はじめに

2019年が始まり、年始恒例の福袋を買った人も多いのではないでしょうか。毎年行列ができるほどの人気ですからね、買わずにいられないというのが本音かもしれません。とはいえ、福袋に入っている物が全部気に入るかどうかは、福袋の楽しみとは別物です。

むしろ1つくらいは、「ちょっと使わないかな」というものがある場合も多いと思います。今までそういった品物は、タンスの中に押し込んだり、捨ててしまったりしていたかもしれません。でも、今年からは売ってみましょう。意外と需要があったりしますよ。


検索ワードでわかる人気福袋人

福袋については、ヤフオク!で「福袋」というキーワードと一緒に検索されているキーワードのランキングのデータがあります。

その中で1位になっているのは「スターバックス」。毎年人気になっているので、当然といえば当然かもしれませんね。2位は「ヨドバシカメラ」、3位は「ジェラートピケ」、4位は「アンダーアーマー」、5位は「タリーズ」です。集計期間は1月1日〜1月7日までで、データはヤフオク!からいただいています。

このことからわかることは、ユーザーが気にしている福袋のブランドです。抽選で買えなかった福袋や数が少なくかなり激戦の福袋などありますが、もともとブランド自体に人気があるのだと思います。なので、もしこれらの福袋を買って、その中で使わない物があれば出品してみるのがオススメです。

福袋の中身を売るときのポイントは4つ

■できるだけ早いタイミングで売る

福袋に入っている商品は、使わないと思ったらすぐに出品をします。というのも、けっこう季節物が多いので、タイミングがずれると売りにくくなってしまうのです。2月、3月になると春物が意識されてくるため、冬物の需要は減って行く傾向にあります。そういう市場の中で出品するよりは、まだまだ冬物が必要です!という雰囲気の中で出品した方が売りやすいのです。

■タグはとらない

福袋の中を見たときに、使うか使わないかは一瞬の判断で決まると思います。一般的に言われる直感です。もし「使わないな」と思ったら、タグはとらずにそのままの状態を保ちましょう。フリマなどに出品するとき、タグ付きとタグなしでは、値段に大きな差が出ることがしばしばです。タグは新品未使用の証明にもなるからです。

■ブランド名や買った場所も明記

出品作業では商品説明を記入しますが、そのときにはブランド名はもちろんですが、買った場所も書いておきましょう。ブランド名に関しては、検索ワードになることが多いからです。片仮名表記、アルファベット表記の両方を書くと検索されやすくなります。
買った場所に関しては、「○○百貨店限定」などレア感が出せる可能性もあります。また、地方に住んでいる人が買うこともけっこうあったりします。

■新品でも状態チェック

福袋に入っている商品は、いずれも新品だとは思うのですが、念のため商品の状態は確認しておきましょう。もしかしたら、傷や汚れがあるかもしれません。商品説明にダメージを書かずに出品をしてしまうと、それが大きなトラブルに発展する可能性があるので、油断しがちな新品だからこそ念入りのチェックは必要です。

自分なりの福袋を作ってしまう

福袋の売り方としては、自分で作ってしまうというやり方もあります。1つのブランドでまとめるのもいいですし、似たようなブランドを混ぜてオリジナルの福袋を作るのも手です。たとえばスタバとタリーズの商品を一緒にして1つの福袋を作るというイメージです。

ただ、オリジナルの福袋を出品するときには、中に何が入っているのかを明記しなければなりません。届いてからのお楽しみというのはルール違反ということです。これはメルカリやラクマ、ヤフオク!共通のルールとなっていますし、そもそも中身がわからない福袋をユーザーが買うとは思えませんね。加えて食品であれば賞味期限の明記は必要です。

衣類に関しては、スポーツメーカーでそろえる、カジュアルなブランドでそろえるなど、買う側の視点になることが大切です。それと、サイズの統一も必要ですね。SサイズからLサイズまで一緒にしてしまうと、使える物が少ないということで興味を持ってもらえなくなってしまいます。

お正月に買う福袋は、買うことに楽しさや意味があるのはもちろんですが、買った後のこともしっかり考えておく必要があります。使わない物があったからといってガッカリせずに、「だったら使ってくれる人に譲ろう」という考えを持つことで、本当にお得な福袋になってくるというわけです。

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