はじめに
2月権利確定の株主優待銘柄は小売業を中心に約140銘柄と1年の中では多い方です。今回はこの中から、時価総額が大きい銘柄(1,000億円以上)で、長期保有特典があるもののうち、昨年松井証券で買越し人数の多かった上位5銘柄をご紹介します。
なお、長期保有特典とは、株式を継続して一定期間を超えて保有すると、通常の株主優待に加え、追加の特典を受けられるというものです。このような特典がある銘柄は限られますので、優待内容に加え、ぜひチェックしてみてくださいね。
日常生活でオトクに使える!
イオン(8267)
国内有数の総合小売グループです。総合スーパーや食品スーパーを中心に、コンビニやドラッグストア、ディベロッパー、金融など、多数の企業をかかえています。
株主優待カードは、イオンやマックスバリュ、まいばすけっとなど様々なスーパー等でキャッシュバックが受けられます。また、イオンシネマでは1,000円(大人料金)で映画を観ることができますので、とってもお得ですよね。身近に優待が使える銘柄は人気なことがうなずけます。
様々な利用シーンで優待が使える!
クリエイト・レストランツ・ホールディングス(3387)
立地特性に合わせて和食、洋食、中華、エスニック、居酒屋、フードコートなど複数のブランドを展開。食べ放題の「しゃぶ菜」やイタリアンの「AW kitchen」、鳥料理の「鳥良」などがあります。
優待の利用可能店舗数が多い点や、3,000円相当分の食事ができるのは嬉しいですよね。フードコートなど家族でも利用しやすそうな店舗から、デートや女子会で使えそうな店舗まで幅広く展開しています。また、12万円程度で購入できる点も魅力です。
家電も優待を使ってGET!
ビックカメラ(3048)
ターミナル駅前で都市型家電量販店の「ビックカメラ」を展開。主要子会社には郊外型家電量販店の「コジマ」、この他にはパソコン・デジタル機器の販売が主力の「ソフマップ」もあります。
ビックカメラやコジマはよく利用する人も多いのではないでしょうか。お買い物の際、2,000円も値引きされると考えるととてもお得ですよね。こちらは権利確定が2月と8月の2回あり、長期保有特典は8月の保有でカウントされますので、注意しましょう。