はじめに

「今月のカード請求額は36万円。いつもより3万円も多い!」明細を見てため息をつく、45歳の会社員Aさん。夫婦の手取りは月約50万円。生活費のほとんどをカードで支払い、請求は月33万円前後です。「現金払いに戻せば、使いすぎを防げるのかな?」そう思う気持ち、よくわかります。

実は、請求額の大きさだけで、使いすぎかどうかは判断できません。Aさんの家計を詳しく見ながら、その理由と無理なく支出を抑える方法を考えていきましょう。


カード請求額33万円は「使いすぎ」なのか?

まずはAさんの家計を詳しくみてみましょう。

・Aさん、45歳女性、会社員
・夫と高校生の子どもの3人家族
・世帯年収:約860万円
・毎月の手取り:約50万円(賞与を除く)
・住宅ローン:月10万5,000円
・カード以外の支出:月4万5,000円
・貯蓄目標:月7万円
・カード決済:月平均33万円、直近36万円

食料品や日用品もカードで支払っているため、請求額の33万円をそのまま無駄遣いとは言えません。ただ、貯蓄目標の7万円から逆算すると、答えは変わってきます。手取り50万円から住宅ローン10.5万円、カード以外の支出4.5万円、貯蓄目標7万円を差し引くと、カード決済に使える金額は月28万円です。平均33万円の請求があるAさんは、毎月5万円オーバーしている計算になります。さらに請求が36万円になった直近は、手取り50万円に対して1万円の赤字です。

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