はじめに
「ブログを本名で運営」すれば自分を売り込める!
ブログを本名で運営すると決めた場合、同僚や上司に知られるのは必然です。そうであれば、「堂々とブログを運営すればいい」と私は考えています。
近年、特にIT系の企業では、ウェブサイトの社員紹介ページにSNSのリンクを掲載していることがよくあります。個人での活動を推奨しているのです。また、眼鏡チェーン店を国内外に展開するオンデーズは、フォロワー数が1万人を超えるTwitterやInstagramなどのアカウントを有する社員には「インフルエンサー手当」として月5万円を支給しています。
終身雇用が当然だった時代は、社内営業が重要視されていました。しかし、今や転職や起業が気軽に行われています。本名で社外活動するということは、個人としての価値を高めていくことになります。サラリーマンとしてのリスクヘッジにもなるわけです。
ただし、注意点があります。本名で副業ブログをするにあたり、機密保持義務など就業規則を再確認してください。また、プロフィール欄に〇〇企業に勤めていると記したとしても、社外活動の際は、一線を引きましょう。
「秘技」本名と匿名、両方の良い部分を活用したい
最後に、もうひとつの選択肢をご紹介します。
私ごとになりますが、最初のブログを始めたとき、一般企業に勤める会社員でした。副業のつもりで始めた訳ではありませんでしたが、ブログの人気とともに広告収益が得られるようになったり、読者を集めてのイベントを開催したりできるようになりました。ちなみにそのブログは、音楽に特化した内容です。
そのとき私は、本名の北野啓太郎から取って「kitano」という名前でブログを運営しました。
家族や友人、会社の同僚などには一切言わずに運営していたのですが、いつしか音楽業界で「キタノさん」として知られるようになりました。その後退職し、本名で活動することになった際、スムーズに移行することができたのです。呼び名が同じだからです。
本名の一部を使ったり、本名からもじったニックネームにしたりすると、匿名・本名のいいとこ取りができます。身バレのリスクは若干高まりますが、覚悟できる方にはおすすめです。