はじめに

オン&オフで満たされていますか?

評価の機会はある一方、経験が増えるにつれ、出来て当たり前の範囲も増えてきます。また、接客業や対外的な業務の際に相手からの要求が高くなることや、トラブルの対応をこなす責任が出て来ることもあるでしょう。

管理職になると自分の頑張りだけではどうにもできない要素も自身の評価になります。責任も増えてちょっとやそっとでは褒められなくなるという経験をお持ちの方もいると思います。

では、視点を変えて、プライベートを欲求階層説でみると皆様どの欲求まで満たされていますか?

たとえば家族やパートナーと捉えてみましょう。一緒に住んでいるかどうかも気持ち的には影響するでしょうが、自身が結婚しているかどうか、安定した関係性のパートナーがいるかどうかは、所属欲求に関わってくると考えられます。

国立社会保障・人口問題研究所の人口統計資料集2018年のデータからも、全婚姻において、また初婚においてどちらも年々男女ともに平均年齢が高くなっていることから、昔に比べ、プライベートでの所属欲求が満たされる時期が後にずれ込んでいることが伺えます。

また、所属欲求が満たされたとして、次の承認欲求についても、仕事で満たされる承認欲求とはまた別物ですよね。家族やパートナーに対して定期的に、定量的・定性的なフィードバックを期待してしまうと、得られない時に不満につながることがありますし、不安を感じることもあるでしょう。

満たされる環境を作り出す心の花束

そこで、「認めて欲しい」という人としての素直な欲求を、仕事でもプライベートでも満たせる環境づくりの一歩を踏み出すコミュニケーションテクニックをご紹介します。

性別、年齢、国籍問わず、人の心に届き、心の扉を開くツールで【心の花束】です。

相手が心の花束を受け取り、心が満たされた感覚を得ると、相手も心の花束を使うようになります。最初のバトンは自分が持っています。ぜひ誰かに渡してあげてください。心の花束は循環して必ず自分にも返ってきます。

相手の「認めてほしい」を満たす「心の花束」の渡し方
Step1:まず相手を観察し、少しでも良いなと思うところを見つけましょう。
Step2:良いことを見つけたら何を評価したいか、事柄を整理し、評価した理由を考えましょう。
Step3:評価した内容は近い将来どんな役に立つかその意味を考えましょう。
Step4:評価したことが周囲に及ぼす影響を考えましょう。
Step5:Step4までを言語化し、さらに自分はどう思っているか強調して伝えましょう。

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