はじめに
ドローンのモーター技術を採用
コンパクトで軽量の商品も目立ちます。「ブルーフィール プロ」(2,916円)は、ファンの直径6センチ、長さ16センチと手のひらサイズ。重さは約100グラムです。
大きさも重さも一般的なハンディファンの半分ほどですが、スイッチを押すと、見た目からは考えられない強力な風が吹き付けます。最大風速は11メートル/秒です。
最大で24時間稼働する、ドローンのモーター技術を活用したタイプ
強い風を出す秘密は、ドローンに使われるモーター技術を採用したこと。風が分散しないようにファンの構造も工夫しています。
他のコンパクトタイプの製品では、ポケットにすっぽり収まり、持ち運びやすいスマートフォンのような形のファンもありました。
ポーチに入れてメーク直しも簡単
涼しさに加え、身だしなみや美容に役立つ、プラスアルファの機能を付けたタイプも登場しています。コンパクトタイプの「パフィーファン」(1,599円)は、ミラー付きなのでメーク直しも簡単にでき、ポーチに入れておくと活躍しそうです。
風と一緒に香りが楽しめるのは「トフィーLEDアロマファン」シリーズ(2,700円)。専用のアロマパッドに別売りのエッセンシャルオイルを付けてファンの中央部分にセットすると、ほのかな香りが漂います。ファンの周囲はLEDライトが光り、ムーディーな雰囲気になります。
LEDで光る商品も登場
ハンディタイプではありませんが、会場にはファンを使ったリュックタイプの商品もありました。
手持ちのリュックにストラップで装着すると、ファンが空気を取り込み、背中にたまった熱や湿気を逃がす「空調リュック」です。自転車通勤するビジネスパーソンからのニーズが多く、メーカーの担当者は「梅雨で蒸れやすい季節にもお勧めです」と話しています。
選ぶのに迷うほど多くの種類が出ているハンディファン。持っているだけで気分が楽しくなるお気に入りを見つけて、外出のお供にすると、暑い夏も清々しく乗り切れるかもしれません。