はじめに

児童手当の一部をこどもNISAで積み立てる方法も

第1子・第2子の児童手当を0歳から高校生年代まで受け取ると、生まれ月によって異なりますが、総額は約240万円になります。これまで児童手当を子どもの教育費などとして別の預貯金口座に分けていた家庭や、子どものためのお金を家計と分けて管理したい家庭なら、その一部をこどもNISAで積み立てる方法もあります。近い将来に使う分は預貯金、長く運用できる分はこどもNISAなど、目的や使う時期に合わせて分けて準備するのも一つの方法です。

「こどもNISA」を始める前の注意点

・12歳未満は原則として払い出せない
こどもNISAは、いつでも自由に払い出せるわけではありません。12歳未満は原則として払い出しができず、12歳以降も、子どものために使うことや本人の同意など一定の要件があります。使う時期が近い教育費などは、こどもNISAとは分けて準備しておきましょう。

・親や祖父母がお金を出す場合は贈与税にも注意
親や祖父母から子どもへ資金を贈与する場合は、贈与税にも注意が必要です。贈与税には、贈与を受けた人1人につき年間110万円の基礎控除があります(暦年課税の場合)。こどもNISAの年間投資枠は60万円ですが、そのほかにも子どもが贈与を受けている場合は、合計額を確認しておきましょう。

こどもNISAは、子どもの将来に向けてお金を準備する選択肢のひとつです。制度が始まるからと急いで口座を開設するのではなく、いつ、何のためにこどもNISAを活用するのか、親のNISAの利用状況も含めて家計全体で考えることが大切です。預貯金とも上手に使い分けながら、わが家に合った方法を選びましょう。

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