社会保険の加入対象の拡大には、大きく分けて3つある? どんな人が対象になるのか
年収の壁を超えて働くメリットとは
2025年6月13日に成立した年金制度改正法は、年金に関するさまざまな変更が盛り込まれていることから、ニュースなどでも大きく報じられました。なかでも「社会保険の加入対象の拡大」は、これまで「106万円の壁」の扶養の範囲で働いているパート・アルバイトの人に大きな影響のある改正ですが、内容があまりわかっていない人もいるかもしれません。今回は、年金制度改正法によって社会保険の加入対象が今後どのように拡大するのか、紹介します。
公立小学校の学習費は年間約33万円! 新生活で増える支出、家計のバランスはどう整える?
夏休み前の今こそ見直す家計の負担
新生活が始まり数ヶ月、入学準備がひと段落したと思ったのも束の間、「想像以上にお金がかかっている気がする」と感じていませんか?入学準備などの初期費用に加え、学用品の追加購入や習い事、食費など、じわじわと支出が膨らみやすい時期です。さらに、夏休みを前に昼食代や、預かり保育等の費用の増加など、今までにない支出を実感するタイミングでもあります。こうした支出の変化を早めにキャッチしておくことが、今後の家計の安心につながります。本記事では、子どもが小学校に入学したばかりの筆者が、実体験をもとに小学校生活で増えやすい支出の具体例と整え方についてお伝えします。
「月々1万円台で新車に乗れる」 残価設定型クレジットは本当にお得? カーリースやローンとの違いとは
家計に合ったマイカープランの立て方
「月々1万円台で新車に乗れる」「頭金なし・ボーナス払いなしでOK」そんな広告を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?このような支払いを可能にしているのが「残価設定型クレジット(通称:残クレ)」と呼ばれる仕組みです。初期費用を抑えながら新車に乗れるという手軽さから、残価設定型クレジットは車の購入方法として広く利用されるようになっています。しかし車の購入は、日常生活における大きな支出のひとつであるため、「月々の支払いの安さ」だけに目を向けるのではなく、仕組みや注意点を理解し、自分のライフスタイルや家計に合っているかどうかを慎重に見極めることが大切です。今回はFPの視点から、残価設定型クレジットの基本的な仕組み、注意点、そして他の購入方法との違いについて解説していきます。
「ボーナス」で将来の備えをしすぎないほうがいい? FPが伝える上手な使い方
4つの視点で考える
「ボーナスが出たけど、何に使うのがいい?」そう思った事はありませんか?ボーナスは、月収だけでは難しい大きな出費を後押ししてくれるお金です。一方で、景気や業績によって増減する「変動型の収入」であることも忘れてはいけません。家計全体の設計(ボーナスをどう位置づけるか)と、使い道のバランス(何にどう使うか)の両方を意識する事が大切です。本記事では、ボーナスの使い道を整理する4つの視点、ライフステージごとのバランスの考え方、ボーナスをあてにしすぎない家計設計の基本を解説します。
「あれ?今月の手取りが減ってる…なんで?」新卒2年目に手取りが減る理由
お金の流れを見直す機会に
社会人生活も板についてきた新卒2年目に気づく、手取り額の減少。実は、“ある税金“の支払いが始まることが関係しています。1年目にはなかった支払いが、6月から突然始まることで、月々の手取りに影響が出てくるのです。今回は、給与から引かれるお金の仕組みや2年目の手取りがどの程度変わるか、そして手取り減の対策についてお伝えします。
価格高騰の中でコメ代はどう節約する? 「古いお米」をおいしく食べる方法とは
おいしく食べる4つの方法
依然としてコメ価格の高騰が続いています。スーパーでのコメ平均価格は、2025年4月25日から5月4日分で5キロあたり19円値下がりしたものの、翌週からはまた連続で上がり続け、前年同月比で約2倍の価格で推移しています。農林水産省の発表では、3月に落札された備蓄米で小売や外食に届いている量は全体の10%前後であり、残りの90%については未だ集荷業者や卸業者から出ていない状態とのことです。そこで新たな策として出たのが、備蓄米の「競争入札」ではなく、政府が売り渡し先や価格を決める「随意契約」で放出すること。日々ニュースを賑わせているのでご存じの方も多いことでしょう。このような状況の中で、食費を節約する方法と、古いお米をおいしく食べる方法をご紹介します。
料理、家事、エンタメ…節約アドバイザーがあえて節約しないところとは?
支払い方法の工夫まで
先日のこと、本連載の編集担当の方と話をしているときに「節約アドバイザーの方でもお金をかけるところ、節約しないところってあるんですか?」と聞かれました。確かに筆者の中でも「これは多少の支出があっても、買う価値はある」と考えるカテゴリーがあります。そこで今回は、自分語りになってしまいますが、筆者がお金をかけているものについてご紹介します。支出というのは、その人のライフスタイルや価値観で大きく変わってきますので、あくまでも筆者の例として参考になさってください。
5月病でお財布の紐が緩む?「ストレス散財」を防ぐ方法
衝動的にお金を使わないための工夫とは?
新年度を迎え、何かと慌ただしかった4月が終わり、気分が沈みがちになる「5月病」を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は、この時期、お金の使い方にも変化が現れることがあるのです。この衝動的な「ストレス散財」は、家計の負担になるだけでなく、自己嫌悪やさらなるストレスの原因にもなりかねません。そこで今回は、5月病によるストレス散財の原因を探り、無駄遣いを防ぐための具体的な対策を紹介します。
5月連休中の遠出計画はちょっと待った? 夏ごろまでにガソリン価格は1リットル=140円以下まで下がるかも!
なぜ下がると予想できる?
昨今の物価の上昇が国民の生活を直撃しています。最近では、特にお米の値上がりについて、政府が備蓄米を放出したにも関わらず、流通など構造的な問題で値段が下がらないことがテレビの報道番組などで盛んに取り上げられていて、気にされている方も多いのではないでしょうか。もうひとつ、人々の生活に密着しているモノとして挙げられるのがガソリン。ここでは、その「ガソリンの価格」について、今後の動向を考察します。
「家電の延長保証」加入する?しない?判断するための4つのポイント
点検・清掃がセットになった延長保証サービスも
家電を購入する際に「せっかくだから長く使える良いものを買いたい!」という人も少なくはないはずですが、長い間使う際に気になるのは故障です。そんな故障に伴う突然の出費に備えることができるのが”延長保証”です。今回は、「延長保証に加入するべきか判断するための4つのポイント」をご紹介します。
初任給の使い方は意外と重要! 家計管理の基本「50-30-20ルール」を知っていますか?
初任給の使い道と貯蓄のポイント
新社会人にとって、初任給はこれからの人生設計の第一歩となる大切なお金です。初めての給与をどう使うかによって、将来の家計管理の土台が築かれます。この大切な一歩目で、浪費癖がついてしまうと、改善するのはなかなか難しいものです。自分の収入にあった計画を立て、無駄遣いを防ぎながらも、明るい未来へ繋がる家計管理を目指しましょう。
子どもの体調不良で旅行が中止に…キャンセル料は諦めるしかない?
保険以外のリスク回避策
家族旅行を楽しみにしていても、急な体調不良や予期せぬトラブルでキャンセルになることもあります。その際、「行けなかったショック」だけではなく、「キャンセル料の負担」も気になるものです。この記事では、家族旅行を計画する際に知っておきたいキャンセルリスクの備え方を解説します。 クレジットカードの補償や旅行キャンセル保険の活用、さらに保険以外でできるリスク回避のコツをご紹介します。
自分磨きでお金を使い切っていた30代女性…結婚を見据えて見直すべきお金の使い方と投資戦略
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、結婚を控えた30代の女性。20代の頃はスキルアップや旅行にお金を使い、貯金があまりありません。貯金の増やし方や投資の見直しについて相談したいとのこと。FPの秋山芳生氏がお答えします。
お金の悩みを安心して相談できる場所は? 中立的な立場から支援を行うJ-FLEC
無料相談や割引クーポンが利用可能
お金の悩みを相談したいというニーズはあっても、「どこに相談したらいいのかわからない」「相談するハードルが高くて踏み出せない」「金融商品を勧められそうで不安だから相談しにくい」という声はよく聞きます。そういった方でも安心して相談ができ、適切なアドバイスが得られるのが、「J-FLEC」です。2024年からスタートしましたが、まだ認知度は高くなく、利用方法を知らない方も多いでしょう。今回は、「J-FLEC」について、行われている事業やどんなサポートが受けられるかをご紹介します。
お金が貯まる人は何をしてる? 新生活で取り入れたい「貯まる人の習慣」5つ
大切なのは、楽に習慣化すること
新年度がスタートしました。心機一転、「お金が貯まる人になりたい」と思いながら、忙しい日々で特にアクションに移さないまま月日が過ぎていきそうだという人もいるでしょう。そこで、新年度の新鮮な気分のうちに、「貯まる人」が当たり前のように習慣にしていることを真似してみるのはいかがでしょうか。今回は、そんな「貯まる人」の習慣5つをお伝えします。
「高額療養費制度」の3つの課題、がん患者362人の声から見えた経済的負担の実態
情報収集の重要性
「高額療養費を使っても、生活が立ちゆかなくなった」「子どもの教育費や住宅ローンの負担も重なり、医療費の支払いがきつい」こうした“生活を揺るがす声”が多数寄せられたのが、2025年2月に実施した「がん患者の経済的負担の実態調査」です。2025年3月には、高額療養費制度の自己負担引き上げ案が一旦見送りとなり、24日には「高額療養費制度と社会保障を考える議員連盟」が超党派で設立されました。今まさにこの制度をどう見直すべきかが、社会的なテーマになりつつあります。本記事では、362人の調査結果をもとに、今ある制度の課題と、これから私たちができることについて考えます。
あなたはどちら? 貯まる人、貯まらない人の「どうせ」の言葉の使い方
「お金が貯まる人」の言葉を取り入れよう
お金が貯まる人か貯まらない人かどうかは、使う言葉によってわかることがよくあります。今回は「どうせ」という言葉の使い方です。さて、あなたはどのように使っているでしょうか。ぜひチェックしてみてください。
知らないと損する! 児童手当と子育て世代がもらえる給付金・助成金の最新情報
情報収集で家計を守る
国の少子化対策の一環として、2024年12月支給分から児童手当が拡充されました。拡充の対象者となった方はもれなく受給できていますか?今後も新たな支援が始まる予定ですが、これらの給付金や助成金は申請主義のものがほとんどです。しかも、種類や助成条件も様々なため、「我が家が対象であったとしても気付けるか不安…」という方も多いのではないでしょうか? そこで、今記事では、2025年1月末現在で制度化されている、子育て世代がもらえるお金をご紹介します。