はじめに

「よし、ブログを始める準備ができた! さて、名前をどうしよう?」

ブログには記事の執筆者やブログの運営者を示すための、名前欄があります。この名前、ブログにおいて重要な役割を持ちます。

なぜなら、読者にブログ運営者を知ってもらうことで、「〇〇さんのブログ」として認知してもらえるからです。サイト名と運営者名のふた通りでアプローチできると、リピーターにつなげやすくなります。さらにファンになってもらえれば、ブログの更新を伝えるSNSアカウントをフォローしてくれて、記事の更新を待ち望んでもらえるでしょう。もし名前がなければ、せっかくブログを読んでもらう機会があっても、よほど魅力的なサイトでない限り一見さんで終わってしまいます。

ただ、副業ブログの場合、本名にすべきか匿名にすべきか悩みどころです。身バレによって本業に支障をきたしては元も子もないからです。

ブログで月3万円稼ぐ副業術をお伝えしている本連載。今回は第6回目。名前の決め方と、匿名と本名のメリット・デメリットをお伝えします。


「匿名・本名チェックシート」がブログの運営者名の決め手に

匿名にすべきか、本名にすべきか。漠然と考えてみても、なかなか決断できませんよね。そこで「診断チェックシート」を作りました。

まずは、以下の10個の質問で「はい」に当てはまるものをチェックしてください。

1.勤め先で副業が認められている
2.社内の人間関係が上手くいっていない
3.すでに副業ブログを運営している他の社員がいる
4.月に数十万円〜数百万円稼ぐアフィリエイターを目指している
5.ブログを軸にして、活動を広めたい野心を持っている
6.健康、美容、資産運用のいずれかをテーマにしたブログをしたい
7.独立した個としてセルフブランディングをしたい
8.性別や年齢など、架空の立場で運営したい
9.いつかは独立したいと密かに考えている
10.誰にもブログがバレたくない

それでは、診断結果をお伝えします。実は判定は簡単です。まず、偶数の項目に1つでも「はい」がある方は、匿名を選んでください。

特に4と6で「はい」と答えた方へ。本連載では、クリック報酬型のGoogle AdSenseを収益のメインにしようとお伝えしていますが、副業ブログで成果報酬型のアフィリエイトに注力したいのであれば匿名にすべきです。

商品・サービスを訴求したいという焦りから、信ぴょう性に乏しいデータを用いたり、極端な表現をしたりしがちだからです。そうならないよう十分気をつけていたとしても、掲載した商品・サービスが「本当に良いものなのか?」と、のちに問題視されることが稀にあります。

その場合、それを勧めているブログが、企業に勤める会社員の副業だとわかれば、炎上させられて本業の勤め先に飛び火する恐れがあります。

逆に、偶数にひとつも「はい」が無い方は、本名の検討が可能です。偶数が全て「はい」の場合は、ぜひとも本名で勝負しましょう。もちろん、あえて匿名を選ぶという戦略もあります。

それでは、匿名と本名のメリット・デメリットを見ていきましょう。

「ブログを匿名で運営」は自由度抜群!

匿名の場合、ゼロからのスタートになります。肩書きも人脈もない状況です。ブログを始めたことを人に告知することができないので、アクセス数が1日あたり一桁から数十の状態がしばらく続きます。

しかし、何も無い分、自由度は抜群です。特定のクラスタ(世代や趣味など似た属性を持つ人たち)をターゲットにする場合、匿名はとても有効です。

たとえば、現在28歳の女性が「20代OLのデキる女コーデブログ」を始めたとします。ブログはアクセス数が伸びてくるまで年月がかかります。読まれるようになる頃には、30代になっていることが往々にしてあるのです。もちろん30代が20代にファッション指南をしてもいいのですが、共感が得づらくなるかもしれませんよね。もし匿名のキャラクターを設定しておけば、永遠の20代を貫くことが可能になります。

ただし、自由だからといって、好きなように名乗って良いわけではありません。特に医師や弁護士などの士業を名乗るのは、詐欺罪などの刑法に抵触する恐れがあるので厳禁です。最近、医師になりすまして「このサプリメントで病気が良くなる」と言った具合に健康食品を掲載していたブログが炎上しました。

匿名のキャラクターを設定する際、仮に中の人(本人)がバレたとしても、「なーんだそうだったのか」と読者に笑って許してもらえる程度にしておきましょう。ユーザーに迷惑をかけてはいけません。

ぜひ、覚えてもらいやすく、魅力的なキャラクターをつくってください。

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