社会保険料改定、年末調整、ふるさと納税…2025年下半期の【お金のイベントカレンダー】
子育て世帯の「生命保険料控除」拡充の可能性も
2025年の下半期は家計を整える大切な時期です。年初に立てた貯蓄や家計計画を振り返ったとき、「予定通りに進んでいる!」という方もいれば、「計画からずれてしまった…」という方もいるかもしれません。特に7月以降は、夏休みやシルバーウイークなどイベントが多く、出費が増えがちな時期。先々のことをイメージして、月ごとに使う金額をしっかり予算立てしておくことが重要です。この記事では、後半の家計管理に役立つポイントをわかりやすくまとめました。
「103万円の壁」、iDeCo掛金限度額の引き上げ…2025年上半期の【お金のイベントカレンダー】
税制改正により「103万円」の壁が引き上げられる可能性
2025年は、引き続き物価高が家計を直撃する年になりそうです。2024年の値上げ品目数は1万2520品目と過去3年で最少だったものの、2025年1月からはパックご飯やパン、酒類・飲料など、飲食料品3933品目の値上げが予定されています。物価高の背景には、原材料費の高騰に加え、物流費や人件費の増加があります。一方で、賢く節約や資産形成を進められるチャンスもある年です。2025年上半期には、家計に関するさまざまなイベントや注意点があります。本記事では、上半期のお金に関するポイントをわかりやすくまとめました。家計防衛のヒントとしてぜひご活用ください。
大掃除まで手が回らない…そんなあなたに「1日だけがんばる大掃除」のススメ
お部屋の状態別そうじの進め方
年末が近づいてくると少し気持ちがざわざわする大掃除。「やらなくてもいいかな」「でも皆やっているな」という気持ちの人もいれば、他のことが忙しくてなかなか大掃除に手がまわらないという人もいるでしょう。掃除用品や掃除サービスの大手ダスキンの調査によると、2023年末の大掃除実施率は52.6%。20年前より10%減少しています。大掃除をやらない理由としては、「日頃の掃除が行き届いているから」というもの。とくにコロナ禍以降、日頃からしっかりと掃除する人が増えたそうです。日頃の掃除が行き届いているおうちの方は気にする必要がありません。隅々まできちんと掃除ができていないと感じている人、そもそも部屋が散らかっていて掃除どころではない人、このような方々は1日だけがんばって掃除をしてみませんか?今回は1日だけがんばる大掃除についてご紹介します。
12月から移行される「マイナ保険証」5つのメリットと4つの注意点をFPが解説
現行の健康保険証はどうなる?
2024 年12 月から従来の保険証は発行されなくなり、マイナンバーカードと健康保険証が一体化された「マイナ保険証」を基本とする仕組みへと移行します。今回はマイナ保険証のメリットや注意点、事前準備や医療機関での利用方法についてFPが分かりやすく解説していきます。
お札全体の表面がデコボコしている理由は? 新紙幣に使われている最新技術
紙幣に使われるのが世界初の技術も
2024年7月に、一万円札、五千円札、千円札の新紙幣が発行されました。日常生活でお金を扱うなかで、旧紙幣と新紙幣が混ざっていることも増えてきましたよね。この新しい紙幣には、実はさまざまな工夫がなされ、初の最新技術も搭載されていることをご存じでしょうか。今回は、国立印刷局の公表資料と政府広報オンラインの情報から、そのいくつかの例をご紹介します。
夏服から冬服に入れ替えるだけじゃない。節約につながる「衣替え」の方法
家事もラクに
この季節の定番の家事といえば衣替え。急に涼しくなったかと思えば、30℃を超える日もあるなど、2024年は衣替えのタイミングが難しいと感じる方も多いと思います。そろそろ本格的に衣替えに手をつけてもいいでしょう。衣替えとは、ただ夏服と冬服を入れ替えるだけの作業ではありません。せっかく時間を費やしてやるのであれば、衣替えを自分にとって必要なものとそうでないものを見極め、取捨選択する作業にしてはいかがでしょうか。衣替えのタイミングで夏の衣類を整理することで、家事がラクになり節約にもつながる生活をすることができます。
冷蔵庫は?スマホの充電は? 急な停電に備えたい7つのこと
早めの備えが安心
地震や台風だけでなく、近年はゲリラ豪雨などもあり「記録的短時間大雨情報」や「線状降水帯予測情報」などが出るほどの豪雨になることもあります。その中で度々発生するのが停電。電気が使えなくなるので、生活には大きく影響します。今回は停電に備えて日頃から備えておきたいことをご紹介します。
玄関、おむつ、生ゴミの悪臭…高温・多湿の季節にできるかぎりお金をかけずににおいを防ぐ方法
ひと手間でにおいにさようなら
湿度も気温も高くなってくる季節。家の中でふとした瞬間に悪臭を感じ、いやな気分になった経験がある人もいるのではないでしょうか。しかし、においは対策をすることで意外と簡単に防げるものです。今回はできる限りお金をかけない、夏のにおい対策をご紹介します。
もしもに備えて整理しておきたい「自分の情報」9つ
何もないうちに準備を進めることが大切
大きな自然災害で自宅が倒壊してしまったとき、突然、事故や病気で万一の事態になってしまったときなどの準備はしていますか?預貯金の口座や保険の契約など、情報を整理しておくことと、そうでないとでは対応できるスピードに大きな違いが出てきます。また、インターネットでさまざまな契約ができる今、家族が亡くなったあとにも延々とサブスクリプション契約の料金が支払われていたという話もあります。今回はいざというときに困らないために、日頃から整理しておきたい「自分の情報」についてご紹介します。
カビ、害虫対策に、梅雨前に掃除しておきたいところ5つ
晴れた日が狙い目
四季がある日本。過ごしやすい春の次には、北海道を除く地域では梅雨となり、そして暑い夏がやってきます。この季節は家の中のメンテナンスにも注意が必要です。梅雨で湿度が高くなり、夏で気温が高くなるので、何もしないとカビが生えたり害虫が発生したりする事態になってしまいます。今回は、梅雨前にやっておきたい家事のポイントをご紹介します。
会社員からフリーランスになる前に絶対抑えておきたい社会保険制度
会社員はとても手厚い保障で守られている
自由な働き方を求めてフリーランスへの転身を考えている会社員の方もいらっしゃるのではないでしょうか。内閣官房日本経済再生総合事務局(令和2年5月)「フリーランス実態調査結果」によると、実際にフリーランスとして働く人たちが今の働き方を選択した理由を、6割が「自分の仕事のスタイルで働きたい」、4割が「働く時間や場所を自由にするため」と回答しています。働き方の変化は暮らしにも大きな変化をもたらします。「こんなはずではなかったのに…」とならないためには、変化について具体的に知っておくことが大切です。今回はフリーランスになる前に知っておきたい「社会保険制度」について解説します。
先延ばしにしがちな「防災グッズ」の準備、手軽に始める方法は?
ふるさと納税の上手な活用法
2011年3月の東日本大震災から、13年がたちます。最近地震の頻度が増えている地域もあり、防災グッズを準備しなくてはと思っている人も多いでしょう。しかし、日々忙しいと、つい防災について後回しになりがちかもしれません。そこで今回は、手軽にできる「防災」についての案を3つお届けします。
資産約9000万円でも厳しい?4人家族を支える45歳夫はいつサイドFIREできるか…FPがシミュレーション
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、片働きで4人家族の家計を支える45歳会社員の男性。サイドFIREを目指し投資にも励んでいますが、いつ実現可能か悩んでいるようです。FPの秋山芳生氏がお答えします。
憂鬱な大掃除を楽にする! 家事アドバイザーが使い続けるお掃除アイテム6選
水回りで大活躍
年末が近づいてくると「大掃除しなくちゃ…」と憂鬱な気分になる方もいるのではないでしょうか。日頃やっていないところの掃除は、手間がかかるものです。しかし、近年は技術の進歩で便利な掃除グッズが多く発売されています。筆者は仕事柄、数多くの掃除グッズを試していますが、今回はその中でも高い効果を実感して使い続けているアイテムをご紹介します。
ペーパーレス化をしないと年間4000円以上かかる場合も…。銀行・ガス・クレカのWEB化を進めよう
紙が有料の時代
WEB化が進む世の中ではありますが、まだまだアナログな方が便利だと感じることもあるでしょう。銀行の入出金や、クレカ・水道光熱費の明細書を、紙で確認していませんか? 振込用紙が届いて、コンビニで振り込みをしていませんか?これからの時代、WEB化を進めないと、手数料がかかってしまう恐れがあるので要注意なのです。ポイントを解説します。
私立中学進学や住宅購入・・・「2,000万円貯めたわが家はきっと大丈夫」の罠
ライフプランであぶり出された破綻リスク
これから住宅の購入と、二人のお子さんが中学校から私立へ通うことを想定しているAさん(38歳)。これまで貯めてきた貯金が2,000万円あり、今の家計状況で問題なく乗り切れるかどうかを相談しに、ファイナンシャルプランナーの筆者のもとに相談に来られました。Aさんのご家庭の家計状況と今後の対策についてみていきましょう。
野菜を使い切ることも節約のひとつ! 食費節約に役立つ使い切りレシピ
最強のお助けメニューはキーマカレー?
連日のように値上げのニュースが続く中、2023年の猛暑が野菜に影響し、さらなる値上げとなっています。このような中で食費を節約したいとなると、少しでも安いお店を探したり、安価で買える食材に置き換えたりする方向へ考えがいきがちです。しかし、日本の一般家庭の食料廃棄率は低くなく、農林水産省「食品ロス統計調査 平成26年度 」によると、世帯食の一人1日当たりの食品ロス量は40.9gで、その約半分の19.5gが「野菜類」というデータが出ています。何かを我慢するよりも、買ったものをしっかり食べきることも食費の節約につながるのです。今回は野菜を食べきるということを考えてみたいと思います。
長期金利の上限「1%をめど」に引き上げ、私たちの生活にどのような影響がある?
多くの人には短期金利の方が重要?
日本銀行が10月末に開催された金融政策決定会合にて大規模な金融緩和策を修正したことにより、日本の長期金利が上昇しています。ニュースを見ていると、日銀が金融政策を修正したことや、長期金利が上昇したことは目にする機会が増えたかと思いますが、それが具体的に私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを理解できていますか?今回は日銀の金融政策の修正や、それに伴う金利の上昇が生活に及ぼす影響を解説していきます。