「われわれにとっては“現金”が一番の競合。(決済サービスを扱う)他の事業者とお会いする際には、一緒にキャッシュレスを進めていこうと話をしています」
8月28日に都内で開かれた記者向けの説明会で、競合事業者について聞かれたアマゾンジャパンAmazon Pay事業本部の井野川拓也本部長は、笑顔でこう答えました。
EC(ネット通販)大手のアマゾンは、提供する決済サービス「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で実店舗でのスマートフォン決済を開始すると発表しました。
政府もキャッシュレス化を推し進める中、国内ではさまざまな決済事業者が乱立しています。満を持して登場したアマゾンの店舗決済サービスは、混戦市場にどのような影響を及ぼすのでしょうか。