はじめに
ステップ3 ストック記事とフロー記事で構築する
新規記事を増やしていく際、「ストック記事」と「フロー記事」を意識しましょう。
・「ストック記事」 定番の記事
・「フロー記事」 旬な話題、SNS拡散狙い
まず、ストック記事とは、陳腐化しづらい記事のことです。
たとえば、「賃貸マンション住まいでの車庫証明の取り方」「外出先で車のバッテリーが上がった!最初にすべきこと」「スズキ・ワゴンR、初代から6代目までの違いと中古車選びのコツ」など。
こうした記事は、今すぐ読むというより、必要なときに読んでもらいたい位置付けになります。しかも、数年後にも使えってもらえるハウツーやカタログのような内容です。もし、法改正などで内容が合わなくなった時は、リライトや追記で記事のメンテナンスも可能です。
そしてフロー記事は、逆に陳腐化しやすい記事となります。フロー記事の代表は、ニュースです。新聞やニュースサイトを見る際、わざわざ3日前や1週間前の記事を読まないですよね。
また、SNSでの拡散を狙った記事もフロー記事です。たとえば、「話題のハリウッド映画〇〇に、日本の名車〇〇が登場!」「今すぐ買いたい1万円以下の最新ドライブレコーダー5選」など。フロー記事は、月日が経つにつれて価値が下がります。
フロー記事は、既存ユーザーに楽しんでもらったり、SNSアカウントのフォロワー数を増やしたりする際に有効です。
ブログを立ち上げた初期の頃は、ストック記事の割合を多めに増やしていくのが良いでしょう。そもそもの読者数が少ないので、旬な記事を書いても読まれないからです。フロー記事は、ある程度アクセス数が増えてから公開するのがおすすめです。
役に立つ特化型ブログを目指そう!
今回解説したブログ活用術では、商品・サービスに申し込んでもらうのが目的です。サイト内全体に、購入先や予約先を記載するのを忘れないでください。
また、SNSのアカウントをフォローしてもらったり、メールマガジンに登録してもらったりする導線も用意し、長くお付き合いいただける関係性も築きましょう。 今は申し込みに至らなくても、いずれお客様になってくれる可能性があるので。
それでは、あなたの専門知識をフル稼働して、ユーザーに役立ててもらえる特化型ブログ(専門サイト)を作って行きましょう!