「あー、そっち行ったー」「おーっと、取れなーい」

床に座り込んだ男女12人が、ネットを挟んで向かい合います。その間を飛び交うバレーボール。コートの中には、オリンピックにも出場経験があるVリーグのパナソニック・パンサーズ所属の清水邦広選手や福澤達哉選手の姿もあります。

彼らが汗を流していたのは、2020年の東京パラリンピックでも実施競技として採用された、シッティングバレーボール。8月22日に開かれた、リクルートマネジメントソリューションズ(RMS)による「パラバディ研修 記者発表会」での一幕です。

パラ五輪への興味関心と観戦意向を高めるという触れ込みの、パラバディ研修。RMSがこの研修サービスを始める狙いとは、何なのでしょうか。気になる研修の中身とともに取材しました。

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