収益化を目的にブログをはじめたら、多くの方に読んでもらったり、SNSでシェアされたり、Googleの検索結果で上位表示されたりしたいですよね。初心者からのよくある質問に、「何記事くらい必要ですか?」「1記事の文字数はどれくらいか?」というのがあります。

これは的外れな質問です。

なぜなら、ユーザーには無関係だからです。例えばラブレター。「何枚書けば気持ちが伝わりますか?」「好きになってもらうための文字数は?」と言われても、勘違い甚だしいですよね。ブログもラブレターと同じで、まず考えるべきことは相手の気持ち。徹底的なユーザー視点です。

ブログで月3万円稼ぐ副業術をお伝えしている本連載。今回は第3回目。ユーザーに喜ばれ、Googleからも評価される(*1)、記事の書き方を解説します。

*1. Yahoo! はGoogleの検索エンジンを利用しているので、検索結果はほぼ同じ。Googleから評価されれば、Yahoo!でも上位表示されます。


桃太郎は古い。ブログで起承転結は読まれない

「よし、相手のことを思って記事を書くぞ!」

その前に残念なお知らせがあります。私たちは、小・中学校で「作文は起承転結で書きましょう」と学んだと思います。その起承転結が染み付いている場合、いい記事が書けないのです。

起承転結について、少し振り返っておきます。

起:現在の状況
承:話が展開
転:思いがけないことが起きる
結:その結果

ちょっとわかりにくいので、桃太郎を当てはめてみましょう。

起:おじいさんとおばあさんがいました
承:川に大きな桃が流れてきました
転:桃から出てきた桃太郎が、鬼退治に行きました
結:平和に暮らしました

これは、物語だから起承転結ですっきりと読めるのです。

例えば、本連載のテーマであるブログで稼ぐ方法をあなたが知りたくて、Googleで「ブログ 稼ぐ」と検索したとします。そのとき、このような記事が表示されたらどうでしょうか。

起:私は30代のサラリーマンです
承:結婚して、子どもが生まれた。幸せ!
転:あれ……なぜか家計が苦しい
結:そうだ、ブログで副業しよう!

非常に回りくどくて、知りたい情報がなかなか出てこないですよね。これでは最後まで読んでいられません。

特に、近年のウェブサイトへのアクセスは、大半がスマートフォンからです。先に解決法を提示してあげて、詳しく知りたい方は下へ読み進む記事構成にすべきです。

では、起承転結ではない読まれる記事とは一体何でしょうか。そのヒントは「ドラえもん」にあります。

ドラえもんを意識しよう! 読まれる記事は問題解決型

想像してみてください。人がウェブ検索をするとき、なぜ検索するのかを。

「告白 切り出し方」
「映画 絶対泣ける」
「銀座 接待 外国人」
「頭痛 こめかみ」
「生後6か月 寝てくれない」

キーワードは何であれ、問題を解決するための糸口をつかもうとしています。ユーザーが検索する理由は、困っているからなのです。

そこで、記事の構成を「問題解決型」にすることで、ユーザー視点にすることができます。

ここで活用したいのが、ドラえもん。

毎回、のび太に困った事態が発生し、それを解決するためドラえもんがひみつ道具を出します。そして、その道具を実際に使います。結果、のび太は一体どうなるのか……?

これが、ドラえもんの展開です。

問解未動、記事構成のテンプレート

ドラえもんから着想を得た、起承転結ではない構成は「問解未動」です。

問:困った問題が起きている
解:解決方法はこれだ
未:問題を解決したら、未来はこうなるぞ
動:あなたもやってみよう!

問解未動?こんな言葉は聞いたことがありませんよね。それはそうです。問解未動は私が考えた言葉ですので、Googleで検索しても出てきません。

ドラえもんでは、のび太がひみつ道具を欲張って使いすぎて、トホホな結末を迎えます。問解未動では、結末のみ「動」(行動:アクション)と変更しています。トホホな結末はマンガやアニメとしては面白いのですが、ここではユーザーの問題解決が目的ですので、「やってみよう!」と立ち上がりたくなる結末にしましょう。

連載第1回目の記事で、東京ディズニーランドへ行った記事を書くときは単なる日記にせず、「インスタ映えする、知られざる撮影スポット」「新パレード、おすすめ待機場所と見どころ」など、読者に役立つ記事にしましょう、とお話しました。

記事のネタを考える際、「それが誰かの悩みの解決にならないだろうか」を考えてみてください。