結婚

“ありのまま婚”がイマドキ 大変化する結婚式の条件

多様化進み、参加者巻き込み型も

一生に一度の大イベントとなる結婚式。これから式を挙げる予定のある人は、絶対に失敗したくないし、心に残る最高の一日にしたいですよね。

でも、「ああしたい」「こうしたい」というたくさんの理想がある一方で、日程、会場、衣装選び、招待客のリストアップ、そして、気になる予算など、どうしたらいいのかわからないことだらけという人も多いのでは。

そこで今年1月に入籍し、ちょうど今、結婚式はどうしようか悩んでいる筆者が最新の結婚式事情を探ります。今回は、ブライダルマーケットの調査・研究を行うリクルート ブライダル総研の鈴木直樹所長に、カップルもゲストも大満足できるイマドキ結婚式の条件をくわしく聞いてきました。


結婚式費用平均は約360万 ゲストに対する費用が増加

「結婚式を挙げたい」と思ったときにまず気になるのは費用。『ゼクシィ』などの結婚情報誌を手に取ると、豪華ホテルでのセレブなプラン、海外や離島でのリゾートウェディング、家族だけのプライベート婚など、さまざまな選択肢があって目移りしますが、実際に結婚式を挙げた方はいったい総額どれくらいかけているのでしょうか?

「最新の挙式・披露宴などの結婚式費用は平均359.7万円で、前年の調査から7万円増加しています。挙式・披露宴に450万円以上かけるカップルが増えたこともあり、平均値を上げました」と鈴木直樹さんは話します(数値は「ゼクシィ 結婚トレンド調査2016調べ」)。

結婚式費用を項目別にみると、増加傾向にあるのは、料理やドリンク、招待客へのギフト、衣装など。

「昨今の結婚式のキーワードのひとつが“おもてなし”です。自分たちのためではなく、ゲストに楽しんでもらえる結婚式にしたいという意向が、最近すごく高まっています。そのため、料理やギフトなど招待客一人あたりにかける金額が高くなっています」(鈴木さん、以下同)

 リクルート ブライダル総研の鈴木直樹所長

友達を巻き込む参加型の結婚式が人気

昔の結婚式は、「家」と「家」との結びつきを深める儀式という意味合いが強く、招待客としても親戚や両親の知り合いなどが多く参加するものでした。しかし最近は、結婚式をすることによって友人など自分たちの周りの身近な人との関係性を確認し、その絆を強固にしたいという思いが高まっているそうです。

そのためゲストの内訳をみると親族が少なくなり、友達の数が増加しているといいます。

「今の時代は結婚式をすることが目的ではなく、身近な人にこれまでの感謝を伝え、友達との共通のイベントとして、楽しみ思い出を作る機会という感覚が強くなっています」

「お祝いを受ける側」「お祝いする側」というこれまでのキャッチボールの関係性から、ゲスト参加型で、その場にいる全員で一緒に楽しめるような演出が増えているのだそう。

 友人が作った神輿に新郎を乗せて会場を一周

「おもてなしの一歩先の、『みんなで楽しみましょう』という動きが最近は活況です。例えば、新郎新婦が学生時代にダンスサークルに入っていたとすると、これまでは披露宴の出し物として友人がダンスをして、新郎新婦は高砂から、その様子を見て楽しむことが一般的でした。それが今は、新郎新婦も一緒にダンスをして、みんなでその場の空間を作り上げて楽しむようになっています」

ほかにも、二人のプロフィール紹介や映像演出を友人に企画してもらうことや、数年前から注目されているフラッシュモブのような参加者全員を巻き込んでいく演出が人気だといいます。

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