どの金融機関にも1人は存在するという「四季報マニア」を取り上げてきた、この連載。過去2回は、アプローチこそ違うものの、『会社四季報』を愛してやまない愛好家たちに四季報愛を語ってもらいました。

しかし、3回目の今回は「私は四季報愛好家ではありません」と断言する四季報マニア。銘柄発掘のため、会社の役に立つため、四季報を10年間読破し続けているという、いちよし経済研究所の張谷幸一・企業調査部長です。

四季報といえば、数字や文字が詰め込まれていて、なかなか手が出しづらいと考えている個人投資家にとって、仕事のために仕方なく目を通している張谷部長の読み方は参考になる部分が多いかもしれません。愛好家ではない四季報マニアは、会社四季報をどう読み込んでいるのでしょうか。

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