理解しておくことが重要2026年12月から、ニューヨーク証券取引所(NYSE)やNASDAQなどの米国主要取引所が、1日23時間の売買を可能にする制度をスタートさせることをご存じでしょうか。現在は、通常の立会時間は平日の米東部時間9:30〜16:00(日本時間では夜間〜早朝)で、既存の時間外取引を合わせても16時間程度でした。しかし12月からは、1日1時間のシステムメンテナンス等を除き、ほぼ一日中売買が可能になります。日本のネット証券各社もこの動きに合わせて日中の売買に対応する方針を示しており、個人投資家の投資環境は変わろうとしています。今回は、この「23時間取引」の概要と、米国株投資におけるメリット・デメリットについて解説します。
好決算で株価上昇の「セイコー」「シチズン」「カシオ」、スマートウォッチ時代になぜ時計メーカーは絶好調?
主要3社の業績比較と市場の変化
2025年12月にこの連載で『高級腕時計が好調な「シチズン」と「セイコー」の株価が急上昇、なぜ2社は伸びている?』という記事を書きました。あれから8カ月、2社の株価はさらに上昇しているのですが、そこに割って入ってきたのが「G-SHOCK」のカシオです。2027年3月期第1四半期に早くも業績予想の大幅な上方修正を発表し、株価は5年ぶりの高値をつけています。今回は、この3社をあらためて比較してみます。
なぜセールスフォースは一時23%急騰したのか? エヌビディアの「顧客分散」が示すソフトウェア株見直しの潮目
クオンツアナリスト・大川智宏×元外資系金融マン・DJ Nobbyがお届けする「聴くだけ投資」
日米の株式市場では、注目されていた半導体大手の決算発表を通過したものの、個別銘柄の動きには利確売りが交錯するなど、方向感が見えにくい状況が続いています。マネーフォワード MEのYouTubeチャンネル「ME STUDIO」で配信されている「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」では、クオンツアナリストの大川智宏氏とDJ Nobby氏が、今週のマーケットの裏側を解説しています。今回は、一時23%急騰したセールスフォースの決算から見えるソフトウェア株の動向や、エヌビディア決算の「顧客分散」という好材料、大川道場で取り上げる海運大手「商船三井」の投資判断、そしてお得なキャンペーン情報まで、今後の資産形成に役立つ着眼点を紹介します。【記事の要点】セールスフォース急騰とSaaS:決算後に株価が20%以上上昇。AI代替懸念は行き過ぎであり、ハードからソフトへの資金シフトの兆候を分析エヌビディア顧客の広がり:好決算を示したエヌビディア。顧客構成で巨大IT企業への依存度が下がり、一般産業への裾野が広がる好材料を解説商船三井の評価と配当リスク:大川道場では「商船三井」を分析。ボラティリティが大きく
東京海上は15分割、キオクシアは3分割! 配当総額23兆円時代、株式分割ラッシュから見極める「銘柄選び」の視点
投資額が引き下がる注目の動き
【記事の要点】・上場企業の2027年3月期配当総額は23兆円と6年連続で最高を更新する見通し・東証の「投資単位50万円未満」の再要請を受け、9月末に47社が株式分割を実施・東京海上や地銀などの大型分割により最低投資額が下がり、個人が買いやすい環境へ日本企業の株主還元姿勢が、かつてないほど強まっています。投資家にとって「配当金」や「株主優待」は大きな楽しみですが、その一方で、「最低投資額が高すぎて手が出せない」と悩む個人投資家は少なくありません。しかし、東証が掲げるルール変更や企業の積極的な対応によって、そのハードルが下がりつつあります。今回は、過去最高を更新する配当総額の現状と、9月末にピークを迎える「株式分割ラッシュ」の背景、株式分割をする企業を解説します。
AI株高の裏で進む「金利上昇」の正体。世界的な資金争奪戦が株式相場を脅かす次のリスクか
株高の裏に潜む金利リスク
株式市場が好調です。AI関連株を中心に世界の株価は高値圏にあります。しかし、こうした強気相場の裏側で、金利が世界的に上昇しています。なぜ金利が上がっているのでしょうか。通常、金利上昇と聞くと、まず思い浮かぶのがインフレです。物価が上がり続ければ、お金の価値は目減りします。そのため投資家は、長期間お金を貸すなら、その分だけ高い利息を求めます。中東情勢の緊迫化によって原油価格が上昇すれば、インフレが再燃し、長期金利が上昇する可能性があります。もう一つは、政府の財政赤字です。それをまかなうために米国をはじめ各国政府は巨額の国債を発行しています。日本も高市政権の積極財政で国債の増発が懸念されています。国債の発行が増えれば、それを買ってもらうためには、より高い金利が必要になります。つまり市場では、「お金を借りたい人」が増えています。ところが、最近ここに新たな巨大な借り手が登場しました。AIです。
「規模」のゲオ、「成長」のバリュエンス、「安定」のコメ兵。世界進出するリユース3社、銘柄選びのポイントとは?
3社共通のリスクとは
以前、荒れる株式市場でもリユース業界が堅調という話を紹介しました。その流れは続いていますが、今回は、とくに海外展開に力を入れているリユース会社にフォーカスします。参考記事:増収増益の「バイセル」「コメ兵」「トレファク」でも株価は対照的? 明暗を分ける要因