はじめに
サイドテーブルもDIY
ちょっと大物のサイドテーブル作りに挑戦してみましょう。型の形状はシンプルです。
天板にタイルを仕込んでみます。適当な位置に裏返して置いたタイルの周囲から、モルタルを詰めていきます。
モルタルを詰め終えたら、脚となる角材を差して立てます。ここでは3本脚としました。脚の長さは完成後に切りそろえてもOKです。段ボールの型がたわまないよう、外側を板材で押さえています。
1日おいてモルタルが硬化したら、型を取り外し、ひっくり返して完成です。(このサイドテーブルのモルシェ使用量は5袋)
このように、自由に造形できるモルタルDIYではさまざまなものが作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。今回はなるべく手軽な方法で作ろうと、型作りに段ボールと牛乳パックを使いました。他に使った材料はセロハンテープ、道具はハサミ、カッター、定規だけというきわめてシンプルな工作なので、DIYビギナーも親しみやすいはずです。
なお、段ボールや牛乳パックの型は、詰めたモルタルの重みでたわんでしまい、仕上がりの形状も不規則になりがちですが、それも手作りの味として楽しみたいところです。ただ、より精度の高い仕上がりを求める人は、コンパネをはじめ木材で型を作れば大丈夫でしょう。
また、サイドテーブルのように製作物のサイズが大きい場合は、モルタルの中にワイヤーメッシュを仕込むと強度が高まります。手軽さより完成度や耐久性を優先するなら、ワイヤーメッシュの使用も検討してみるといいでしょう。
さらに、型に詰めたモルタルの表面をコテでならすのも完成度を高める方法です。まずは手軽にモルタルDIYを始めてみて、少しずつレベルアップしていくのも面白そうです。