「お話を聞いて納得です、ちゃんと理にかなった作り方をされている。すばらしい商品ができあがってきました」

こう語るのは、ナチュラルコスメメイクアップアーティストの小松和子さん。自身でも多数のオーガニックコスメをプロデュースする、まさにナチュラルコスメの第一人者です。

そのプロが冒頭の賛辞を贈ったのが、流通大手イオンの手掛けるプライベートブランド「トップバリュ」が8月21日から売り出す化粧品ブランド、「トップバリュ グリーンアイオーガニック geo organics(ジーオ オーガニクス)」です。

プロをもうならせたトップバリュのオーガニックコスメとは、一体どのようなものなのでしょうか。


販売価格は1000円台から

ジーオ オーガニクスはオーガニックオイルをメインとしたスキンケア化粧品ブランドです。洗顔後はオイル→化粧水の順に肌になじませることによって、乳液なしでも肌がしっとりとするという「オイル美容法」を提唱しています。

その商品ラインナップは3種類、洗顔料3品、化粧水が1品、そして中心となる美容オイルが5品の計9商品です。

価格は洗顔料が120ミリリットルで1,620円(税込み)から、化粧水が150ミリリットルで1,944円(同)、そしてピュアオイルが27ミリリットルで1,944円(同)からと、一般的なオーガニックスキンケア商品と比べると手が届きやすい価格のようです。

国際オーガニック認証を取得

こだわる5種類の美容オイルは、植物の栄養素を壊さない圧搾法のコールドブレス製法を採用。ボトルも最後までフレッシュに使い切れるよう、二重構造のボトルになっています。イオントップバリュ商品開発担当の谷村安里さんによると、「酸化しないお醤油のボトルと似た構造になっています」とのこと。

さらにジーオオーガニクスは、国際オーガニック認証「ECO CERT COSMOS ORGANIC(エコサートコスモスオーガニック)」を取得しています。これは、原料から製造工程、梱包素材、出荷までのあらゆる工程において環境に配慮して作られたことを表す国際認証です。

谷村さんは「市場にはさまざまなオーガニック商品がある中で、どれを選んでいいかわからないとおっしゃる方、また、質に対して疑念を持たれる方もいらっしゃいます。外部基準の認証を取得することで、より明確に品質をお客様に提示できれば」と、認証を取得した背景について説明しました。

オーガニックが化粧品全体を牽引

イオンのトップバリュがスキンケア化粧品を手掛けるのは、これが初めてではありません。トップバリュシリーズで多数商品を展開するほか、より機能性を重視する層に対しては「トップバリュセレクト」として「GLAMATICAL(グラマティカル)」シリーズを展開しています。

 イオンリテールが公表したPB化粧品類のターゲットマトリクス 

イオンリテールが公表した資料によると、オーガニックコスメの市場規模は2012年の1,000億円から2017年には1,240億円となり、年6%の伸びとなっています。実際、イオン店舗でもナチュラル&オーガニックコスメが牽引役となり、オーガニック商品取り扱い店舗では化粧品関連部門の売り上げ、客数ともに前年比10~20%の伸びをみせているそうです。

イオンリテールの木下大輔ビューティ商品部長は、ジーオ オーガニクスの販売目標について「初年度は年間1億円、3年後には年間5億円の売り上げを目指します」と意気込みます。その達成に向けて、商品ラインナップを拡充させる考えもにじませました。

メイクアップアーティストの小松さんによると、日本の夏は高温多湿のため、ベタベタするオイルはあまり使われず、ジェル系のスキンケア商品がよく使われているそうです。しかし小松さんは、四季の変化に合わせてオイルの量を調節すれば、より肌に合ったケアができると強調します。

 オーガニックコスメの使い方を解説する小松和子さん 

夏は冷房、冬は乾燥、四季を通じてお肌の悩みは尽きないものです。これまでのお手入れに満足されていない方は、一度店頭で試してみてはいかがでしょうか。

(文:編集部 瀧六花子)