はじめに

新しい電力会社への変更手順

STEP1:切り替えの申し込み

新しい電力会社へ変更したい場合は、各社のサービス窓口、電話、ホームページ等から切り替えの申し込みをします。契約していた地域の電力会社への解約手続きは契約者の同意に基づいて、切り替え先の電力会社に代行してもらえます。切り替え後の電気料金、契約期間、契約解除等の諸条件の説明をしっかり聞き、判断したうえで切り替えの申込みをしてください。

WARNING:: 電気の使用量によっては、切り替えしたことで電気料金が上がる場合もあるので、過去の電気使用量を調べておいて、検討している切り替え先の電気会社で変更後にメリットがどれくらいあるのかを比較してもらってください。

STEP2:スマートメーターへの交換

続いて、スマートメーターが未設置のご家庭は、スマートメーターへの交換が必要となります。スマートメーターは、通信機能を持ち、電気の使用量を遠隔で検針でき、30分ごとの使用量を測定できる電気メーターです。切り替え先の電力会社へ申し込んだ後、現在契約している地域の電力会社から交換作業についての連絡があります。工事については基本的には無料ですが、一部の電力会社では「事務手数料」等の初期費用を設定している場合があるので、事前にご確認ください。

また、切り替え申し込みの際に、お客さま番号や供給地点特定番号が必要になります。検針票にて確認するか、不明の場合は、現在契約している電力会社に問合せして確認することが可能です。

電力会社を変更する際の注意点

電力会社を変更する際には、いくつか注意すべき点がありますので、こちらも念頭においておきましょう。

まず、変更したからといって必ずしも電気料金がお得になるとは限りません。切り替えする場合には必ず各社ホームページで料金プラン、セット割引について確認し、シミュレーションしてみましょう。電力会社から届く検針票をみれば、契約内容、電気の使用量がチェックできるので、その内容を元にシミュレーションできます。

サービスや料金比較をしたうえで変更するメリットがあるのかを判断しましょう。また、気をつけたいのが短期間の解約による違約金・解約金がかかる場合もあるので、契約前には契約内容をしっかり確認することが大切です。

夏でエアコンを使うことが多く、電気代がかかってくる時期だからこそ、お金と向き合ってみてはいかがでしょうか。

この記事の感想を教えてください。