はじめに

早いもので、もう8月下旬ですね。1週間後に9月になりますが、飲食料品値上げラッシュとなることをご存じですか。

先日、帝国データバンクが、2026年通年の飲食料品値上げ品目数の累計を公表しました。それによると年内に実施・予定されている値上げ品目数は累計で1万8,347品目に達しています。

中でも9月は、4,531品目が単月で4千品目を超え、2026年内としては最多となります。単月としては、2023年10月の4,758品目以来の水準となります。また、10月は2,720品目になる見通しです。

9月は、冷凍食品や練り製品、しょうゆなどの調味料、さらに生活雑貨や衣料品まで幅広い商品が価格改定の対象となります。10月は、食品や飲料の継続的な値上げに加え、加熱式たばこの増税や酒税制度の変更が予定されています。

今回、値上げをする企業を紹介するとともに、その企業が実施する株主優待を紹介します。株主となって企業から自社商品をもらうことも、生活防衛の選択肢となるでしょう。


キッコーマン(2801)

キッコーマンは、千葉県野田市に本社を置く、しょうゆ製造の世界最大手として知られる大手食品メーカーです。調味料や豆乳、飲料などを幅広く販売し、海外へも広く展開しています。

▼値上げ概要
原材料費や物流費の高騰が主な理由で、同社は醤油・つゆ類など291品目の価格を9月1日納品分から2%〜22%引き上げます。

▼株主優待
100株保有時の株主優待は、半年以上の継続保有を条件に、1,000円相当の自社グループ商品(醤油や調味料などの詰め合わせ)が年1回贈呈されます。権利確定月は3月末日です。

ニッスイ(1332)

ニッスイは、日本の大手水産・食品会社です。冷凍食品や魚肉ソーセージなどの食品事業、水産物の調達・養殖、医薬品原料を扱うファインケミカル事業などをグローバルに展開しています。

▼値上げ概要
中東情勢に伴う原油価格の高騰による包装資材費(トレーやフィルム)や、エネルギー費・物流費・原材料の上昇を主な理由に、9月1日納品分より家庭用・業務用冷凍食品などを約2%〜17%値上げします。

▼株主優待
株主優待を受け取るには100株では足りず、500株以上の保有が必要です。100株では優待の対象外となるため、缶詰や瓶詰などの自社商品詰め合わせをもらうには最低500株(3,000円相当)を取得する必要があります。

明治ホールディングス(2269)

明治ホールディングスは菓子・乳業大手の「明治」や製薬会社の「MeijiSeikaファルマ」などを傘下に置く持株会社です。

▼値上げ概要
原材料費やエネルギーコストの高騰を受け、2026年10月1日出荷分より飲料3品を約16%〜21%、11月1日出荷分より「きのこの山」や「たけのこの里」などチョコレート・スナック11品を約3%〜8%値上げすると発表しました。

▼株主優待
明治ホールディングス(2269)の株主優待は、毎年3月31日時点で100株以上を保有する株主を対象に、チョコレートやスナックなどの自社グループ製品詰め合わせが年1回贈呈されます。

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