はじめに

楽天証券のクレカ積立の還元率は?どのカードがお得?

楽天証券のクレカ積立では、楽天カードを利用して積立を行います。楽天カードは発行枚数3431万枚(2026年6月時点)と、日本でもっとも多く発行されているクレジットカードですので、すでにお持ちの人も多いでしょう。

楽天証券のクレカ積立では、毎月の積立金額に応じて楽天ポイントを貯めることができます。楽天ポイントの還元率は、カードの種類に応じて異なります。

楽天証券のクレカ積立のポイント還元率

(株)Money&You作成

クレカ積立というと、クレジットカードのショッピング利用額に応じて還元率が変動したり、一定額以上の利用がないと還元率がゼロになったりする証券会社も多いのですが、楽天証券の場合はそうしたことはなく、シンプルな設計になっています。

代行手数料とは、投資信託の販売会社(ここでは、楽天証券)が受け取る手数料のこと。年率0.4%(税込)以上の投資信託を購入した場合、楽天カードと楽天ゴールドカードの場合は還元率が1%に上昇します。NISAで人気の信託報酬の安いインデックスファンドは「年率0.4%(税込)未満」のためこの恩恵は受けられませんが、還元率0.5%・0.75%であってもポイント還元が得られるのは大きいでしょう。

最上位の楽天ブラックカードの場合、ポイント還元率は2%です。クレカ積立の毎月の上限額は10万円ですので、1年間で120万円投資(楽天ポイント投資はしなかったと仮定)したら、2万4000ポイントの楽天ポイントがもらえます。「クレカ積立で得られるポイントを最大化する」という観点で見れば、楽天ブラックカードがもっとも優れています。

ただし、楽天ブラックカードは年会費が3万3000円(税込)かかります。年会費と各カードで1年間120万円投資(代行手数料年率0.4%(税込)未満の投資信託を購入)した場合の年会費とポイントの「差額」を計算すると、もっとも多いのは楽天ゴールドカードで、6800円相当のプラスです。通常の楽天カードは年会費無料で6000円相当のプラス。楽天プレミアムカードは1000円相当のプラス、楽天ブラックカードについては9000円相当のマイナスとなっています。「楽天証券のクレカ積立でポイントを得したい」ならば、楽天ゴールドカードがお得といえますが、通常の楽天カードもかなり優秀です。

では、楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードは意味がないかというと、そうではありません。楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードでクレカ積立をしつつ、その他のサービスも利用すれば、実質的にその他のサービスを割安で使えていることになるからです。

楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードでは空港のラウンジの無料利用や国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険・動産総合保険(いわゆるショッピング保険)が充実しています。毎週火曜日・木曜日や誕生月に楽天市場で買い物した場合には+1倍のポイント還元があります。

さらに、楽天ブラックカードではコンシェルジュサービスが利用可能。レストラン・コンサート・旅行などの予約を手配したり、相談したりできます。また、国際ブランドごとに異なる優待サービスも用意されています。たとえばVisaの「Visaプラチナラグジュアリーダイニング」では高級店で利用できる5000円相当の割引クーポンがもらえます。Mastercard「Taste of Premium」では2名以上の対象レストランの利用で1名無料になります。

こうしたサービスを使いこなせるのであれば、楽天プレミアムカードや楽天ブラックカードを保有する意味があるのではないでしょうか。

いずれにしても銀行引落による現金決済ではポイントがもらえないため、投資をするならばクレカ積立を利用したほうがお得ということに変わりはありません。証券口座に入金する手間も省けます。

楽天証券での積立投資を銀行引落で支払っているならば、これを機にクレカ積立に切り替えてみてはいかがでしょうか。

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